バインダ

バインダ一覧画面に表示するバインダ数の初期値設定

バインダ一覧画面に表示するバインダ数の初期値を設定します。

表 バインダ一覧に表示するバインダ数設定

親要素 default-values.brd
要素 名称 初期値 説明
binderPageSize 20 バインダ一覧画面に表示するバインダ数の初期値。
記述例 <binderPageSize>20</binderPageSize>

バインダ一覧画面のナビゲーション表示設定

バインダ一覧画面におけるページ移動ナビゲーションの表示を設定します。

表 バインダ一覧画面のナビゲーション表示設定

親要素 default-values.brd.binder-list
要素 名称 初期値 説明
enable-top-page-navi false バインダ一覧画面の上部にもページ移動ナビゲーションを表示するかどうかを設定。
true : 表示する
false : 表示しない
記述例 <enable-top-page-navi>false</enable-top-page-navi>

バインダおよびキャビネットの公開範囲の初期設定

バインダおよびキャビネットの「公開レベル」と「公開先」の初期値を設定します。

表 バインダおよびキャビネットの公開範囲の初期設定

親要素 default-values.brd.binder
要素 名称 初期値 説明
default-restrict-view-flag false バインダおよびキャビネットの「公開レベル」の初期値。
true : 非公開
false : 公開
default-restrict-viewer primary default-restrict-view-flag=true時の
バインダおよびキャビネットの「公開先」の初期値。
primary : 作成ユーザのプライマリ所属グループ
assigned : 作成ユーザが所属するグループおよびプロジェクト
empty : 設定しない
記述例 <default-restrict-view-flag>false</default-restrict-view-flag>
<default-restrict-viewer>primary</default-restrict-viewer>

バインダ作成時の文書アクセス権限の設定

バインダ作成時の文書アクセス権限の各項目の初期値を設定します。

各項目の設定値は共通です。また複数設定する場合はカンマ区切りで列挙してください。

表 バインダ作成時の文書アクセス権限の設定

親要素 default-values.brd.binder.default-permission
要素 名称 初期値 説明
create BinderReader
DocManager
FormDesigner
文書アクセス権限「登録」権限のチェックボックスを
ONにするユーザ種別。
read BinderReader
DocManager
FormDesigner
DocRegAccount
文書アクセス権限「閲覧」権限のチェックボックスを
ONにするユーザ種別。
update DocManager
FormDesigner
DocRegAccount
文書アクセス権限「更新」権限のチェックボックスを
ONにするユーザ種別。
delete DocManager
FormDesigner
DocRegAccount
文書アクセス権限「削除」権限のチェックボックスを
ONにするユーザ種別。
bulk-operation (設定なし) 文書アクセス権限「一括操作」権限のチェックボックスを
ONにするユーザ種別。
記述例 <default-permission>
<create>BinderReader,DocManager,FormDesigner</create>
<read>BinderReader,DocManager,FormDesigner,DocRegAccount</read>
<update>DocManager,FormDesigner,DocRegAccount</update>
<delete>DocManager,FormDesigner,DocRegAccount</delete>
<bulk-operation></bulk-operation>
</default-permission>
※複数設定する場合はカンマ区切りで列挙してください。

表 文書アクセス権限の設定値と意味および各権限への設定

設定値 意味 各権限への設定(○…設定できる、×…設定できない)
登録 閲覧 更新 削除 一括操作
BinderReader バインダ閲覧可能者
DocManager 文書管理者
FormDesigner バインダ設計者
DocRegAccount 文書登録者 × ×

キャビネット公開先継承機能の有効/無効の設定

キャビネット公開先継承機能の有効/無効を設定できます。 なお、機能を有効にした状態で運用後に無効にすることは原則できません。 いずれかのキャビネットで継承する設定を保持したまま機能を無効化すると、権限チェックが正しく行われないためです。 運用後に機能を無効化する場合は、すべてのキャビネットで継承を無効にした状態で行う必要があります。

表 キャビネット公開先継承機能の有効/無効の設定

親要素 default-values.hibiki.binder.restrictViewSubordinate
要素 名称 初期値 説明
enable true キャビネット公開先継承機能の有効/無効を設定します。
ture:キャビネット公開先継承機能を有効にする。
false:キャビネット公開先継承機能を無効にする。
記述例 <hibiki.binder.restrictViewSubordinate>
<enable>true</enable>
</hibiki.binder.restrictViewSubordinate>

ビュー定義の表示項目の詳細設定

文書一覧に表示される表示項目の詳細を設定する機能の有効/無効を設定できます。機能を無効にした場合、ビュー定義の表示項目設定タブには、項目の詳細設定エリアが表示されません。従来の画面構成と同様になります。

表 ビュー定義の詳細設定エリア表示設定

親要素 default-values.brd.editview.
要素 名称 初期値 説明
per-column-settings true ビュー定義の表示項目の詳細設定機能の有効/無効を設定できます。
true:詳細設定機能を有効にする
false:詳細設定機能の無効にする
記述例 <per-column-settings>true</per-column-settings>

文書一覧画面の総件数表示の初期値設定

文書一覧画面の表示を定義する「ビュー定義」の「基本情報設定」にある「総件数表示」の初期値を設定します。

表 文書一覧画面の「1ページの表示件数」の初期値設定

親要素 default-values.brd
要素 名称 初期値 説明
displayNumberOfRecord true 「ビュー定義」の「基本情報設定」にある「総件数表示」の初期値。
true : 表示
false : 非表示
記述例 <displayNumberOfRecord>true</displayNumberOfRecord>

文書一覧画面でのアカウント名によるソート可否の設定

文書一覧画面にアカウント名を表示させた場合に、そのアカウント名でソート可能か否かを設定します。

アカウント選択部品(ポップアップ) を用いた場合と、アカウント選択部品(メニュー)を用いた場合のそれぞれでソートの可否を設定できます。

表 文書一覧画面でのアカウント名によるソート可否の設定

親要素 default-values.cab.account-choice
要素 名称 初期値 説明
enable-sort true アカウント選択部品(ポップアップ)を表示させた場合のソート可否。
true : ソート可能にする
false : ソート不可能にする
親要素 default-values.cab.account-list
要素 名称 初期値 説明
enable-sort true アカウント選択部品(メニュー)を表示させた場合のソート可否。
true : ソート可能にする
false : ソート不可能にする
記述例 <account-choice>true</account-choice>
<account-list>true</account-list>

一覧でのリッチテキスト中の画像に関する権限制御の設定

SmartDBでは文書一覧の表示に関しては、部品やブロック単位でのフィルタ(閲覧可能条件など)表示制御を行っていません。そのため、一覧上では文書を開いた際には見えないはずの部品が表示されていることもあります。その影響から、リッチテキスト中の画像については初期状態では画像単体での閲覧権限チェックを行なっておりません。下記の設定でリッチテキスト中の画像についても厳密な権限制御を実施することができます。

なお、この設定をtrueにした場合、文書詳細画面で表示されないリッチテキストが一覧上で表示されている場合に、一覧上のみ画像が「×」アイコンになります。

表 一覧でのリッチテキスト中の画像に関する権限制御

親要素 default-values.hibiki.brd.richtext
要素 名称 初期値 説明
enable-image-permission-check false trueに設定すると画像に対して厳密な制御が行われます
記述例 <enable-image-permission-check>true</enable-image-permission-check>

検索時に複数項目の選択が可能な部品を使用時の検索方法の設定

検索時に複数項目を選択することができる部品を検索条件とする際に、DB検索で対応する検索条件の上限となる閾値を設定します。

検索条件に設定した項目の数が閾値以下の場合、DBを検索する時点で設定した項目を検索条件に設定しDBの検索結果をそのまま検索結果として利用します。一方、検索条件に設定した項目の数が閾値を超える場合は、DB検索時には複数選択可能な部品に関する条件を除いた形で検索し、DBの検索結果に対しアプリケーション側でフィルタリングしたものを検索結果として利用します。

表 複数選択部品使用時の検索方法設定

親要素 default-values.cab.subset
要素 名称 初期値 説明
finder-threshold 200 複数選択部品を検索する際にDB検索で対応する検索条件の上限となる閾値。
記述例 <finder-threshold>200</finder-threshold>

検索パネルの旧バージョン互換表示設定

文書一覧画面の検索パネル(検索ボックス)を旧バージョンの表示に設定することができます。

Ver.3.x以降(デフォルト)

Ver.1.3.2~Ver.2.x

Ver.1.3.1以前

表 検索パネルの旧バージョン互換表示設定

親要素 default-values.template.smartdb.documentlist
要素 名称 初期値 説明
search-box 未設定 検索パネルの旧バージョン互換表示設定
※あくまで一時的な互換表示のみを目的とした設定であり、一部動作しない可能性がありますので全ての機能がサポートされるわけではありません。
※将来バージョンで非公開パラメータとなりますのでご注意ください。
未設定:Ver.3.x以降と同等

/template/smartdb/documentlist/search-box-1.3.2.vm:Ver.1.3.2~Ver.2.x 互換表示
/template/smartdb/documentlist/search-box-1.3.1.vm:Ver.1.3.1以前互換表示
記述例 <template.smartdb.documentlist.search-box>
/template/smartdb/documentlist/search-box-1.3.2.vm
</template.smartdb.documentlist.search-box>

「一度に操作可能な件数」の最大値の設定

ビュー定義の「一括操作」における、「一度に操作可能な件数」の最大値を設定できます。設定値を超えた値を「一度に操作可能な件数」に入力すると、設定時にエラーとなります。

表 「一度に操作可能な件数」の最大値設定

親要素 default-values.hibiki.brd
要素 名称 初期値 説明
bulkOperationMaxRecords 500 「一度に操作可能な件数」の最大値。
記述例 <hibiki.brd.bulkOperationMaxRecords>300</hibiki.brd.bulkOperationMaxRecords>

「一度に操作可能な件数」の初期値の設定

ビュー定義の「一括操作」における、「一度に操作可能な件数」の初期値を設定できます。

表 「一度に操作可能な件数」の初期値設定

親要素 default-values.hibiki.brd
要素 名称 初期値 説明
bulkOperationRecords 100 「一度に操作可能な件数」の初期値。
記述例 <hibiki.brd.bulkOperationRecords>80</hibiki.brd.bulkOperationRecords>

通知メール送信先の設定

直接入力によって設定する通知メールの宛先に対して、ドメイン名による送信制限を設定します。 この設定は、直接入力が可能な「差出人」「宛先」「固定宛先」の全てに適用されます。

未設定時、直接入力した宛先への通知メール送信は、全て禁止されます。送信を許可するアドレスやドメインを指定することで、送信が可能となります。

設定を複数の宛先に対して行う場合、カンマ区切りでドメイン名を並べることで設定が可能です。

表 宛先を直接入力する場合に送信を許可する宛先の設定

親要素 default-values.system.mail
要素 名称 初期値 説明
destination.allow 未設定 送信を許可するアドレス.ドメインを指定
(直接入力したアドレスにのみ有効)
記述例 <system.mail.destination.allow>dreamarts.co.jp</system.mail.destination.allow>

記述例の場合、dreamarts.co.jpというドメインのメールアドレスには、通知メールの送信が許可されます。

表 宛先を直接入力する場合に送信を制限する宛先の設定

親要素 default-values.system.mail
要素 名称 初期値 説明
destination.deny 未設定 送信を制限するアドレス.ドメインを指定
(直接入力したアドレスにのみ有効)
記述例 <system.mail.destination.deny>
sample.dreamarts.co.jp, hibiki.dreamarts.co.jp
</system.mail.destination.deny>

記述例の場合、sample.dreamarts.co.jpと、hibiki.dreamarts.co.jpというドメインのメールアドレスには、通知メールの送信ができません。

許可・制限設定に共通の設定方法

設定を複数の宛先に対して行う場合、カンマ区切りでドメイン名を並べることで設定が可能です。

"*"(アスタリスク)を指定することで、任意のドメインに対する制限設定を行うことが可能です。

<system.mail.destination.allow>*</system.mail.destination.allow>

この場合、直接入力にて宛先に設定された全てのドメインに対して、メールの送信が許可されます。

通知定義機能の添付ファイル名のエンコーディング設定

SmartDBでは添付ファイル名をUTF-8でエンコードを行っています。この為、UTF-8 エンコードに対応していないメールクライアントの場合、添付ファイル名が規定通り解釈されず、文字化けする場合があります。

本機能を有効にすることで、添付ファイル名のエンコードをUTF-8以外に変更することが可能です。本機能はお使いのメールクライアントに合わせて設定してください。

本機能が有効な場合、添付ファイル名のエンコードは以下のようになります。

宛先ユーザのロケール 添付ファイル名のエンコード
日本語 ISO-2022-JP
簡体字中文 GB2312

本機能を有効にする場合、 【送信メールのエンコード設定】 「(default-values.system.mail.localize-encoding)」を”true”に設定する必要があります(※)。「送信メールのエンコード設定」がtrue以外の場合や、未設定の場合、本設定は無効になります。

※「送信メールのエンコード設定」を"true"を設定した場合、「~」「\」等、正しく表示されない文字があります。

表 通知定義機能の添付ファイル名のエンコーディング設定

親要素 default-values.system.mail
要素 名称 既定値 説明
localize-encoding-for-filename false true:添付ファイル名のエンコードを件名と同じエンコードにする
false:添付ファイル名のエンコードをUTF-8にする
記述例 <default-values>
<system><mail>
<localize-encoding>true</localize-encoding>
<localize-encoding-for-filename>true</localize-encoding-for-filename>
</mail></system>
</default-values>

定期処理で利用するURLの設定

SmartDB Ver.2.2.0より追加された定期処理はQuartz SchedulerというSmartDB内部のプロセスで実現しています。

このプロセスはhibiki.xml(/etc/hibiki/hibiki.xml)のcontextUrlの設定に従って動作しますが、APサーバからcontextUrlに指定されたアドレスに接続できない場合に(※1)Quartz Schedulerが動作できず、定期処理が利用できない場合の設定です。

※1:例としてSSLのために外部のURLとAPサーバ間の内部のURLが異なる設定の場合があります。ただし環境によっては接続可能な場合もあります。

表 Quartz SchedulerのURLの設定

親要素 default-values. system.webservice
要素 名称 初期値 説明
contextUrl - SmartDB APサーバのhttpアクセス可能なURL、またはそのフロントとなるアクセス可能なURLを設定します。
指定があればcontextUrlは参照しません。設定がない場合はhibiki.xmlのcontextUrlに従って動作します。
記述例 <system.webservice.contextUrl>http://localhost:8080/hibiki</system.webservice.contextUrl>

一度に送信できる宛先の最大数設定

一度にメールを送信できる宛先の最大数を設定します。設定は次の機能に対して有効です。

  • バインダの通知定義
  • メール送信イベントハンドラ

一度にメールを送信できる宛先の最大数が設定されている場合、設定値を越える宛先が設定されたメールはどの宛先に対しても送信されません。

表 一度に送信できる宛先の最大数設定

親要素 default-values.system.mail
要素 名称 初期値 説明
destination.max 未設定 一度にメールを送信できる宛先の最大数を設定
記述例 <system><mail>
<destination.max>50</ destination.max>
</mail></system>

初期値は未設定です。未設定の場合、一度にメールを送信できる宛先の数に制限はありません。 なお、一度にメール送信できる宛先の最大数を指定しても、下記条件を満たす場合は制限が無視されます(Ver.4.0.5以前のバージョンまで)。

  • バインダの通知定義の場合に、送信者が下記のいずれかの権限を保持している。
  • INSUITEの「管理権限ユーザ・グループ」
  • SmartDBの「システム管理者」
  • イベントハンドラのメール送信の場合に、送信者が下記のいずれかの権限を保持している。
  • INSUITEの「管理権限ユーザ・グループ」
  • SmartDBの「システム管理者」
  • 全体プロセス管理者

通知メール(定期処理)に対する文書数の上限値に関する設定

通知メール(定期処理)に対して、送信可能な文書数の上限を設定する場合に使用します。 この制限値を超えた場合は、送信失敗のメールが送信者宛てに送付されます。

表 通知メール(定期処理)の文書数の上限値に関する設定

親要素 default-values.system.mail.document
要素 名称 初期値 説明
max 0 通知メール(定期処理)の文書数の上限値。「0」の場合は無制限である。
記述例 <document>
<max>0</max>
</document>

通知ボタンの表示条件設定

文書更新時の通知定義が「手動」の場合、文書の更新権限がないユーザが閲覧した場合にも通知ボタンを表示するかどうかを設定します。

表 通知ボタンの表示条件設定

親要素 default-values.brd.doc-view.notify-button
要素 名称 初期値 説明
require-update-authority true 文書更新権限のないユーザが閲覧した際に、通知ボタンを表示させるかどうかを設定。
true : 表示しない
false : 表示する
記述例 <brd>
<doc-view><notify-button>
<require-update-authority >true</require-update-authority >
</notify-button></doc-view>
</brd>

通知メール内に表示するフォーム構成部品の設定

通知メール内における閲覧権限および閲覧可能条件が設定されたフォーム構成部品の表示有無を設定します。

表 通知メール内の部品表示設定

親要素 default-values.brd.binder.notify
要素 名称 初期値 説明
available-items 0 通知メール内におけるフォーム構成部品の表示有無を設定。
0 :“通知実施者”の閲覧権限に従う
1 :“通知メール受信者”の閲覧権限に従う
2 :“通知実施者”の閲覧権限と、
“通知実施者”の閲覧可能条件に従う
3 :“通知メール受信者”の閲覧権限と、
“通知メール受信者”の閲覧可能条件に従う
記述例 <available-items>0</available-items>

ユーザAを通知実施者および通知メール受信者とし、ユーザBを通知メール受信者とした場合の、設定値ごとの受信メールの表示有無は下図のようになります。

表 権限および条件と設定値ごとの表示有無パターン

ユーザ 権限および条件 設定パターン(OK…権限あり/条件を満たす、NG…権限なし/条件を満たさない)
ユーザA 閲覧権限 OK OK OK OK OK OK NG NG NG
閲覧可能条件 OK OK OK NG NG NG NG NG NG
ユーザB 閲覧権限 OK OK NG OK OK NG OK OK NG
閲覧可能条件 OK NG NG OK NG NG OK NG NG
設定値 メール受信者 表示有無(○…表示、×…非表示)
0 ユーザA × × ×
ユーザB × × ×
1 ユーザA × × ×
ユーザB × × ×
2 ユーザA × × × × × ×
ユーザB × × × × × ×
3 ユーザA × × × × × ×
ユーザB × × × × × ×

フォーム構成部品の背景色の初期値設定

フォーム構成部品の背景色の初期値を設定します。

表 フォーム構成部品の背景色(初期値)の設定

親要素 default-values.cab.item
要素 名称 初期値 説明
default-background-color #FFFFFF フォーム構成部品の背景色となる色名もしくはカラーコード。
記述例 <default-background-color >#FFFFFF </default-background-color >

カテゴリ管理機能の権限設定

カテゴリ管理機能の権限の付与条件の設定を変更できます。

表 カテゴリ管理機能の権限設定

親要素 default-values.hibiki.category.authority
要素 名称 初期値 説明
expand-project true カテゴリ権限機能の付与条件の設定
true : プロジェクト下位のグループにも権限を与える。
false : プロジェクト下位のグループには権限を与えない。
記述例 <expand-project>true</expand-project>

文書親子機能に関する設定

表 階層数の初期値の設定

親要素 default-values
要素 名称 初期値 説明
hibiki.brd. hierarchy.depth-restrict.default 5 階層数の初期値を設定します。
記述例 <hibiki.brd>
<hierarchy.depth-restrict.default >10</hierarchy.depth-restrict.default>
</hibiki.brd>

表 階層数の最大値の設定

親要素 default-values
要素 名称 初期値 説明
hibiki.brd. hierarchy.depth-restrict.max 30 階層数に入力可能な最大値を指定します。
記述例 <hibiki.brd>
<hierarchy.depth-restrict.max >50</ hierarchy.depth-restrict.max>
</hibiki.brd>

ユーザ・グループ選択画面の動作設定

ユーザ・グループ選択画面の初期選択タブや表示対象ユーザ等を設定します。

表 ユーザ・グループ選択画面の動作設定

親要素 default-values.system.account.selector
要素 名称 初期値 説明
default-view custom ユーザ・グループ選択画面の初期選択タブ。
tree : 全組織
role : 役職
custom : カスタム
search : 検索
親要素 default-values.system.account.selector
要素 名称 初期値 説明
select-disabled true 廃止グループの表示有無を設定するチェックボックスの表示/非表示を設定。
true : 表示する
false : 表示しない
親要素 default-values.system.account.selector
要素 名称 初期値 説明
select-restricted true ファイル共有限定ユーザを選択可能にするかどうかを設定。
true : 選択可能にする
false : 選択不可能にする
親要素 default-values.system.account.selector
要素 名称 初期値 説明
sort-selected true 選択済み一覧内の表示をソートするかどうかを設定する。
true : ソートする
false : ソートしない
親要素 default-values.system.account.selector
要素 名称 初期値 説明
js-selectable 200 以下のユーザ・グループ選択時での最大選択可能数を設定。
アカウント選択(メニュー)部品に選択可能アカウントを設定する場合の選択画面
フィルタ定義の検索条件にユーザ・グループを設定する場合の選択画面
文書一覧の検索対象にアカウント選択(ポップアップ)部品を設定した場合の選択画面
親要素 default-values.system.account.selector
要素 名称 初期値 説明
display-legend true ユーザ・グループ選択画面の右下に表示される説明文(表下に補足)の表示/非表示を設定。
true : 説明文を表示する
false : 説明文を表示しない
記述例 <account>
<selector>
<default-view>custom</default-view>
<select-disabled>true</select-disabled>
<select-restricted>true</select-restricted>
<sort-selected>true</sort-selected>
<js-selectable>200</js-selectable>
<display-legend>true</display-legend>
</selector>
</account>

「display-legend」補足:ユーザ・グループ選択画面の右下に表示される説明文

編集可能なレイアウトブロックがない場合のボタンの表示設定

文書登録・編集画面で、編集可能なレイアウトブロックがない場合の「登録」「保存」「再計算」ボタンの表示可否を設定します。

表 「登録」「保存」「再計算」ボタンの表示可否設定

親要素 default-values.brd.document.update
要素 名称 初期値 説明
show-edit-buttons-when-no-editable-block false 編集可能なレイアウトブロックがない場合の「登録」「保存」「再計算」ボタンが表示の可否
true : ボタンを表示する
false : ボタンを表示しない
記述例 <show-edit-buttons-when-no-editable-block>false</show-edit-buttons-when-no-editable-block>

CSV出力のオプション使用設定

SmartDB Ver.2.3.5以降、文書のCSV出力時にZIPで圧縮した状態でダウンロードするかどうか選択可能になりました。それに伴い、バインダ属性の設定で、旧来の個別CSVファイルのままの出力を許可するかどうか設定可能になっています。設定の初期値は個別ファイルでのダウンロードを許可する設定ですが、この点についてdefault.xmlの設定で初期値を変更することができます。

表 CSV出力の個別ファイル許可初期値設定

親要素 default-values.hibiki.brd
要素 名称 初期値 説明
csv.enable-individual-download true CSVファイルの「個別ダウンロードを許可する」を初期値に設定する。許可しない設定にする場合はfalse。
記述例 <hibiki.brd>
<!—個別ダウンロードオプション -->
<csv.enable-individual-download>false</csv.enable-individual-download>
</hibiki.brd>

また、一括(ZIP)ダウンロード時にパスワード設定を行うようにする設定もバインダ属性から可能ですが、こちらについてもdefault.xmlで初期値を変更することが可能です。

表 CSV出力のZIPファイルパスワード設定初期値設定

親要素 default-values.hibiki.brd
要素 名称 初期値 説明
csv.enable-zip-password false CSVファイルの「一括ダウンロードファイルのパスワード設定する」を初期値に設定する。設定する場合はtrue。
記述例 <!—zipファイルのパスワード付き設定 -->
<csv.enable-zip-password>true</csv.enable-zip-password>

※いずれの設定も、設定画面の初期値を変更するだけですので、既存の設定には影響しません。

グループを展開する際、ログイン不能ユーザを含むかどうかの設定

グループを展開する際、配下のログイン不能ユーザを含むかどうかを設定します。グループとは、組織、プロジェクトチームと役職グループのことを指します。

本設定は下記の機能に影響を与えます。

ツリー設定

文書一覧画面の表示を定義する「ビュー定義」の「ツリー設定」にて「組織ツリー表示」を選択した場合のツリー表示で、ログイン不能ユーザが作成した文書を表示するかどうか。

フィルタ定義

文書一覧画面の表示を定義する「ビュー定義」の「フィルタ定義」にて、アカウント部品条件にグループを指定した場合、配下のログイン不能ユーザデータを持つ文書を一覧画面に表示するかどうか。

検索項目

文書一覧画面の表示を定義する「ビュー定義」の「検索項目」にアカウント部品を追加した上、文書一覧の検索パネルにて、アカウント部品条件にグループを指定した場合、配下のログイン不能ユーザデータを持つ文書を検索するかどうか。

業務履歴検索

プロセスの履歴一覧画面で、業務開始者、担当者、代行者にグループを指定した場合、配下のログイン不能ユーザが該当する業務を検索するかどうか。

通知メール

通知メールの宛先がグループ指定の場合に、配下のログイン不能ユーザが含まれていた場合、通知するかどうか。

既読未読

文書既読・未読情報画面にて、対象組織配下のログイン不能ユーザの既読情報が表示されるかどうか。

表 ログイン不能ユーザが作成した文書の組織ツリー表示、通知メール送信有無設定

親要素 default-values.system.account.insuite.
要素 名称 初期値 説明
include-disabled true グループを展開する際、配下のログイン不能ユーザを含むかどうかを設定。
true : 含む
false : 含まない
記述例 <include-disabled>true</include-disabled>

詳細編集統合機能の設定

登録・編集画面において、各部品を編集モードで読み込むか閲覧モードで読み込むかを設定します。

閲覧モードで読み込むことにより、画面表示にかかる時間を小さくすることが可能となります。

表 詳細編集画面統合機能

親要素 default-values.hibiki.hybrid-render
要素 名称 初期値 説明
enable false 詳細編集画面統合機能を利用する(true)。
記述例 <hybrid-render>
<enable>true< /enable>
</hybrid-render>

文書一括編集処理、CSV出力処理バックグラウンド化の設定

SmartDB Ver.3.1.1より、文書一括編集処理、CSV出力処理をバックグラウンドで行うことが可能となりました。それに伴い処理をバックグラウンドで行うかどうかの設定、また、処理をバックグラウンドで行う場合の動作についての設定が追加されました。

共通の設定

表 バックグラウンド処理のスレッドがジョブを取りに行く間隔設定

親要素 default-values.hibiki.brd.background.jobWatcher
要素 名称 初期値 説明
watcherSleepTime 60 バックグラウンド処理のスレッドがジョブを取りに行く間隔(秒)
この数値を短くすると、バックグラウンドジョブが登録されていないか頻繁にチェックするようになります。
jobNum 1 1つのサーバでバックグラウンドジョブを同時に処理できる件数
lockFile [データディレクトリ]
/background/stop
バックグラウンドジョブを抑止するファイルをデータディレクトリからの相対ファイルパスで指定します。ここで指定したファイルが存在する場合、バックグラウンドジョブは実施されません。
※データディレクトリは通常【/var/hibiki/data/】となります。
clientJobCheckInterval 60 処理が完了した時の通知方法を「ポップアップ」に設定している場合に、完了したかどうかをサーバーに問い合わせする間隔(秒)を設定します

バックグラウンド処理履歴自動削除機能の設定

表 バックグラウンド処理履歴自動削除機能の実行スケジュールの設定

親要素 default-values.hibiki.brd.background.delete-past-job-data
要素 名称 初期値 説明
cron-expression なし バックグラウンド処理履歴自動削除機能の実行スケジュールを設定します。設定しない場合、履歴自動削除機能は有効になりません。
【例】 毎日0時に動作する設定
(秒 分 時 日 月 年)
※ 設定値は、crontabと同じ書式になります。

文書一括編集バックグラウンド化機能の設定

表 文書一括編集の設定

親要素 default-values.hibiki.brd.background.bulkOperation
要素 名称 初期値 説明
backgroundEnable false バックグラウンド化の設定(初期値は同期で実施)
notification .Popup true バックグラウンド処理完了時の「ポップアップ通知」※メールとの併用可
notification .Mail false バックグラウンド処理完了時の「メール」通知
※ポップアップとの併用可
autoRetry true 処理中にシステムが停止する等の理由で処理中断された場合、再起動時に自動で再実施を行う設定です。 (初期値:自動で再実施を行う)
maxRetry 1 自動再実施の上限回数
abortOnError true エラー発生時に処理を中止するかどうかの設定
lockTimeout 180 APサーバ間の1つのジョブ処理における排他ロックのタイムアウト時間。1つのジョブ処理につき1つの排他ロックが生成されます。ここで設定する時間内にジョブ処理が終了しない場合、排他ロックが無効になります。
※[updateLockAfterProccessDocNum]を増やした場合は、このLockTimeOutも増やす必要があります。
※文書一括編集処理時のロック文書数とセットで設定してください
updateLockAfterProccessDocNum 10 [lockTimeout]を何文書毎に更新(延長)するかを設定します。
[lockTimeout]を短く設定した場合、この設定には小さい数字を設定する必要があります。
enable-delete-past-job-data true 履歴自動削除機能の設定
finishedJobKeepDays 30 自動履歴削除機能が有効になっている場合の履歴保存期間(日数)

CSV出力バックグラウンド化機能の設定

表 CSV出力の設定

親要素 default-values.hibiki.brd.background.csvExport
要素 名称 初期値 説明
backgroundEnable false 処理のバックグラウンド化
notification. popup true 処理完了時のポップアップ通知
※メールとの併用可
notification.mail false 処理完了時のメール通知
※ポップアップとの併用可
autoRetry true 処理中にシステムが停止する等の理由で処理中断された場合、再起動時に自動で再実施を行う設定です。
(初期値:自動で再実施を行う)
maxRetry 1 自動再実施の上限回数
abortOnError true エラー発生時の処理中止設定
lockTimeout 180 APサーバ間の1つのジョブ処理における排他ロックのタイムアウト時間。1つのジョブ処理につき1つの排他ロックが生成されます。
ここで設定する時間内にジョブ処理が終了しない場合、排他ロックが無効になります。[updateLockAfterProccessDocNum]を増やした場合は、このLockTimeOutも増やす必要があります。
updateLockAfterProccessDocNum 10 [lockTimeout]を何文書毎に更新(延長)するかを設定します。
[lockTimeout]を短く設定した場合、この設定には小さい数字を設定する必要があります
concurrentExportNum 5 文書一覧画面からバックグラウンドCSV出力処理で同時に受付可能な最大スレッド数
enable-delete-past-job-data ture CSV出力の履歴自動削除機能
finishedJobKeepDays 30 自動履歴削除機能が有効になっている場合の履歴保存期間(日数)
</cron-expression><default-values>
<hibiki><brd>
<background>
<jobWatcher>
<watcherSleepTime>15</watcherSleepTime>
<jobNum>3</jobNum>
<lockFile>job/incalidation</lockFile>
<clientJobCheckInterval>120</clientJobCheckInterval>
</jobWatcher>
<delete-past-job-data>
<cron-expression>0 0 0 * * ?</cron-expression>
</delete-past-job-data>
<bulkOperation>
<backgroundEnable>true</backgroundEnable>
<notification>
<popup>false</popup>
<mail>true</mail>
</notification>
<autoRetry>true</autoRetry>
<maxRetry>2</maxRetry>
<abortOnError>true</abortOnError>
<lockTimeout>60</lockTimeout>
<updateLockAfterProccessDocNum>100</updateLockAfterProccessDocNum>
<enable-delete-past-job-data>false</enable-delete-past-job-data>
<finishedJobKeepDays>20</finishedJobKeepDays>
</bulkOperation>
<csvExport>
<backgroundEnable>true</backgroundEnable>
<notification>
<popup>false</popup>
<mail>true</mail>
</notification>
<autoRetry>true</autoRetry>
<maxRetry>2</maxRetry>
<abortOnError>true</abortOnError>
<lockTimeout>60</lockTimeout>
<updateLockAfterProccessDocNum>100</updateLockAfterProccessDocNum>
<concurrentExportNum>3</concurrentExportNum>
<enable-delete-past-job-data>false</enable-delete-past-job-data>
<finishedJobKeepDays>20</finishedJobKeepDays>
</csvExport>
</background>
</brd></hibiki>
</default-values>

サイドメニューの「一括削除」表示設定

従来、バインダに登録された文書の一括削除は、サイドメニューに表示される「一括削除」から行いましたが、Ver.3.2.1より文書一覧の一括操作メニューに統合されました。従来のサイドメニューの「一括削除」メニューを使用するには、下記の設定をする必要があります。

表 サイドメニューの「一括削除」表示設定

親要素 default-values.brd.side-menu.show
要素 名称 初期値 説明
bulkDeleteDocument false サイドメニューに「一括削除」を表示する設定。
true:表示する
※一括操作権限があるユーザにのみ
表示されます。
false:表示しない
記述例 <default-values>
<brd>
<side-menu>
<show.bulkDeleteDocument>true</show.bulkDeleteDocument>
</side-menu>
</brd>
</default-values>

バインダ一覧の表示項目設定

バインダ一覧に表示する項目を設定します。

表 バインダ一覧表示項目設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.brd.binder-list-view
要素 名称 favorite
既定値 name,pickupFavoriteDate,parent,owner,operation
説明 "よく使う一覧" タブ
設定値の例:(左から設定日時、名前、操作の順に表示する場合)
pickupFavoriteDate,name,operation
※設定値は順番に左からカンマ区切りで指定します。
列名 設定値
名前 name
設定日時 pickupFavoriteDate
親キャビネット parent
登録先 owner
操作 operation
要素 名称 normal
既定値 name,parent,owner,restrictView,operation
説明 "バインダ一覧" タブ / "検索" タブ
設定値の例:(左から名前、登録先、公開レベル、操作の順に表示する場合)
name,owner,restrictView,operation
※設定値は順番に左からカンマ区切りで指定します。
列名 設定値
名前 name
親キャビネット parent
登録先 owner
公開レベル restrictView
操作 operation
要素 名称 recent
既定値 name,pickupDate,parent,owner,operation
説明 "最近利用したバインダ" タブ
設定値の例:(左から最終利用日時、名前、操作の順に表示する場合)
pickupDate,name,operation
※設定値は順番に左からカンマ区切りで指定します。
列名 設定値
名前 name
最終利用日時 pickupDate
親キャビネット parent
登録先 owner
操作 operation
記述例 <hibiki.brd>
<binder-list-view>
<favorite>pickupFavoriteDate,name,operation</favorite>
<normal>name,owner,restrictView,operation</normal>
<recent>pickupDate,name,operation</recent>
</binder-list-view>
</hibiki.brd>

バインダを新しいウィンドウで開く機能を無効にする

バインダのリンクをShiftキーを押しながらクリックすると新しいウィンドウで開く機能を無効にします。

表 バインダを新しいウィンドウで開く機能を無効にする設定

親要素 default-values.hibiki.brd.binder
要素 名称 初期値 説明
multiple true バインダのリンクを新しいウィンドウで開くかどうかを設定。
true : 新しいウィンドウで開く
false : ウィンドウを上書きする
記述例 <link.popup.multiple>false</link.popup.multiple>

文書参照画面での部品連動動作の設定

バインダー定義で部品配置連動を設定すると 『文書新規作成と編集画面では部品配置連動となるが、文書詳細参照画面と簡易参照画面では部品配置連動ではなくウインドウ幅連動で動作する。』 という不具合の修正に伴い、不具合修正前の従来動作(文書参照画面がウィンドウ幅連動)を必要に応じて維持するための設定となります。

表 参照画面レイアウトブロック連動表示設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.brd.doc-view
要素 名称 既定値 説明
nowrap-display true [ true | false ]
trueの場合: 部品配置連動
falseの場合: ウィンドウ幅連動

文書既読・未読情報ポップアップの一覧のページサイズ設定

文書の既読未読機能が有効に場合に表示可能な、「文書既読・未読情報ポップアップ」画面(Ver.3.4.5から使用可能)において、一覧表示時のページサイズ(1ページに表示する行数)を設定することが可能です。

表 文書既読・未読情報ポップアップの一覧ページサイズ設定

ファイル default.xml
親要素 default-values. hibiki.brd.document-reading.info
要素 名称 既定値 説明
page-size 20 [ 1ページに表示する行数 ]
文書既読・未読情報ポップアップの一覧において、1ページに表示する行数を設定します。

定期処理定義画面のジョブ検索の表示可能ジョブ定義数設定

定期処理定義画面のジョブ検索で表示するジョブ定義の最大表示数を設定します。

表 定義画面のジョブ検索の表示ジョブ定義数設定

ファイル default.xml
親要素 hibiki.brd.scheduledJob.schedule.job-search
要素 名称 既定値 説明
max-suggestions 20 定期処理定義画面でジョブを検索する時、表示可能なジョブ定義の最大数を設定します。

定期処理定義とジョブ定義に関する設定

定期処理定義とジョブ定義における、ジョブ実行に関連する値を設定します。

表 ジョブ実行設定

親要素 hibiki.brd.scheduledJob.job-executor
要素 名称 初期値 説明
thread-poolsize 5 ジョブを実行する用のスレッドプールのサイズ。同時に実行可能な定期処理の数。この値を超えるとキューに入った状態で待ちとなります。
queue-check-interval 10 ジョブ実行でジョブキュ―を監視する時のインターバル。
単位:秒
lock-timeout 600 フェールオーバーまでの待機時間を制御する。
単位:秒
要素 名称 初期値 説明
fail-over なし
※設定が全くないか、設定リストが空の場合は一番目に起動したAPサーバがPRIMARYのサーバになる
ジョブ実行のサーバを制御の設定。
値の設定フォーマット:<サーバIP> <タイプ>

PRIMARY:ジョブ実行を行うメインのサーバ
SECONDARY:PRIMARYがダウンした時にジョブ実行を代行するサーバ
OFF:ジョブ実行に参加しないサーバ

該当サーバが設定リストになかった場合はdefault OFF
設定にエラーがあった場合はOFF
記述例 <hibiki.brd>
<scheduledJob>
<job-executor>
<fail-over>
10.2.7.16 PRIMARY,
10.2.7.17 SECONDARY,
10.2.7.18 OFF
</fail-over>
</job-executor>
</scheduledJob>
</hibiki.brd>

文書削除ジョブの実行時に一つのバッチで処理する文書数の設定

文書削除ジョブを複数の処理バッチに分けて実行する際に、一つのバッチで処理する文書の数の設定。

表 文書削除ジョブ実行時に一つのバッチで処理する文書数設定

親要素 hibiki.brd.scheduledJob.job.document-delete-job
要素 名称 初期値 説明
batch-size 1000 文書削除ジョブを実行する時、検索された文書の量が多い場合、複数の処理バッチに分ける。その際に一つのバッチで処理する文書の数の設定。
※100以下に設定すると、100になる。
記述例 <hibiki.brd.scheduledJob.job.document-delete-job.batch-size>
1000
</hibiki.brd.scheduledJob.job.document-delete-job.batch-size>

文書更新ジョブの実行時に一つのバッチで処理する文書数の設定

文書更新ジョブを複数の処理バッチに分けて実行する際に、一つのバッチで処理する文書の数の設定。

表 文書更新ジョブ実行時に一つのバッチで処理する文書数設定

親要素 hibiki.brd.scheduledJob.job.document-update-job
要素 名称 初期値 説明
batch-size 1000 文書更新ジョブを実行する時、検索された文書の量が多い場合、複数の処理バッチに分ける。その際に一つのバッチで処理する文書の数の設定。
※100以下に設定すると、100になる。
記述例 <hibiki.brd.scheduledJob.job.document-update-job.batch-size>
1000
</hibiki.brd.scheduledJob.job.document-update-job.batch-size>

文書物理削除ジョブの実行時に一つのバッチで処理する文書数の設定

文書物理削除ジョブを複数の処理バッチに分けて実行する際に、一つのバッチで処理する文書の数の設定。

表 文書物理削除ジョブ実行時に一つのバッチで処理する文書数設定

親要素 hibiki.brd.scheduledJob.job.document-purge-job
要素 名称 初期値 説明
batch-size 1000 文書物理削除ジョブを実行する時、検索された文書の量が多い場合、複数の処理バッチに分ける。その際に一つのバッチで処理する文書の数の設定。
※100以下に設定すると、100になる。
記述例 <hibiki.brd.scheduledJob.job.document-purge-job.batch-size>
1000
</hibiki.brd.scheduledJob.job.document-purge-job.batch-size>

バインダ定義のバックアップ数上限の設定

フォーム定義の更新やバインダ定義のインポートを行うと、SmartDB内部では、バインダ定義のバックアップを取得しています。バインダ定義のバックアップ数上限を設定します。

表 バインダ定義のバックアップ数上限の設定

親要素 hibiki.brd.binder-definition-backup
要素 名称 初期値 説明
max-size 0 設定可能な値:0~1000
0:バックアップ数上限は、無制限となります。
1~1000:指定した値がバックアップ数上限になります。上限を超えた場合、新しいバックアップを保存し、最も古いバックアップを物理削除します。
記述例 <hibiki>
<brd>
<binder-definition-backup>
<max-size>1000</max-size>
</binder-definition-backup>
</brd>
</hibiki>

レイアウトブロックの表示制御でHTMLを非表示にする設定

Ver.4.1で仕様変更を行い、レイアウトブロックの画面単位の表示制御ではHTMLを表示するようにしました。この仕様を従来の「HTMLを表示しない」ための設定です。

表 レイアウトブロックの表示制御でHTMLを非表示にする設定

親要素 hibiki.brd.displayControl
要素 名称 初期値 説明
containHiddenHTML true true:HTMLを表示する
false:HTMLを表示しない
記述例 <hibiki>
<brd>
<displayControl>
<containHiddenHTML>
false
</containHiddenHTML>
</displayControl>
</brd>
</hibiki>

バインダ統計情報を定期的に再計算する設定

バインダ統計情報を定期的に再計算する設定です。

表 バインダ統計情報を定期的に再計算する設定

親要素 hibiki.binder.stats.job
要素 名称 初期値 説明
enable false [fase|true]
true:定期的に再計算する
false:定期的に再計算しない
cron-expression 0 0 3 * * ? 実行日時を設定します。 ※設定値は(秒 分 時 日 月 年)となります。 ※既定値では、毎時1回動作する設定になっています。 【例】 毎日0時に動作する設定の場合 0 0 0 * * ? ※設定値は、crontabと同じ書式になります。
記述例 <hibiki>
<binder>
<stats.job>
<enable>true</enable>
<cron-expression>
0 0 3 * * ?
</cron-expression>
</stats.job>
</binder>
</hibiki>

URL共有機能に関する設定

URL共有機能をデフォルトで表示するかどうかを設定します。

表 URL共有機能に関する設定

親要素 hibiki.brd.enable
要素 名称 初期値 説明
clipboard true URL共有機能をデフォルトで表示するかどうかを設定します。
true:表示する
false:表示しない
記述例 <hibiki.brd.enable>
<clipboard>true</clipboard>
</hibiki.brd.enable>

文書ロック機能に関する設定

文書編集時に文書をロックするかどうかの初期値を設定します。

表 文書編集時に文書をロックするかどうかの設定

親要素 default-values.hibiki.brd.enable
要素 名称 初期値 説明
edit-with-lock true 「バインダ属性->文書ロック->文書編集」項目の初期値を設定します。
true:編集時に文書ロックする
false:編集時に文書ロックしない
記述例 <hibiki.brd.enable>
<edit-with-lock>true</edit-with-lock>
</hibiki.brd.enable>

文書のロック解除に関する設定

文書のロック解除に関する初期値を設定します。

表 文書のロック解除に関する設定

親要素 default-values.hibiki.brd.document
要素 名称 初期値 説明
unlock-accounts なし 「バインダ属性->文書ロック->ロック解除権限->アカウント」項目の初期値を設定します。アカウントのMIDを指定します。カンマ区切りで複数指定可能です。
unlock-roles BinderAdmin,DocManager,DocUpdAccount 「バインダ属性->文書ロック->ロック解除権限->ロール」項目の初期値を設定します。指定可能なロールは下記の通りです。カンマ区切りで複数指定可能です。

・バインダ管理者 : BinderAdmin
・バインダ設計者 : FormDesigner
・文書管理者   : DocManager
・文書登録者   : DocRegAccount
・文書最終更新者 : DocUpdAccount
記述例 <hibiki.brd.document>
<unlock-accounts>1000330,1000746</unlock-accounts>
<unlock-roles>BinderAdmin,DocManager</unlock-roles>
</hibiki.brd.document>

旧コメント機能の設定表示に関する設定

旧コメント機能の設定を表示するかどうかを設定します。

表 旧コメント機能の設定表示に関する設定

親要素 default-values.hibiki.brd.oldComment
要素 名称 初期値 説明
enable false 「フォーム属性編集」で「コメント」に関する設定を表示します。
true:表示する
false:表示しない
記述例 <hibiki.brd.oldComment>
<enable>true</enable>
</hibiki.brd.oldComment>

帳票定義の出力テンプレートの最大ファイルサイズに関する設定

帳票定義の出力テンプレートの最大ファイルサイズを設定します。

表 帳票定義の出力テンプレートの最大サイズに関する設定

       
親要素 default-values.hibiki.brd.doc-export
要素 名称 初期値 説明
excel-max-size1000帳票定義で設定可能なExcelファイルの最大サイズを指定します。
単位:KB
記述例 <hibiki.brd.doc-export>
<excel-max-size>1000</excel-max-size>
</hibiki.brd.doc-export>