バインダ属性の定義

バインダ属性では、各機能に対する許可指定と、ボタンやアイコンの表示を設定できます。

「バインダ属性」メニューは、各バインダのサイドメニューに表示されます。表示されるのは、バインダ管理者・バインダ設計者のみです。「バインダ属性」は、他のバインダ設定情報と同様に、バインダのコピーや、インポート・エクスポートが可能です。

本定義はSm@rtDB Ver.2.2.0から追加されました。Sm@rtDB Ver.2.2.0へのバージョンアップ前に作成したバインダなど、本定義が未設定の場合は、以前の設定が引き継がれています。

※Sm@rtDB Ver.2.2.0より前のバージョンとの互換性について

印刷、チェックアウト・ロック、更新履歴、再利用については、Sm@rtDB Ver.2.2.0より前はフォーム定義にある「フォーム属性編集」で設定可能でした。この設定は、バインダ属性に統合されました。バージョンアップ前に作成したバインダの定義はバインダ属性に反映されます。

バインダ属性の設定項目

バインダ属性画面で定義できる機能について、説明します。

機能の許可設定

バインダに対して各機能の利用を許可するかどうかを設定できます。

「許可する」にチェックを入れると、当該バインダで、その機能の利用が可能になります。また、すべてのビューに対する強制表示と、閲覧画面での設定が可能になります。印刷とCSV入出力については、操作を行える対象ユーザの指定も可能です。

バインダ属性が未設定時の初期値は、全ての機能を「許可する」設定となっています。

表 バインダ属性の設定項目

機能 説明 関連機能
印刷 文書や一覧の印刷を許可するかどうか設定できます。許可しない場合、ブラウザの機能で印刷しても白紙が出力されます。 ・印刷の抑止機能
情報参照 文書や一覧の情報を参照できます。 ・文書一覧・ビュー情報画面
・文書情報画面
グラフ グラフの使用を許可するかどうかを設定します。 ・グラフ表示機能
一括処理 一括処理の使用を許可するかどうかを設定します。
CSV入出力 文書一覧のCSV入出力機能を許可するかどうかを設定します。許可するユーザを個別に指定できます。また関連ファイルのあるCSV入出力の共通キーを指定します。 ・文書一覧からのCSV出力
帳票出力 帳票出力機能の使用を許可するかどうかを設定します。 ・帳票出力
チェックアウト/ロック チェックアウト/ロック機能の使用を許可するかどうかを設定します。 ・チェックイン・チェックアウト
更新履歴 更新履歴の使用を許可するかどうかを設定します。 ・文書の更新履歴
再利用 再利用の使用を許可するかどうかを設定します。 ・文書の再利用
再計算 再計算ボタンを表示するかどうかを設定します。
検索条件の保存 検索条件の保存機能を許可するかどうかを設定します。 ・『Sm@rtDBリファレンスガイド~検索編~』をご参照下さい。
文書の親子機能 文書の親子機能を許可するかどうかと機能の詳細オプションを設定します。 ・文書の親子機能
既読未読機能 文書の既読・未読機能を許可するかどうかと機能の詳細オプションを設定します。 ・文書の既読未読機能
カウンター機能 カウンター機能を許可するかどうかと機能の詳細オプションを設定します。 ・文書のカウンター機能
ゴミ箱機能 文書のゴミ箱機能の使用を許可するかどうかを設定します。 ・文書のゴミ箱機能
サブフォーム機能 サブフォーム機能の使用を許可するかどうかと機能の詳細オプションを設定します。 ・サブフォーム機能
ファイルダウンロード ファイルダウンロードの詳細オプションを設定します。 ・ファイル一括ダウンロード
・ファイルフォルダ

すべてのビューへの強制表示設定

各機能のボタンやアイコンを、すべてのビューに強制表示するかどうかを設定できます。この列にチェックが入っている機能は、全てのビューにボタンやアイコンが強制表示され、ビューごとに表示・非表示を設定することができません。チェックが入っていない場合は、各ビュー個別の表示設定が可能です。

バインダ属性が未設定時の初期値は、全ての機能で「強制表示しない」設定となっています。

強制表示にしていない場合(任意表示)のビュー定義の表示

任意表示の場合は、各ビューで、表示/非表示の設定が可能です。

一括処理については、一括処理のタブでメニューでの表示/非表示の設定ができます。

強制表示にしている場合のビュー定義の表示

強制表示にしている場合は、各ビューで、表示/非表示の設定ができません。

一括処理については、一括処理のタブでメニューの表示/非表示の設定ができません。

文書閲覧画面への許可設定

文書閲覧画面への表示を許可するかどうかを設定できます。

この列にチェックが入っている機能は、文書閲覧画面(簡易閲覧画面含む)にボタンやアイコンが表示されます。

チェックが入っていない機能は、文書閲覧画面にボタンやアイコンが表示されません。

バインダ属性が未設定時の初期値は、全ての機能を「許可する」設定となっています。

文書編集画面への許可設定

文書編集画面への表示を許可するかどうかを設定できます。

この列にチェックが入っている機能は、文書編集画面やプロセス実施画面にボタンやアイコンが表示されます。

チェックが入っていない機能は、文書編集画面やプロセス実施画面にボタンやアイコンが表示されません。

バインダ属性が未設定時の初期値は、全ての機能を「許可する」設定となっています。