概要

この章では、「OneDrive部品」を利用するための設定手順について説明します。
「OneDrive部品」については、『リファレンスガイド(文書管理編)』をご参照ください。

前提条件

対象項目 条件
Sm@rtDB Ver. 4.4.0~
OneDrive 利用可能であること。
認証 両システムが認証済みであること。(SSO可)
通信条件 Sm@rtDBサーバから、OneDriveに対してhttps通信が可能であること

設定の流れ

設定の必要がある作業について記載します。 大きく分けると2つのステップでの作業が必要です。

  1. システムで利用するアプリケーションの定義
    OneDrive連携機能において、Sm@rtDBがシステム全体で利用するためのアプリケーションを定義します。
  2. Sm@rtDBの部品とOneDriveフォルダの紐付け Sm@rtDBで作成する部品の単位で、連携先となるOneDriveのフォルダを定義します。

1. システムで利用するアプリケーションの定義

1-1. Azure Active Directory のアプリケーションを登録します。
1-2. アプリケーションにおいて、認証の設定を変更します。
1-3. アプリケーションにおいて、クライアント シークレットを作成します。
1-4. アプリケーションにアクセス権限を付与します。
1-5. Sm@rtDBにおいて、OneDrive連携で利用するアプリケーションの定義を設定します。
1-6. Sm@rtDBにおいて、OneDrive連携の機能をONにします。

2. Sm@rtDBの部品とOneDriveフォルダの紐付け

2-1. SharePointのサイトを作成します。
2-2. SharePointのサイトでフォルダを作成します。
2-3. Graph エクスプローラー を利用して、SharePointサイトのサイトIDを取得します。
2-4. 続けて、フォルダのフォルダIDを取得します。
2-5. Sm@rtDBの部品に、取得したサイトID、フォルダIDを定義します。