起動後の確認方法
各種確認方法を説明します。
インデックス作成が完了したことを確認する
Luxor用インデックスコマンドの実行が終わっても、Luxorサーバでの登録作業はまだ終わっていない場合があります。インデックス作成が終わったことを確認するには、ブラウザで以下のURLから、Luxorサーバの管理画面にアクセスして画面の"Queue Size"が"0"になっていることをご確認ください。
http://LuxorサーバのIPアドレス/solr/About
インデックス作成を行った機能の"Size"列の値を確認します。この数値がLuxorサーバで登録されているインデックスの数です。添付ファイルもインデックスとして作成されます。Luxorモードでは、1件のデータの中に添付ファイルが1個あれば、2件のインデックスが作成されます。2個あれば、3件のインデックスが作成されるため、単純に件数の一致では作成が完了したことはわかりません。
※ "Queue Size"が"0"にならなくても、続けてLuxor用インデックスコマンドを実行することは可能です。
Luxorインストール・アップグレードが成功したことを確認する
Luxorインストール後やアップグレード後は、以下の五つの方法より、インストールやアップグレードが成功したかを確認できます。
Luxorの管理画面による確認方法
Luxorの管理画面にアクセスし、Luxorのバージョンを確認することができます。管理画面にて、Luxorのバージョン、SolrCloudの稼働状況を確認することより、インストール、アップグレードが成功しているかは確認可能です。
Luxorバージョン、SolrCloudの確認方法については、『Luxor_Ver.2.0_運用ガイド』を参照してください。
管理画面が表示されない場合の対処法は、『Luxor_Ver.2.0_運用ガイド』の「Solr管理画面」を参照してください。
動作コマンドによる確認方法
動作コマンドによる確認方法の前提としては、下記箇所をすべて設定完了させる必要があります。
- Luxor サーバが起動していること
- INSUITE® APサーバが起動していること
- Sm@rtDB APサーバが起動していること
- INSUITE® APサーバとLuxorサーバ間の通信が可能であること(※)
- Sm@rtDB APサーバとLuxorサーバ間の通信が可能であること(※)
- INSUITE® APサーバのLuxorの設定が完了していること(※)
- Sm@rtDB APサーバのLuxorの設定が完了していること(※)
※通信設定については、「接続関連の設定」を参照してください。 以下の手順はLuxorサーバで行います。複数台構成の場合、それぞれのLuxorサーバで実行してください。
実行コマンドは下記となります。
※LuxorのAbout画面にて、全てのCoreが問題なくReloadされた(各Coreのサイズが平常通り表示される)ことを確認の上、installCheckを実行してください。
※Ver.2.0.3を例にしています。各リビジョンに合わせ、読み替えてください。# cd /root/luxor.2.0.3 # sh setup.sh -installCheck
(a) 問題がない場合、以下の出力になります。
installCheck SUCCESS!
(b) 問題がある場合、以下の内容が出力されますので、installCheck.logの内容を確認してください。
installCheck failed. See ./installCheck.log
注意
installCheckは主に、LuxorサーバがINSUITE®サーバ及びSm@rtDBサーバとの通信(インデックス作成及び検索動作)が成功しているかどうかを確認するコマンドです。SolrCloudを利用する複数台構成の場合の成功チェックは「Luxorの管理画面による確認方法」も確認してください。
INSUITE®での確認方法
下記の方法より確認してください。登録処理には多少時間かかりますので、登録されたデータを検索するには、登録後数分経過してから検索してください。
1.データ登録確認
INSUITE®でLuxorを使う設定に変更後、任意のアカウントでスケジュールを登録してください。その際に、わかりやすいタイトルを設定してください。スケジュール登録後、INSUITE®のログにエラーが出力されないことを確認してください。
※対象機能にSm@rtDBが表示されている場合、その上でSm@rtDBの対象機能に含まれるキーワードで全文検索を行い、結果が表示されることを確認してください。2.検索確認
INSUITE®の統合検索画面を開き、「1.データ登録確認」で登録したスケジュールのタイトルをキーワードに設定し、スケジュールを検索対象に設定の上、検索してください。
Sm@rtDBでの確認方法
下記の方法より確認してください。登録処理には多少時間かかりますので、登録されたデータを検索するには、登録後数分経過してから検索してください。
1.データ登録確認
Sm@rtDBでLuxorを使う設定に変更後、任意のアカウントでバインダ/文書/アプリ/プロセスを作成してください。その際に、わかりやすいバインダの名前/文書のタイトル/アプリの名前/プロセスの見出しを設定してください。
バインダ/文書/アプリ/プロセスを登録後、Sm@rtDBのログ/var/log/hibiki/hibiki.logにエラーが出力されないことを確認してください。
2.検索確認
Sm@rtDBの全文検索画面を開き、「1.データ登録確認」で登録した対象をキーワードに設定し、バインダ/文書/アプリ/プロセスを検索対象に設定の上、検索してください。
Luxorのログによる確認方法
Luxorインストール後やアップグレード後、画面操作時にエラーが発生する場合、Luxorサーバにアクセスし、以下のログファイルを確認してください。
/var/log/luxor/solr.log
/var/log/luxor/luxor.log