バインダ

並び替えのUIを改善

Ver.4.2.0 SDB-2461

概要

並び替えのUIを改善しました。 これまで、単一選択部品の選択項目定義などでは、並び替え時に、対象項目の上下ボタンをクリックする必要がありました。 選択項目定義が多数になると、その分だけ上下ボタンをクリックする必要があり、非常に手間がかかっていました。 そこで、上下ボタンではなく、移動ボタン「」に変更しドラッグ・アンド・ドロップによる移動を可能にしました。 該当項目の移動ボタンをクリックしたまま上下に移動し、所定の場所で離すと、移動が完了します。

対象画面

  • 選択系部品(単一選択(項目)、単一選択(メニュー)、入力可能な単一選択(メニュー)、複数選択)の選択項目定義(共通データ定義含む)
  • ビュー定義の定義一覧画面
  • 部品書式の定義一覧画面

画面例:

選択項目定義

選択項目定義(移動)

有効無効の表示を改善

Ver.4.2.0 SDB-2527

概要

有効/無効の表示を改善しました。 有効/無効が表示される場所が何箇所かありますが、これまで統一されていませんでした。 そこで、すべての箇所で有効/無効の表示を統一しました。

対象画面

  • バインダ概要
  • バインダ属性
  • ビュー定義の基本情報設定
  • 通知定義
  • webhook
  • マーク定義
  • 部品書式
  • 部品制御
  • 帳票定義
  • 部品編集の評価式画面
  • 定期処理定義
  • 共通部品定義の保存完了画面

ボタンのスタイルを改善

Ver.4.2.0 SDB-2522

概要

文書一覧画面や文書閲覧画面、文書編集画面などに表示される各種ボタンのうち、部品に関連するボタンのスタイルを改善しました。

対象画面と部品・ボタン

対象画面 部品 ボタン
文書一覧画面 リンク -
アクション部品 -
文書閲覧画面 ファイルフォルダ 全てのファイルをダウンロード
リンク(ボタンリンク) -
アクション部品 -
文書編集画面 入力可能な単一選択(メニュー) -
ファイルフォルダ ファイル添付
ドロップエリアを表示
ドロップエリアを閉じる
アカウント選択(ポップアップ) -
リンク 編集
リンク(ボタンリンク) -
文書リンク 選択
バインダリンク部品 選択
リセット
設定
検索
カテゴリ 編集
リセット
カテゴリ管理
設定
検索
アクション部品 -
リスト型部品 追加
添付ファイルの選択画面 ファイルフォルダ 追加
画像ファイルの選択画面 画像 プレビュー
URLの編集画面 リンク 追加
日付選択の部品編集画面 日付選択(表示フォーマット) 設定

画面のURLを共有するための機能を追加

Ver.4.2.0 SDB-2088

概要

各画面のURLを共有するための機能として、各画面にURL共有アイコン(URL共有アイコン)を追加しました。 URL共有アイコン(URL共有アイコン)をクリックすることで、画面のURLがクリップボードにコピーされます。

バインダ属性画面にて、URL共有アイコンの表示/非表示と、コピーするURLとしてフレームあり/なしの選択が可能です。 デフォルト設定では、URL共有アイコンの表示あり、コピーするURLはフレームありとなります。

詳細は、『リファレンスガイド(文書管理編)』を参照ください。

画面例:

文書簡易閲覧

プロセス実施閲覧

ビュー定義:カレンダビューを追加

Ver.4.2.0 SDB-0815

概要

バインダに登録された文書をカレンダー形式で表示するビューを追加しました。 カレンダー上で起点となる開始日、終了日として日付選択部品を、カレンダー上の項目名として文字列入力ボックス部品などを指定することで、カレンダー形式で文書が表示されます。

詳細は、『リファレンスガイド(文書管理編)』の「ビュー定義」を参照ください。

画面例:

カレンダビュー

ビュー定義:カスタマイズビューを追加

Ver.4.2.0 SDB-2426

概要

バインダのビューにアドオンするための入口として、カスタマイズビューを追加しました。 ビュー定義にて、カスタマイズタイプを選択し、テンプレート(vmファイル)を設定することができます

詳細は、『リファレンスガイド(文書管理編)』の「ビュー定義」を参照ください。

画面例:

カスタマイズビュー設定

部品制御:重複チェック機能を追加

Ver.4.2.0 SDB-2132

概要

これまで、特定の部品の値が、登録済み文書の値と重複しているかどうかをチェックすることができませんでした。 そのため、2重に文書が登録されてしまったり、登録前に重複しているものが無いか別途確認する必要がありました。 そこで、部品制御に重複チェック機能を追加しました。 部品制御の重複チェック機能を利用することで、文書登録時に重複した文書が存在した場合、メッセージを表示させ、エラーにすることができます。

詳細については、『リファレンスガイド(文書管理編)』の「部品制御」を参照してください。

なお、重複チェック機能の追加により、部品制御のタブの並び順を「レイアウトブロック表示制御」「選択肢制御」「必須入力制御」「入力値チェック」「重複チェック」に変更しました。

画面例:

部品制御(重複チェック)

重複チェック定義

重複チェックエラー画面

「マーク定義」機能を追加

Ver.4.2.0 SDB-2359

概要

文書の状態を視覚的に伝える手段として、マーク定義を追加しました。 これまで、文書一覧上で特定文書を目立たせる方法として、部品書式がありましたが、どういう状態かを明示的に示すことができませんでした。 そこで、バインダ設定として「マーク定義」を追加しました。 「マーク定義」を利用することで、文書一覧上に視覚的に分かりやすいマーク列(新着、注目、Newなど)を表示させることができます。

詳細は、『リファレンスガイド(文書管理編)』の「マーク定義」を参照してください。

画面例:

文書一覧のマーク列

フィルタ定義:部品の値がある/ないの条件を追加

Ver.4.2.0 SDB-2397,SDB-2479

概要

部品の値がある/ないを条件としたフィルタ定義が作成できるようになりました。 入力が可能なすべての部品に対して対応しています。 これに伴い、これまで部品制御と自動更新部品の評価式のトリガーとして使用できなかった部品もトリガーとして利用できるように改善しました。 なお、「値がある/ない」を条件としたフィルタは、文書検索(文書一覧のフィルタ条件など)には使用できません。

詳細は、『リファレンスガイド(文書管理編)』の「フィルタ定義」を参照してください。

画面例:

フィルタ定義例

トリガーとして追加となった部品:

  • リッチテキスト(CKEditor)
  • ファイルフォルダ
  • 画像
  • リンク
  • 文書リンク
  • バインダリンク部品

フィルタ定義:既読未読フィルタを追加

Ver.4.2.0 SDB-1826

概要

フィルタ定義の対象項目に既読未読状態を追加しました。 既読未読状態を使用したフィルタを作成することで、文書一覧で未読文書のみを表示したり、既読文書のみを表示したりが可能になります。

詳細は、『リファレンスガイド(文書管理編)』の「フィルタ定義」を参照してください。

前提条件:

既読未読状態を使用したフィルタを作成し、ビュー定義のフィルタ選択で指定します。

画面例:

フィルタ定義

文書一覧

フィルタ定義:検索条件に「現在」を追加

Ver.4.2.0 SDB-2213

概要

これまで、日付選択を現在時刻と比較した場合、「日」単位での指定しかできなかったため、Sm@rtDBを掲示板として利用する際に、時刻による文書の公開を実現することができませんでした。 そこで、日付選択部品(文書の登録日時、最終更新日時、削除日時、ロック日時も含む)を対象としたフィルタとして、比較条件に「指定日以前」「指定日以降」、検索条件に「現在」を指定することで、時刻による文書の公開ができるようにしました。

なお、日付選択部品の表示形式として「時刻を含む」場合のみ、検索条件に「現在」が表示されます。 「年月」「年月日」「時刻のみ」の場合には表示されません。

詳細は、『リファレンスガイド(文書管理編)』の「フィルタ定義」を参照してください。

画面例:

フィルタ定義

フィルタ定義:ログインユーザが指定したロールに属している/属していないの条件を追加

Ver.4.2.0 SDB-2415

概要

ログインユーザが指定したロール(バインダ管理者、バインダ設計者、文書管理者、あるいは任意のユーザ・グループ)に属している/属していないを条件としたフィルタ定義が作成できるようになりました。 レイアウトブロック制御の可能条件として、フィルタ条件とロールを組合せて制御したい場合などに利用できます。

詳細は、『リファレンスガイド(文書管理編)』の「フィルタ定義」を参照してください。

画面例:

フィルタ定義例

フィルタ定義:アカウント選択にグループを指定した場合のフィルタ設定を改善

Ver.4.2.0 SDB-2166

概要

これまで、フィルタ定義の対象項目にアカウント選択を指定し、ロールとしてログインユーザをチェックすると、アカウント選択に指定されたグループにログインユーザが所属している場合も、フィルタ定義が有効になっていました。
そこで、ロールとしてログインユーザを指定した際に「所属グループも対象とする」かどうかを設定できるようにしました。
デフォルトで「所属グループも対象とする」がチェックされます。
これまでと同じフィルタの動作とする場合は、「所属グループも対象とする」チェックONのままにしてください。

詳細は、『リファレンスガイド(文書管理編)』の「フィルタ定義」を参照してください。

画面例:

フィルタ定義例

通知定義:サマリ通知を追加

Ver.4.2.0 SDB-2263

概要

通知定義では、定期処理タイプを利用することで、決まった時刻に対象となった文書数分の通知を送ることができます。 しかしながら、フィルタ定義等にミスがあった場合に、同じ宛先に対して大量のメールが送信されてしまうなどの問題がありました。 そこで、条件に合致した文書を宛先毎にまとめて1つの通知で送信するための機能を追加しました。

通知定義のタイプとして「定期処理」を選択すると、通知形式として「個別」か「サマリ」が選択可能になります。 「サマリ」を選択した場合は、通知する条件に指定したフィルタに合致する文書を、宛先毎に1つの通知にまとめて送信します。 サマリ通知では、通知定義で使用できる記述式が従来のものと異なります。

詳細は、『リファレンスガイド(文書管理編)』の「通知定義」を参照してください。

画面例:

サマリ通知定義

サマリ通知メール

通知定義:知話輪への通知に対応

Ver.4.2.0 SDB-1864

概要

バインダの通知定義に知話輪へ通知するための設定を追加しました。 これまで、知話輪への通知は、プロセスからの通知のみとなっていましたが、バインダの通知定義からも知話輪への通知も可能となります。

通知定義(基本情報)の「通知方法」の選択肢として、「メール」のほかに「知話輪」が追加されます。 「知話輪」を選択すると、「通知内容」の各項目が変化するとともに、「知話輪プッシュ通知」が追加されます。 「通知内容」にて、「知話輪」への投稿内容(メッセージ、ノート(タイトルと本文)、ノートの形式など)と投稿先が指定できます。 また、「知話輪プッシュ通知」にて、通知先(「@xxxx」として送信され、通知先ではバッチ表示されます)を指定できます。

詳細は、『リファレンスガイド(文書管理編)』の「通知定義」を参照してください。

画面例:

通知定義画面(基本情報)

通知定義画面(通知内容)

通知定義画面(知話輪プッシュ通知)

通知定義:記述式(旧項目一覧)画面を改善

Ver.4.2.0 SDB-2419

概要

通知定義の件名や本文で利用できる記述式〈旧 項目一覧)画面を改善しました。 バインダ内の部品情報と、文書の基本情報や文書閲覧画面のURLなど通知情報をタブで切り替えられるようにしました。 サマリ通知の場合は、部品情報タブは表示されず、通知情報の中でサマリ通知用の記述式が表示されます。 また、件名や本文に対して、記述式を手動で記載する必要がありましたが、各記述式の横にクリップボードへコピーするアイコンを追加しました。 アイコンをクリックすることで、クリップボードを経由して、直接、件名や本文に記述式を貼り付けることができるようになります。

画面例:

記述式画面1

記述式画面2

通知定義:定期処理定義の実施タイミングの設定UIを改善

Ver.4.2.0 SDB-2197

概要

定期処理定義の実施タイミングとして、「毎時〇分」を設定するため、「スケジュール(時単位)」を追加しました。 これまで、毎時処理を設定する際、実施タイミングとして「スケジュール(日単位)」を選択し、「時」プルダウンより「毎」を選択する必要がありました。

また、実施タイミングで「スケジュール(月単位)」を選択した際、実行する月がデフォルトですべてチェックされるように改善しました。

画面例:

スケジュール(時単位)

スケジュール(月単位)

通知定義:プロセスに関する変数を追加

Ver.4.2.0 SDB-1882

概要

これまで、通知定義では、文書に関連するプロセス情報(アクティビティの実施URLなど)を記述することができませんでした。 プロセスのイベントハンドラを利用してメッセージタグを利用すれば、アクティビティの担当者になったタイミングで、アクティビティの実施URLを含めた通知メールを送信することはできました。 しかしながら、滞留しているワークリストのフォロー通知をしたい場合などに、定期処理を使った通知メールを送る手段がありませんでした。 そこで、バインダの通知定義にある定期処理を使って、通知定義の本文で使える変数として、文書に関連したプロセス情報を取得する変数を追加しました。

No. 取得内容 変数
1 プロセス定義名 $context.process.name
2 プロセス情報見出し $context.processInstance.title
3 アクティビティ名 $context.activity.name
4 実施URL(フルパス) $url.execute
5 実施URL(相対パス) $relUrl.execute

画面例:

通知定義の定義画面

通知定義:フレームなし画面の変数を追加

Ver.4.2.0 SDB-1882,SDB-1934

概要

これまで、通知定義では、フレームなしの画面の変数を記述することができませんでした。 フレームなしの文書情報を取得するための変数を追加しました。

No. 取得内容 変数
1 文書一覧画面(フレームなし) $url.documentListNoFrame
2 文書詳細閲覧画面(フレームなし) $url.documentDetailNoFrame

Webhook機能を追加

Ver.4.2.0 SDB-2387

概要

バインダへの文書登録、更新、削除のイベントに合わせて、他システムとの連携を可能とするWebhook機能を追加しました。 Webhook機能は、デフォルトでは無効になっています。有効にする場合は、default.xmlの設定が必要です。

詳細は、『リファレンスガイド(文書管理編)』の「Webhook」、『運用ガイド』を参照してください。

システム設定

Webhook機能の有効/無効に関する設定

親要素 default-values.hibiki.webhook
要素 名称 初期値 説明
enable false Webhook機能の有効/無効を設定します。
false:無効
true:有効
permit.binders * どのバインダに対してWebhook機能を有効にするか設定します。
バインダIDまたはバインダキー
記述例 <hibiki.webhook>
<enable>false</enable>
<permit.binders>10001</permit.binders>
</hibiki.webhook>

URLホワイトリストに関する設定

親要素 default-values.hibiki.webhook.url
要素 名称 初期値 説明
whitelist * Webhook機能で送信を許可するURLまたはドメインを指定します。
Webhook定義で指定されたURLは、ここで設定されたURLと前方一致で比較、判定されます。ドメインの場合は後方一致で比較、判定します。
複数指定する場合は、半角スペース、または改行で区切ります。
「*(デフォルト値)」を指定すると、無制限となります。
記述例 <hibiki.webhook.url>
<whitelist>
http://www.test.com/
azure.com
</whitelist>
</hibiki.webhook.url>

履歴削除ジョブに関する設定

親要素 default-values.hibiki.webhook.history-deleter
要素 名称 初期値 説明
enable true Webhook送信履歴自動削除ジョブを有効にするかどうかを設定します。
true:有効
false:無効
cron-expression 0 30 4 * * ? ジョブの実行タイミングを設定します。デフォルトでは毎日の4:30に実行されます。
delay-days 30 履歴の削除遅延日数を設定します。
記述例 <hibiki.webhook.history-deleter>
<enable>true</enable>
<cron-expression>0 30 4 * * ?</cron-expression>
<delay-days>30</delay-days>
</hibiki.webhook.history-deleter>

自動再送信に関する設定

親要素 default-values.hibiki.webhook.resend
要素 名称 初期値 説明
enable true タイムアウトが発生した場合に再送信するかどうかを設定します。
true:再送信します。
false:ステータスを「タイムアウト」にして強制終了します。
timeout 30 送信のタイムアウト時間、単位:分
あるWebhookリクエストが、指定時間以上、ステータスが「キューイング」の場合に「タイムアウト」として処理します。
記述例 <hibiki.webhook.resend>
<enable>true</enable>
<timeout>30</timeout>
</hibiki.webhook.resend>

画面例:

Webhookの設定画面

文書一覧の表示を改善

Ver.4.2.0 SDB-2448

概要

これまで、文書一覧の表示では、列幅よりも長い文字列があると折り返していました。 その結果、1行の高さがバラバラとなり、ポートレットのサイズに予定行数が収まらない、スクロールしないと必要なデータが閲覧できないなどの問題がありました。 そこで、ビュー定義の表示項目設定において、各部品で「全文表示する」か「幅に合わせて省略表示する」かを設定できるようにしました。 「全文表示する」の設定では「改行」するかどうかのオプションがあります。 「幅に合わせて省略表示する」を選択し、かつ列幅が指定されている場合に、列幅よりも長い文字列の末尾が「...」と省略表示されます。 省略された文字列は、マウスカーソルをのせことで、ツールチップとして全文が表示されます。 複数選択、アカウント選択(ポップアップ)、ファイルフォルダ、文書リンクの場合には、値の省略表示のほかに「項目数」の省略も行われます。 「項目数」の省略では、「表示アイコン」が表示されます。 「表示アイコン」をクリックすることで、省略された項目が表示されます。 なお、「列幅」が設定されていない場合は、省略表示されません。

対象部品

部品/文書基本情報 対象
ラベル ×
デザインイメージ ×
文字列入力ボックス
数値入力ボックス ×
文章入力エリア ×
リッチテキスト ×
単一選択(項目)
単一選択(メニュー)
入力可能な単一選択(メニュー)
日付選択
ファイルフォルダ
画像 ×
アカウント選択(ポップアップ)
アカウント選択(メニュー)
リンク
文書リンク
バインダリンク ×
自動採番
バインダ参照ボタン ×
自動更新部品
カテゴリ
アクション部品 ×
実施履歴 ×
文書タイトル
登録ユーザ
最終更新ユーザ
登録日時
最終更新日時
チェックアウト/ロック

画面例:

ビュー定義

文書一覧

文書一覧のリンク部品(ボタン形式)の表示を改善

Ver.4.2.0 SDB-2416

概要

Ver.3.4.6でリンク部品(ボタン形式)の文書一覧の表示を他のボタンに合わせ、配置を中央揃えにしましたが、長さの異なるボタンが中央揃えで表示されるため見た目に問題がありました。 そこでビューに表示されるボタンの長さを均等にし、文字位置は中央揃えのままとしました。 幅を取りすぎる文字列が入っている場合は、ビュー定義の幅設定で指定し、「幅に合わせて省略表示する」設定を有効にすることで、その幅を超えるものは文字が省略して表示されます。

評価式:文書基本情報を追加

Ver.4.2.0 SDB-1768、SDB-1922

概要

評価式の部品項目として、文書基本情報(文書登録日、文書更新日、文書番号、文書登録ユーザ、文書更新ユーザ)を追加しました。 また、部品項目の絞り込みを簡単にするため、部品選択の検索プルダウンに「文書基本情報」を追加しました。

画面例:

評価式設定画面

評価式:利用できる関数を追加

Ver.4.2.0 SDB-0792、SDB-1922、SDB-2077、SDB-2514

概要

評価式で利用できる関数を8つ追加しました。 今回追加した関数は、数値を指定した桁数で切り捨て/切り上げるもの、文字列に含まれる文字数を返すもの、日付部品間の営業日数を算出するもの、日付に指定した営業日数を追加するもの、および日付間の日数、月数、年数を算出するものです。 営業日はシステム管理画面で行うカレンダーの設定に従います。

No. 関数名 説明
1 roundNumberDown(数値, 小数点以下桁数) 数値を指定された桁数で切り捨てる roundNumberUp(123.874,0)→123
2 roundNumberUp(数値, 小数点以下桁数) 数値を指定された桁数で切り上げる roundNumberUp(123.114,0)→124
3 len(文字列) 文字列に含まれる文字数を返す len("aあ123ヵ")→6
4 dateDiffInWorkDays(日付1,日付2) 日付1と日付2の間の営業日数を算出する dateDiffInWorkDays(2018/12/10,2018/12/19)→7
5 addWorkDays(日付,日数) 日付に指定した営業日数を追加する addWorkDays(2018/12/10,7)→2018/12/19
6 dateDiffInDays(日付1,日付2) 日付1と日付2の間の日数を算出する dateDiffInDays(2018/12/10,2018/12/19)→9
7 dateDiffInMonths(日付1,日付2) 日付1と日付2の間の月数を算出する dateDiffInMonths(2018/04/01,2018/05/10)→1
8 dateDiffInYears(日付1,日付2) 日付1と日付2の間の年数を算出する dateDiffInYears(2017/04,2018/01)→1

画面例:

評価式画面

評価式の編集可否のデフォルト値を変更

Ver.4.2.0 SDB-2181

概要

評価式が利用可能な部品に対して、評価式の「編集可否」項目のデフォルト値を OFF に変更しました。 自動更新部品については、もともと OFF がデフォルト値のため、変更はありません。

これまでに保存された「編集可否」項目の設定は、そのまま保持されます。

評価式の条件を満たさない場合の設定を追加

Ver.4.2.0 SDB-1899

概要

評価式の条件を満たさない場合に、元の値を保持するか、値をクリアするかの設定ができるようになりました。 評価式の設定として、「条件を満たさない時」の項目が追加されます。 デフォルトでは「元の値を保持する」が選択されています。

これまで、評価式の条件を満たさない場合には、値をクリアしていたので、これまでと同じ動作にする場合は「値をクリアする」を選択してください。

画面例:

条件を満たさない時の設定

単一選択部品:カラー設定を追加

Ver.4.2.0 SDB-2391

概要

単一選択(メニュー)部品、単一選択(項目)部品に対して、カラー設定を追加しました。 カラー設定を行うことで、文書一覧や検索パネルでの表示にカラーが使用されます。 また、カレンダービューの分類として単一選択部品を指定した場合には、色での分類表示と簡易検索に使用されます。

画面例:

カラーの設定

文書一覧でのカラー表示

バインダ参照ボタン:検索ボックスに完全一致モードを追加

Ver.4.2.0 SDB-2363

概要

バインダ参照ボタンの検索ボックス設定で「完全一致」モードを追加しました。 これまで、バインダ参照ボタンの検索ボックスでは、入力した情報に対して「前方一致」あるいは「部分一致」した文書が表示されていました。 今回、検索モードに「完全一致」を追加したことで、入力した情報に合致した文書のみが表示されるように設定できます。

画面例:

バインダ参照ボタンの検索ボックス

バインダ参照ボタン:参照先文書の表示を改善

Ver.4.2.0 SDB-2135

概要

これまで、バインダ参照ボタンに設定した参照先文書に文書タイトルがない場合、アイコンと「_」が表示されていました。 そのため、リンクをクリックするまで、どの文書を参照しているのか確認することができませんでした。 そこで、参照先文書に文書タイトルがない場合でも、アイコンと「バインダ名+文書番号」が表示されるように改善しました。

画面例:

ファイルフォルダ部品:ファイル表示形式設定を追加

Ver.4.2.0 SDB-0952

概要

これまで、ファイルフォルダ部品に添付したファイルは、ダウンロードして開く方法しかありませんでした。 そのため、ファイルをクライアントへダウンロードさせたくない場合などに対応できませんでした。 そこで、ファイルフォルダ部品に対して、添付ファイルの表示形式設定を追加しました。

表示形式設定により、ファイルのダウンロードを許可するか、ブラウザ内で表示するかといった設定が可能になります。

詳細は、『リファレンスガイド(文書管理編)』の「部品一覧」-「ファイルフォルダ」を参照ください。

画面例:

部品定義画面

インライン表示

ファイルフォルダ部品:ファイルURLコピー機能を追加

Ver.4.2.0 SDB-2098

概要

これまでファイルフォルダ部品に添付したファイルをダウンロードするためのURLを取得することができませんでした。 そのため、文書を閲覧するためのURLを利用して、どのファイルなのかを文章などで伝える必要がありました。 そこで、添付ファイルのダウンロードURLをコピーするためのアイコンを追加しました。 このアイコンをクリックすることで、添付ファイルのダウンロードURLがクリップボードへコピーされます。 ファイルをブラウザで開く設定をしている場合は、ダウンロードではなく、ブラウザで開くURLとなります。 このアイコンを非表示にするには、ファイルフォルダ部品の編集画面にある「ファイルURLコピー」から設定してください。

画面例:

ダウンロードURLのコピーアイコン

ファイルフォルダ部品:連携定義に対応

Ver.4.2.0 SDB-2196

概要

連携定義の部品マッピングにファイルフォルダを追加しました。 なお、遷移先画面として文書登録画面の場合にのみ選択が可能となります。文書一覧画面の場合には選択できません。

詳細については、『リファレンスガイド(文書管理編』の「連携定義」を参照してください。

画面例:

連携定義画面

ファイルフォルダ部品:評価式(lookup)を追加

Ver.4.2.0 SDB-2399

概要

ファイルフォルダ部品で評価式lookupが使えるようになりました。 lookup可能なのは参照先のファイルフォルダ部品のみです。 他の文書のファイルフォルダ部品に登録されたファイルを参照することができます。 同じファイルを参照させたいが、削除や入れ替えなどの操作はさせたくない場合に利用できます。 ファイルフォルダ部品で評価式を利用する場合は登録・編集不可となるため、「必須項目」「ボタン名」「並び順」「保持可能な最大ファイル数」「最大ファイルサイズ」「全体最大サイズ」「ファイル種別」「ドラッグ&ドロップ」「ファイル表示形式」の各項目は無効となります。

画面例:

部品編集画面

ファイルフォルダ部品:ファイルアップロード時のファイルサイズチェックを改善

Ver.4.2.0 SDB-2434

概要

ファイルフォルダ部品へのファイルアップロード時のチェックを改善しました。 これまで、ファイルチェックは、サーバー側で実施していました。 そのため、ファイルサイズが大きい場合に、サーバー側へファイル転送が終わるまで待たされた上、エラーとなることがありました。 今回、クライアント側でチェックするように改善したことで、ファイルを転送する前にエラーかどうかが分かるようになります。 クライアント側でチェックするのは、ファイルフォルダ部品で設定される下記値となります。

  • 最大ファイルサイズ
  • 全体最大サイズ
  • 保持可能な最大ファイル数

画面例:

ドラッグ&ドロップ

添付ファイルの選択画面

ファイルフォルダ部品:ドラッグ・アンド・ドロップエリアの文言変更

Ver.4.2.0 SDB-2471

概要

ファイルアップロードのためのドラッグ・アンド・ドロップエリアの文言を変更しました。 従来の文言では、クリックでファイル選択画面が表示されることがわかりませんでした。

従来:ファイルのドラッグ&ドロップエリア 新 :ファイルをドロップ または クリックしてファイルを選択

文字列入力ボックス:「入力可能文字」設定を追加

Ver.4.2.0 SDB-1509

概要

文字列入力ボックス部品に、「入力可能文字」という項目を追加しました。 入力可能文字では、「入力制限なし」「全角」「半角」「半角英数字」「カスタム」を選択できます。 「カスタム」を選択した場合、文字タイプとして「漢字・ひらがな」「カタカナ」「アルファベット」「数字」「記号」が指定可能で、かつ入力されたカナ・英数字・記号を自動変換するかどうかの指定も可能です。

入力可能文字 説明
入力制限なし 文字タイプの制限はありません。
全角 文字タイプが全角になります。
半角 文字タイプが半角になります。
半角英数字 文字タイプが半角英数字になります。
カスタム 文字タイプとして「漢字・ひらがな」「カタカナ」「アルファベット」「数字」「記号」の組合せになります。

画面例:

部品設定画面

文字列入力ボックス:最小文字数制限を追加

Ver.4.2.0 SDB-2362

概要

これまでの文字列入力ボックスでは、入力可能文字数として最大文字数を指定することができましたが、最小文字数を指定することができませんでした。 そこで、文字列入力ボックスの入力可能文字数として、最小値と最大値が指定できるように改善しました。 これまで入力可能文字数として指定された値は、最大値として引き継がれます。

画面例:

入力可能文字数の設定

アカウント選択(ポップアップ):アカウント種別を細かく設定できるよう改善

Ver.4.2.0 SDB-1779

概要

これまで、アカウント選択で指定できるアカウント種別は、「全て」「ユーザのみ」「ユーザ以外のみ」の3つでした。 「ユーザ以外のみ」を指定した場合、「組織」「プロジェクト」「役職グループ」すべてが含まれてしまうため、「組織」のみや「プロジェクト」のみといった指定ができませんでした。 そこで、「選択可能アカウント」として、「ユーザ」「組織」「プロジェクト」「役職グループ」をチェックボックスで指定できるように改善しました。

なお、今回の改善により、部品定義に関する内部データが変更になりました。 そのため、Ver.4.2.0以降へバージョンアップし、フォーム定義やバインダ定義を変更した後に、Ver.4.2.0よりも前のバージョンに切り戻し足りすると、アカウント選択(ボップアップ)が正しく動作しない場合があります。 切り戻しなどを行った場合は、バインダ定義のバックアップ履歴より、バージョンアップ前のバインダ定義に戻す必要があるので、ご注意ください。 また、アカウント選択(ポップアップ)に関連したアドオンを行っている場合も影響が出る可能性があるので、ご注意ください。 RestAPIでは、今回の改善に合わせ、互換性は維持したまま、部品の戻り値が追加になっています。詳細はRestDocの「各部品の戻り値の例」を参照してください。

画面例:

部品設定画面

アカウント選択(ポップアップ):選択可能なアカウント数の上下限設定を追加

Ver.4.2.0 SDB-2396

概要

アカウント選択(ポップアップ)部品に選択可能なアカウント数の上限数、下限数を設定する項目を追加しました。 複数選択可能な場合に、上限数、下限数が設定可能になります。指定がない場合は、無制限となります。 複数選択不可の場合は、項目自体が表示されません。

画面例:

選択可能アカウント数の設定

アカウント選択(ポップアップ):検索ボックスに検索範囲設定を追加

Ver.4.2.0 SDB-2465

概要

アカウント選択(ポップアップ)部品では検索ボックスを使用すると、アカウントのインクリメンタルサーチが可能です。 しかしながら、これまで検索範囲を指定することができなかったため、全アカウントが検索対象となっていました。 そのため、異なる部署の同姓同名のユーザが指定されてしまうといった問題がありました。 そこで、アカウント選択(ポップアップ)部品の検索ボックスに検索範囲設定を追加しました。

検索範囲には、ユーザ、組織、プロジェクト、役職グループを指定することができます。

画面例:

部品定義

リッチテキスト部品:スタイルの変更とカスタマイズ設定追加

Ver.4.2.0 SDB-2459,SDB-2454

概要

リッチテキスト(CKEditor)のツールバーの見た目、デフォルトフォント、フォントの選択肢、フォントサイズの追加、および行間設定の変更と、これらの設定を変更するための仕組みを追加しました。 これまで、他部品とリッチテキストのデフォルトフォントが異なっており、文書閲覧時に統一感が無い状態となっていました。 Ver.4.2ではWindows10を前提としてフォントをYu Gothic UI(Internet Explorer11を除く)に見直したことに併せ、 リッチテキストのデフォルトフォントも見直しました。 併せて、フォントの選択肢の追加、行間の見直し、リッチテキストのツールバーのデザインを行いました。

変更対象
デフォルトフォント MSゴシック Yu Gothic UI
※フォントを持たないOSの場合はブラウザのデフォルトフォントとなる。
フォントの選択肢 - メイリオ、游ゴシックを追加

既存データの互換性について

  • 従来のバージョンで登録されたリッチテキストのデータは、バージョンアップしても、編集してフォントを変更しない限り、フォントに変更はありません。
  • 従来のバージョンで登録されたリッチテキストのデータを編集する場合は、デフォルトフォントが異なるため、新たに入力した部分とフォントが異なってしまいます。全選択してフォントを再指定することで統一されます。
  • Yu Gothic UIがないOSであるWindows7,8,MacOSの場合は、ブラウザのデフォルトフォント(MS Pゴシック)となります。

互換設定について

これまでのデフォルトフォント、フォントの選択肢、デザインを維持する場合には、設定が必要です。 行間設定については変更できません。

詳細は、『リファレンスガイド(文書管理編)』の「部品一覧」-「リッチテキスト」を参照してください。

画面例:

リッチテキスト(編集時)

リッチテキスト(閲覧時)

CKEditorをアップグレード

Ver.4.2.0 SDB-2441

概要

リッチテキスト部品で使用している CKEditor のライブラリを 4.8.0 から 4.11.1 へアップグレードしました。

日付選択部品:年の範囲を動的に変えられるように設定を改善

Ver.4.2.0 SDB-1357

概要

これまで日付選択部品の年の範囲は、部品定義で設定した範囲で固定になっていました。 そのため、年が変わる度に、日付選択部品の定義を修正する必要がありました。 そこで日付選択の定義項目として「年の選択範囲」と「年の検索選択範囲」を追加しました。 「年の選択範囲」では、「開始年」と「終了年」を指定します。 それぞれ、「現在年との差分」として「過去」「未来」からの年数、「現在年」固定、年を直接「指定」することができます。 「年の検索選択範囲」では、「年の選択範囲」のうち、検索パネルで表示させたい「年」の選択範囲を指定することができます。 指定がない場合は、「年の選択範囲」と同じになります。

画面例:

部品定義画面

日付選択部品:「入力可能な日付」設定を追加

Ver.4.2.0 SDB-0792

概要

これまで、日付選択部品に指定した日付が営業日なのか休日なのかを判断することができませんでした。 今回、日付選択部品に「入力可能な日付」設定を追加したことで、「営業日のみ」や「休日のみ」といった日付の制限が出来るようになりました。 なお、表示形式が「年月」や「時刻のみ」の場合には、「入力可能な日付」の設定を行うことはできません。

画面例:

部品設定画面

heicファイルに対応

Ver.4.2.0 SDB-2496

概要

iPhone/iPadでは、iOS11以降、画像ファイルのデフォルトとして、拡張子が「heic」というファイルが作成されるようになりました。 そのため、iPhone/iPadで撮影した画像ファイルを、そのままSm@rtDBへアップロードできず、「jpg/jpeg」に変換する必要がありました。 そこで、Sm@rtDBでも、画像ファイルがアップロードされる部品で、「heic」ファイルを扱えるようにしました。

対象部品:

  • デザインイメージ
  • リッチテキスト
  • ファイルフォルダ
  • 画像

知話輪からトピック連携による画像と添付ファイルの登録に対応

Ver.4.2.0 SDB-2496,SDB-2431

概要

知話輪からトピック連携で画像ファイル、添付ファイルをSm@rtDBに連携できるようになりました。 Sm@rtDB Ver.4.1.0よりテキストなどのデータは登録可能ですが、画像、添付ファイルに対応しました。 この機能を使用するには下記の前提条件を満たすことが必要になります。

前提条件

  • INSUITEのオンプレコネクト設定(INSUITE Ver.4.2.0以降)が有効になっていること
  • 知話輪の有償プランをご契約いただいていること