サポート環境

SmartDBがサポートするプラットフォームについて説明します。

サポートサーバ環境

サポートOS

各サーバのサポートOSは下表になります。

表 サポートOS

SmartDB APサーバ Red Hat Enterprise Linux 7.x (64bit)
Red Hat Enterprise Linux 8.x (64bit)
Red Hat Enterprise Linux 9.x (64bit)(推奨)
※FTP版はサポート対象外です。
CentOS 7.x (64bit)
DBサーバ・ファイルサーバ 指定なし

※ Red Hat Enterprise Linux 7はSmartDB Ver.3.4.3からサポート開始されています。

※ Red Hat Enterprise Linux 8はSmartDB Ver.4.6からサポート開始されています。

※ Red Hat Enterprise Linux 9はSmartDB Ver.5.4からサポート開始されています。

サポートデータベース

DBサーバのサポートDBは下表になります。

表 サポートデータベース

DBサーバの種類 Oracle Database 19c (※)
MySQL Community Server 5.7.x (5.7.28以降) (※)
MySQL Community Server 8.0.x (8.0.33以降) (※)
必要なクライアント Oracleの場合 : Oracle Net Services
※データベース、データベースサーバOSに準拠したバージョンをインストールする必要があります。
※INSUITE® APサーバと同等のOracle設定が必要です。

※ Oracle Database 19cはSmartDB Ver.4.6からサポート開始されています。

※ サポート対象のデータベースは、最新メジャーバージョンにてSmartDBの動作検証をしています。SmartDB側で、サポートデータベースのバージョンに大きく依存するような改修をしていない場合は、古いメジャーバージョンのデータベースについても問題無く動作するものとしてサポート対象データベースに記載しています。

※ 動作に問題が発生したとの報告を受けた場合は、情報を公開の上、内容に応じて修正可否を判断いたします。

※ MySQL Community Server 8.0.xはSmartDB Ver.5.4からサポート開始されています。

Oracleを使用する場合の注意事項

  • Oracle Database 12c以降の環境ではデフォルト設定のままでは10g, 11gと比較して性能が劣化する場合があるため、Oracle側で以下のように[STATISTICS_LEVEL]と[OPTIMIZER_FEATURES_ENABLE]の指定が必要になります。

STATISTICS_LEVEL (デフォルト値:typicalから変更してない場合は不要)

alter system set STATISTICS_LEVEL=typical;

OPTIMIZER_FEATURES_ENABLE

alter system set OPTIMIZER_FEATURES_ENABLE='11.2.0.2';(10.2.0.4でも可)
  • Oracle Databaseは11g 以降Oracleユーザのパスワードの有効期間のデフォルト値が180日になっており、有効期間を過ぎると使用できなくなりますので、アクセス用ユーザだけでなく管理者ユーザ含め、パスワードの有効期間を無制限に変更するとともにユーザがロックされないようにOracleの設定を変更してください。

  • Oracle Database 12c以降の場合は sqlnet.ora に下記設定を追記し、パスワード・バージョンの変更を行ってください。
    ※ 新規インストールの場合は、Oracleユーザ作成前に実施してください。

設定ファイル:$ORACLE_HOME/network/admin/sqlnet.ora
設定パラメータ:

SQLNET.ALLOWED_LOGON_VERSION_SERVER=11

MySQLを使用する場合の注意事項

  • MySQL 5.7を使用する場合は my.conf のパラメータ設定が必要あります。詳細は『SmartDB Ver.5.4.0インストレーションガイド』を参照ください。
  • MySQLを使用する場合には注意事項があります。詳細は『SmartDB Ver.5.4.0インストレーションガイド』の【MySQLを使用する場合の注意事項】を参照ください。
  • MySQL 5.7を使用する場合はJDBCドライバである MySQL Connector/J のバージョンを 8.0.19 以降、かつ MySQL 5.7.28 以降である必要があります。

サポートTomcat

Tomcatのサポートは下表になります。

表 Tomcatのサポートバージョンについて

サポートするTomcatのバージョン Tomcat 9

※ Tomcat 9はSmartDB Ver.4.2からサポート開始されています。

サポートJava

Javaのサポートは下表になります。

表 Javaのサポートバージョンについて

サポートするJavaのバージョン Java Standard Edition 17

※ Java17はSmartDB Ver.5.2からサポート開始されています。

サポートPC環境

クライアントPCのサポート環境は下表になります。

表 クライアントPCのサポート環境

サポートOS Microsoft Windows / Apple MacOS X
サポートブラウザ [Windows] Microsoft Edge(最新およびひとつ前のバージョン)
[Windows] Google Chrome(最新およびひとつ前のバージョン)
[Windows] Firefox ESR(最新およびひとつ前のバージョン)
[MacOS X] Google Chrome(最新およびひとつ前のバージョン)
[MacOS X] Firefox ESR(最新およびひとつ前のバージョン)
推奨 [Windows] Microsoft Edge(最新およびひとつ前のバージョン)
[Windows] Google Chrome(最新およびひとつ前のバージョン)
[MacOS X] Google Chrome(最新およびひとつ前のバージョン)

※ バージョンアップ後、ブラウザのキャッシュにより正しく動作しない場合があります。ブラウザのキャッシュをクリアしてからご利用ください。

※ Internet Explorerはサポート対象外となりました。Edgeの「IEモード」もサポート対象外です。

※ Edge(Chromium) は、自動更新されるため常に最新版のみがサポート対象となります。

※ Google Chrome は、自動更新されるため常に最新版のみがサポート対象となります。

※ 上記サポート対象ブラウザにおいては、ブラウザ起因で発生する動作不良などについてもサポートいたします。但し、ブラウザの不具合などにより発生し弊社製品での解消が困難な場合、対象ブラウザをご使用の際の製品の制限事項とさせて頂く場合がございます。

※ クライアントPCのOSにWindows 10を使用している場合には「Windows 10 October 2018 Update」以降を適用してください。

スマートフォン検証済み環境

スマートフォン検証済み環境は下表になります。

表 スマートフォン検証済み環境

種類 OS ブラウザ
iPhone
iPad
iOS16.x
iOS17.x
Mobile Safari
Android Android 13.x
Android 14.x
Chrome

※ 検証済みOS以外のスマートフォンでSmartDBをご利用された場合は、想定外の問題が発生する可能性がありますので、ご注意下さい。なお、iOSでは一旦アップグレードするとダウングレードは出来ません。

※ ユーザが利用する画面以外の、主に管理者が利用する画面のiOS、Androidでの利用は推奨されません。

※ 動作に問題が発生したとの報告を受けた場合は、情報を公開の上、内容に応じて修正可否を判断いたします。