プロセス

バインダ一覧下部のプロセス欄を非表示にする設定

バインダ一覧下部に表示される「ワークリスト」「開始可能業務一覧」を非表示にできる設定です。設定はシステム単位で、「ワークリスト」「開始可能業務一覧」共通となります。

表 バインダ一覧下部のプロセス欄を非表示にする設定

親要素 default-values.hibiki.brd.binder-list
要素 名称 初期値 説明
show-process-info true falseにするとバインダ一覧のワークリストと開始可能業務を非表示にする。
記述例 <binder-list>
<show-process-info>false</show-process-info>
</binder-list>

業務開始画面のコメント欄を非表示にする設定

業務開始画面のコメント欄を非表示にする設定です。設定はシステム単位です。

表 業務開始画面のコメント欄を非表示にする設定

親要素 default-values.hibiki.workflow.start-process
要素 名称 初期値 説明
show-comment true falseにすると業務開始画面のコメント欄を非表示にする。
記述例 <start-process>
<show-comment>false</show-comment>
</start-process>

優先度と期限を非表示にする設定

業務開始画面や各種一覧画面から優先度と期限を非表示にする設定です。設定はシステム単位です。

表 優先度と期限を非表示にする設定

親要素 default-values.hibiki.process
要素 名称 初期値 説明
priority.enable true falseにすると優先度を非表示にする。
datelimit.enable true falseにすると期限を非表示にする。
記述例 <hibiki.process>
<priority.enable>true</priority.enable>
<datelimit.enable>true</datelimit.enable>
</hibiki.process>

ワークリストの「業務名」を非表示にする設定

ワークリストの「業務名」列を非表示にする設定です。設定はシステム単位です。

制御対象となるのはバインダ一覧下部、IMP、プロセスエンジン画面のそれぞれのワークリストです。

表 ワークリストの「業務名」を非表示にする設定

親要素 default-values.hibiki.workflow.worklist
要素 名称 初期値 説明
show-process-name true falseにするとワークリストの業務名を非表示にする。
記述例 <worklist>
<show-process-name>false</show-process-name>
</worklist>

プロセス関連画面の最大表示件数の設定

「プロセス」を利用および管理する画面における一覧表示件数を設定します。

表 プロセス関連画面の最大表示件数設定

親要素 default-values.workflow.app-list
要素 名称 初期値 説明
page-size 20 プロセスの「開始可能業務」画面の最大表示件数。
親要素 default-values.workflow.running-ended
要素 名称 初期値 説明
page-size 20 プロセスの「開始済一覧」画面の最大表示件数。
親要素 default-values.workflow.work-list
要素 名称 初期値 説明
page-size 20 プロセスの「ワークリスト」画面の最大表示件数。
親要素 default-values.workflow.work-done
要素 名称 初期値 説明
page-size 20 プロセスの「実施済一覧」画面の最大表示件数。
親要素 default-values.workflow.process-def-list
要素 名称 初期値 説明
page-size 20 プロセスの「業務プロセス定義」画面の最大表示件数。
親要素 default-values.workflow.started-list
要素 名称 初期値 説明
page-size 20 プロセスの「履歴一覧」画面の最大表示件数。
記述例 <app-list>
<page-size>20</page-size>
</app-list>
<running-ended>
<page-size>20</page-size>
</running-ended>
<work-list>
<page-size>20</page-size>
</work-list>
<work-done>
<page-size>20</page-size>
</work-done>
<process-def-list>
<page-size>20</page-size>
</process-def-list>
<started-list>
<page-size>20</page-size>
</started-list>

アクティビティ実施動作の設定

プロセス実施中におけるアクティビティ実施動作の設定を行います。

表 アクティビティ実施動作の設定

親要素 default-values.hibiki.workflow
要素 名称 初期値 説明
activity.chain false アクティビティ実施の同期/非同期を設定する。
true:同期モード
false:非同期モード
※非同期モードの場合、delay-on-startの設定値が有効になります。
記述例 <activity.chain>false</activity.chain>

アクティビティの遅延処理機能の設定

アクティビティ実施後、次のアクティビティ開始の実行に対して遅延処理を行う機能の設定を行います。

表 アクティビティ実施後のdelay設定

親要素 default-values.hibiki.workflow
要素 名称 初期値 説明
delay-on-start 5000 アクティビティ実施後の遅延時間を設定します。
単位は「ミリ秒」です。
記述例 <delay-on-start>5000</delay-on-start>

アクティビティ最大実施数の設定

同一プロセス内で実施できるアクティビティの最大数を設定します。プロセス開始後アクティビティの実施数が最大数を超えた際に、そのプロセスは異常終了されます。

表 アクティビティ最大実施数の設定

親要素 default-values.hibiki.workflow
要素 名称 初期値 説明
activityInstanceLimit 500 同一プロセス内のアクティビティの最大実施数を設定。
記述例 <hibiki.workflow.activityInstanceLimit>100</hibiki.workflow.activityInstanceLimit>

サブプロセス最大階層数の設定

メインとなるプロセスから起動することのできるサブプロセスの最大階層数を設定します。メインプロセス開始後サブプロセスの階層が最大階層数を超えた際に、そのプロセスは異常終了されます。

表 サブプロセス最大階層数の設定

親要素 default-values.hibiki.workflow
要素 名称 初期値 説明
processStackLimit 10 メインプロセスから起動できるサブプロセスの最大階層数を設定。
記述例 <hibiki.workflow.processStackLimit>100</hibiki.workflow.processStackLimit>

<js>タグで利用できるカスタムクラス・メソッドの設定

イベントハンドラ内の<js>タグに記述できるjavaのクラスを設定します。カンマ区切りにすることで複数のクラスを指定することができます。また「*(アスタリスク)」を用いることで全てのクラスを指定することができます。(利用するクラスはアクセスレベルがpublicである必要があります)

表 <js>タグ内に記述できるJavaカスタムクラスの設定

親要素 default-values.hibiki.workflow.js
要素 名称 初期値 説明
packages (設定なし) <js>タグ内で利用可能なjavaのクラスのフルパスを設定。
記述例 <hibiki.workflow.js.packages>
jp.co.mycompany.mypackage.*
</hibiki.workflow.js.packages>

<js>タグ内に記述したJavascriptの最大インストラクション数の設定

イベントハンドラ内の<js>タグ内に記述したJavascript実行時におけるインストラクション数の最大値を設定します。インストラクション数が最大値を超えた場合、そのプロセスは異常終了されます。

表 <js>タグ内に記述されたJavascriptの最大インストラクション数の設定

親要素 default-values.hibiki.workflow.js
要素 名称 初期値 説明
instructionLimit 1000000 <js>タグ内に記述されたJavascriptの最大インストラクション数
記述例 <hibiki.workflow.js.instructionLimit>1000000</hibiki.workflow.js. instructionLimit>

アクティビティ実施画面のボタン表示設定

アクティビティ実施画面での「再計算」ボタン、「保存」ボタン、「実施履歴」ボタンの表示を設定します。

表 アクティビティ実施画面のボタン表示設定

親要素 default-values.hibiki.workflow.document
要素 名称 初期値 説明
visible-recalc-button true 再計算ボタンの表示設定ができます。
true:再計算ボタンを表示
false:再計算ボタンを非表示
記述例 <visible-recalc-button>true</visible-recalc-button>
要素 名称 初期値 説明
visible-update-button true 保存ボタンの表示設定ができます。
true:保存ボタンを表示
false:保存ボタンを非表示
記述例 <visible-update-button>true</visible-update-button>
要素 名称 初期値 説明
visible-history-button なし 実施履歴ボタンの表示制御を行います。指定した権限ユーザ以外では実施履歴ボタンが非表示になります。
なし:従来通りの表示
ALL:履歴閲覧権限のあるすべてのユーザに表示
WORKFLOW_DEFINITION_ADMIN:全体プロセス管理者に表示
WORKFLOW_INSTANCE_ADMIN:全体プロセス進行管理者に表示
INSTANCE_ADMIN:プロセスの進行管理権限ユーザに表示
※カンマ区切りにて複数指定が可能です。ただし、"ALL"が設定された場合は、"ALL"の設定が優先となります。
記述例 <visible-history-button>WORKFLOW_INSTANCE_ADMIN,INSTANCE_ADMIN</visible-history-button>

非担当者が編集可能なレイアウトブロックがない場合の編集画面の表示設定

非担当者に対して、編集可能なレイアウトブロックがない場合に、エラー画面に遷移させるか、編集画面を表示させるかを設定します。

表 非担当者の表示設定

親要素 default-values.hibiki.workflow.smartdb.no-operation-user
要素 名称 初期値 説明
show-error-when-no-editable-block false 非担当者に対して、編集可能なレイアウトブロックがない場合、エラー画面の表示可否。
true:「権限がありません」エラー画面へ遷移
false:編集画面を表示
記述例 <show-error-when-no-editable-block>true</show-error-when-no-editable-block>

プロセス進行中にコメントを求める機能の利用不可設定

アクティビティ定義画面で定義可能な「コメントを求める」機能を利用不可にする設定です。

表 「コメントを求める」機能をオフにする設定

親要素 default-values.hibiki.brd.askedForComment.enable
要素 名称 初期値 説明
enable true falseにすると「コメントを求める」設定項目が非表示になります。また、実施済一覧及び実施履歴部品で、「コメントを求める」機能のコメント依頼・回答部分が非表示になります。
記述例 <askedForComment>
<enable>false</enable>
</askedForComment>

コメントを求める機能の回答内容エリアを非表示にする設定

コメントを求める機能が有効な場合に実施画面下部に表示される他ユーザによる回答内容の表示エリアを非表示にする設定です。

表 実施コメント欄の下の回答内容エリアを非表示にする設定

親要素 default-values.hibiki.brd.askedForComment.displayAnswer
要素 名称 初期値 説明
displayAnswer true falseにすると回答内容エリアを非表示にする。
記述例 <askedForComment>
<displayAnswer>false</displayAnswer>
</askedForComment>

代行者設定機能の非表示設定

プロセスエンジンのサイドメニューに代行者設定メニューを表示するかどうかを設定します。

表 代行者設定のサイドメニューを表示・非表示する設定

親要素 default-values.hibiki.brd.sidemenu.personalsettings
要素 名称 初期値 説明
personalsettings user user / admin / none 三つの設定が可能。
user:すべてのユーザにメニュー「代行者設定」を表示
admin:全体プロセス管理者にメニュー「代行者設定」を表示
none:メニュー「代行者設定」を非表示
記述例 <sidemenu>
<personalsettings>admin</personalsettings>
</sidemenu>

プロセス履歴一括削除に関する設定

プロセス履歴一括削除に関する設定です。

表 プロセス履歴一括削除に関する設定

親要素 default-values.hibiki.workflow.process
要素 名称 初期値 説明
bulkDelete-list.page-size 20 プロセス履歴一括削除画面に表示する1ページプロセス履歴の件数
範囲:1~2147483647(件)
範囲外または不正値の場合、デフォルト値となる。
bulkDeleteMaxSelect 100 一度に選択可能なプロセス数(サブプロセスは含まない)。
1~500の数値を指定可能。範囲外または不正値の場合、デフォルト値となる。
deletableAfterEndDays 30 削除対象外とするプロセスの終了日からの経過日数。削除対象となるのは設定した日数を経過したプロセスが対象となる。
範囲:1~2147483647(件)
0の場合、制限なし
範囲外または不正値の場合、デフォルト値となる。
※削除対象となるのは、業務終了日時から「日数×24時間」が経過したプロセスです。
※初期値は複数世代のバックアップが取得されていることを想定した値となっています。運用に合わせて設定してください。
記述例 <default-values>
<hibiki>
<workflow>
<process>
<bulkDelete-list><page-size>50</page-size></bulkDelete-list>
<bulkDeleteMaxSelect>50</bulkDeleteMaxSelect>
<deletableAfterEndDays>365</deletableAfterEndDays>
</process>
</workflow>
</hibiki>
</default-values>

プロセス一括強制終了に関する設定

プロセス一括強制終了に関する設定です。

表 プロセス一括強制終了に関する設定

親要素 default-values.hibiki.workflow.process
要素 名称 初期値 説明
bulkAbort.pageSize 20 プロセス一括強制終了画面に表示する1ページあたりのプロセス件数
範囲:1~2147483647(件)
範囲外または不正値の場合、デフォルト値となる。
bulkAbort.maxSelect 100 一度に選択可能なプロセス数(サブプロセスは含まない)。
1~500の数値を指定可能。範囲外または不正値の場合、デフォルト値となる。
記述例 <default-values>
<hibiki>
<workflow>
<process>
<bulkAbort>
<pageSize>50</pageSize>
<maxSelect>50</maxSelect>
</bulkAbort>
</process>
</workflow>
</hibiki>
</default-values>

プロセスエンジン一覧系画面の高速化のための設定

プロセスエンジンで使用する一覧画面表示高速化に関する設定です。

※高速化無効設定(旧バージョンと同じ動作)はVer.3.4.0以降では非推奨となっており、将来このパラメータ自体削除される予定です。

表 プロセスエンジン一覧系画面の高速化に関する設定(非推奨)

親要素 default-values.hibiki.process
要素 名称 初期値 説明
tiger-search.enable true Oracleの場合の高速化オプション
true:高速化有効
false:高速化無効
dolphin-search.enable true MySQLの高速化オプション
true:高速化有効
false:高速化無効
記述例(1) <hibiki.process>
<!--Oracleの場合-->
<tiger-search.enable>false</tiger-search.enable>
</hibiki.process>
記述例(2) <hibiki.process>
<!--MySQLの場合-->
<dolphin-search.enable>false</dolphin-search.enable>
</hibiki.process>

個人設定の代行者を担当者追加/担当者変更イベントハンドラの際にアクティビティ代行者に使用可能にする設定

プロセスエンジン:サイドメニューの「個人設定:代行者設定」で指定された代行者を、イベントハンドラの<担当者追加><担当者変更>タグで指定してアクティビティの代行者として使用可能する設定です。

-- 代行者の定義について --

本ドキュメントでは代行者について以下の用語を使用します。

「指定された担当者の代行者」 イベントハンドラで指定された担当者に対して
「個人設定:代行者設定」で設定された代行者
「定義された代行者」 プロセス定義のアクティビティで予め設定された代行者
「変更前の担当者の代行者」 イベントハンドラで変更を行う前の担当者に
対して「個人設定:代行者設定」で設定された代行者

-- この機能が適用されるタイミングについて --

本機能は設定ファイルを変更し、tomcatを再起動した後に有効になります。

イベントハンドラで担当者追加・変更時に「指定された担当者の代行者」が

代行者として反映されるのは、

開始済みのプロセスの場合は、次のアクティビティに遷移後になります。

開始前のプロセスについては、プロセス開始後になります。

表 個人設定の代行者をイベントハンドラでアクティビティの代行者として使用可能にする設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.workflow.event-handler.update-principal
要素 名称 既定値 説明
update-proxy-action none [ replace | add | none ]
replace:「変更前の担当者の代行者」を置き換える設定
add:「変更前の担当者の代行者」を代行者として残す設定
none: 従来と同様の動作

※今後の製品でワークフローの性能改善に伴い、代行者の引継ぎについて見直す

可能性があります。その場合、本オプションが廃止される可能性があります。

詳細


1) replace

「変更前の担当者の代行者」を置き換える設定です。

担当者追加時:「指定された担当者の代行者」をアクティビティの代行者に追加します。

担当者変更時:「変更前の担当者の代行者」を「指定された担当者の代行者」に

置き換えます。(動作仕様1-1

※replaceでは「変更前の担当者の代行者」が「指定された担当者の代行者」に

置き換えられます。

「定義された代行者」に「変更前の担当者の代行者」が含まれる場合でも、

「変更前の担当者の代行者」は「指定された担当者の代行者」に

置き換えられますのでご注意ください。(動作仕様 1-2

「定義された代行者」にグループが指定されていた場合は、

「変更前の担当者の代行者」のみが置き換えられ、

グループに含まれるそれ以外のユーザは代行者として残ります。

「変更前の担当者の代行者」を代行者として残したい場合は、

イベントハンドラで<代行者追加>タグを使用して追加してください。

2) add

「変更前の担当者の代行者」を代行者として残す設定です。

担当者追加時:「指定された担当者の代行者」をアクティビティの代行者に追加します。(動作仕様 2

担当者変更時:「指定された担当者の代行者」をアクティビティの代行者に追加します。(動作仕様 2

3) none(既定値)

従来のSmartDBと同様の動作となります。イベントハンドラで担当者を追加・変更した場合は

「指定された担当者の代行者」はアクティビティの代行者に反映されません。

動作仕様1-1) replaceの動作について ケース1

■前提条件:以下のアクティビティ定義、代行者設定を行っている場合

アクティビティ定義の設定

担当者:ユーザA

代行者:ユーザE

サイドメニューの「個人設定:代行者設定」

ユーザAには代行者としてBが設定されている

ユーザCには代行者としてDが設定されている

イベントハンドラで担当者を変更する前の状態

担当者:ユーザA(アクティビティ定義で設定)

代行者:ユーザE(アクティビティ定義で設定)、ユーザB(ユーザAの代行者)

イベントハンドラで、担当者をユーザAからユーザCに変更した場合、

変更後のアクティビティの担当者および代行者は下記のようになります。

イベントハンドラで担当者を変更した後の状態

担当者:ユーザC(イベントハンドラで変更)

代行者:ユーザE(アクティビティ定義で設定)、ユーザD(ユーザCの代行者)

-- 解説 --

担当者がユーザAからユーザCに変更されたことにより、

「変更前の担当者の代行者」であるユーザBが「指定された担当者の代行者」

であるユーザDに置き換わります。

動作仕様1-2) replaceの動作について ケース2

■前提条件:以下のアクティビティ定義、代行者設定を行っている場合

アクティビティ定義の設定

担当者:ユーザA

代行者:ユーザB

サイドメニューの「個人設定:代行者設定」

ユーザAには代行者としてBが設定されている

ユーザCには代行者としてDが設定されている

イベントハンドラで担当者を変更する前の状態

担当者:ユーザA(アクティビティ定義で設定)

代行者:ユーザB(アクティビティ定義で設定、ユーザAの代行者)

イベントハンドラで、担当者をユーザAからユーザCに変更した場合、

変更後のアクティビティの担当者および代行者は下記のようになります。

イベントハンドラで担当者を変更した後の状態

担当者:ユーザC(イベントハンドラで変更)

代行者:ユーザD(ユーザCの代行者)

-- 解説 --

担当者がユーザAからユーザCに変更されたことにより、

「変更前の担当者の代行者」であるユーザBが「指定された担当者の代行者」

であるユーザDに置き換わります。

ユーザBは「定義された代行者」ですが、同時に「変更前の担当者の代行者」

でもある為、「指定された担当者の代行者」に置き換えられ、

代行者ではなくなります。

この結果、アクティビティ実施可能な代行者はユーザDとなります。

※ユーザBを代行者として残したい場合は、下記のようなイベントハンドラを

記述することで、代行者として残すことが可能です。

-- 記述例 --

以下のような設定を追加してください。(ユーザBのMIDが1000012とします)

<代行者追加 number="1">

<アカウント value="1000012"/>

</代行者追加>

動作仕様2) addの動作について

■前提条件:以下のアクティビティ定義、代行者設定を行っている場合

アクティビティ定義

担当者:ユーザA

代行者:ユーザE

代行者設定

ユーザAには代行者としてBが設定されている

ユーザCには代行者としてDが設定されている

イベントハンドラで担当者を変更する前の状態

担当者:ユーザA(アクティビティ定義で設定)

代行者:ユーザB(ユーザAの代行者)

イベントハンドラで、担当者をユーザAからユーザCに変更した場合には

アクティビティの担当者および代行者は下記のようになります。

イベントハンドラで担当者を変更した後の状態

担当者:ユーザC(イベントハンドラで変更)

代行者:ユーザE(アクティビティ定義で設定)、

ユーザB(ユーザAの代行者)、

ユーザD(ユーザCの代行者)

-- 解説 --

担当者がユーザAからユーザCに変更された場合でも、

「変更前の担当者の代行者」が残ります。

この結果、「定義された代行者」であるユーザE、「変更前の担当者の代行者」

であるユーザB、「指定された担当者の代行者」ユーザDが

アクティビティ実施可能な代行者として設定されます。

イベントハンドラの差出人タグのデフォルト値の設定

従来イベントハンドラの差出人タグが指定されていない場合の送信者情報デフォルト値を指定する事ができなかったため、これを可能にするパラメータを追加しました。

※SMTPサーバ用送信者情報固定用パラメータ(system.mail.smtp-header)を

指定した場合は、差出人タグ及び追加したパラメータの設定は無視されます。

表 メール送信者情報デフォルト値設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.system.mail
要素 名称 既定値 説明
header.from.address 無し [ 送信者のメールアドレス ]
(差出人タグの指定が無い場合のみ)
要素 名称 既定値 説明
header.from.name 無し [ 送信者の名前 ]
(差出人タグの指定が無い場合のみ)
記述例 <system.mail.header>
<from>
<!-- 送信者のメールアドレス-->
<address>default@hogehoge.co.jp</address>
<!-- 送信者の名前-->
<name>デフォルト送信元</name>
</from>
</system.mail.header>

プロセス定義用の業務カテゴリ機能利用設定

プロセス定義を業務カテゴリで分類するための機能を利用可能にするための設定です。利用可能(デフォルト)な場合

  • 開始可能業務一覧画面

  • 業務プロセス定義画面

で業務カテゴリのツリーからプロセスを分類することが可能になります。

また、業務カテゴリにはプロセス権限のテンプレートを設定でき、

  • 業務カテゴリ階層間でテンプレート内容を継承する機能

  • 業務カテゴリのテンプレート内容を個別のプロセス定義に継承する機能

  • 階層配下のプロセス定義に一括してテンプレートの内容を適用する機能

を利用可能になります。

表 プロセス用業務カテゴリ利用設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.category
要素 名称 既定値 説明
enable true [ true | false ]
要素 名称 既定値 説明
max-size 5000 [ 0~2147483647の整数 ]
業務カテゴリの登録上限
※5000件のカテゴリを登録した場合のメモリ消費量とロード時間
メモリ消費量:0.95MByte
最初のロード時間:約2秒
記述例 <hibiki.process.category>
<enable>true</enable>
<max-size>5000</max-size>
</hibiki.process.category>

業務カテゴリ管理画面


※業務カテゴリの定義は全体プロセス管理者のみ使用可能な業務カテゴリ管理画面で行います。

(業務カテゴリ管理画面は管理>業務プロセス定義画面の「管理者モード」の画面で左上の「業務カテゴリ管理」リンクから開くことができます。)

開始可能業務一覧での業務カテゴリの表示


開始可能業務一覧画面で業務カテゴリにより分類されたプロセス定義をツリーにより絞り込む事ができます。

管理>業務プロセス定義画面の業務プロセス一覧での業務カテゴリの表示


業務プロセス定義の画面でも業務カテゴリにより分類されたプロセス定義をツリーにより絞り込む事ができます。

業務プロセス定義を業務カテゴリで分類・権限テンプレートの継承


業務プロセス定義を業務カテゴリで分類するには業務プロセス定義画面の基本情報で定義済の「業務カテゴリ」を指定します。この時、業務カテゴリの定義に設定された権限テンプレートの内容を「権限を継承する」ボタン押下により業務カテゴリ定義画面へコピーすることが可能です。


業務カテゴリ編集画面の権限テンプレート


業務カテゴリを定義する際、業務カテゴリ編集画面で権限テンプレートを設定することが可能です。この権限テンプレートの内容は、業務カテゴリの階層間で継承することが可能です。

配下の分類済業務プロセス定義及びカテゴリ定義に対し、権限テンプレートの内容を一括適用


業務カテゴリ管理画面のツールアイコンから、「一括の権限変更」画面を開き、変更対象で「・・・プロセスの権限」選択後に「一括変更」ボタン押下により、配下に分類された業務プロセス定義の”ドラフト”に対し、カテゴリ定義の権限テンプレートの内容を一括して適用することが可能です。

※この機能を実行すると、ドラフトが存在する業務プロセス定義はドラフトの権限が変更され、ドラフトが無い

業務プロセス定義はドラフトが自動作成されてからそのドラフトの権限が変更されます。

(自動では公開されません)

※変更対象が「・・・プロセスの権限」以外の時は配下のカテゴリ定義の権限テンプレートが対象になります。

注意事項


※業務カテゴリの定義は全体プロセス管理者のみ使用可能な業務カテゴリ管理画面で行います。

(業務カテゴリ管理画面は業務プロセス定義画面の「管理者モード」の画面で左上のリンクから
開くことができます。)

※業務カテゴリとプロセス定義のマッピングは個別のプロセス定義の基本情報にて行います。

※業務カテゴリの登録数上限は5000です。

プロセス新UI利用設定

ワークリスト画面や開始可能業務画面等の表示項目の見直し・検索機能等の追加・業務カテゴリ機能の追加・よく追加う機能の追加等に伴う、プロセスの新UIと従来の画面(旧UI)を切り替える設定です。

※デフォルトはプロセス新UIが有効となる設定です。

表 プロセス新UI利用設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process
要素 名称 既定値 説明
new-ui true [ true | false ]
true:プロセス新UIは有効
false:プロセス新UIは無効(旧UIを使用)

詳細


プロセス新UIを有効にするとワークリストの一覧での表示項目が変更され、ワークリストでは"業務名と見出し"による検索が簡易検索として利用可能になります。また開始可能業務一覧、開始済一覧、実施済み一覧、履歴一覧の画面が新しいUIとなり、利用可能になります。

※ワークリストの詳細検索についてはタブにより以下の項目が利用可能になります。

「自分が担当者」タブ: 業務名と見出し / 業務開始者 / 業務開始日時

「自分が代行者」タブ: 業務名と見出し / 業務開始者 / 業務開始日時

「自分が全体プロセス進行管理者」タブ: 業務名と見出し / 業務開始者 / 担当者 / 業務開始日時

※ワークリストの一覧の表示項目は以下のようになります。

「自分が担当者」タブ:操作/見出し/受信日時/業務名/業務開始者/業務開始者所属/業務開始日時

「自分が代行者」タブ:操作/見出し/受信日時/業務名/業務開始者/業務開始者所属/業務開始日時

「自分が全体プロセス進行管理者」タブ:

操作/見出し/受信日時/業務名/業務開始者/業務開始者所属/担当者(代行者)/業務開始日時

ワークリストの新UIで一覧表示項目を指定する設定

ワークリストの新UIの画面における一覧表示項目の設定です。

表 ワークリスト一覧表示項目設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.list-view
要素 名称 worklist(プロセスのワークリスト設定)
worklist-binder(バインダのトップ画面でのワークリスト設定)
worklist-imp(マイアプリ=IMPのトップ画面でのワークリスト設定)
既定値 actv_title,iprc_title,priority,date_limit,iactv_start_date,prc_title,starter,start_date
説明 設定値の例:(左から処理名、見出し、優先度、期限、受信日時、業務名、業務開始者、業務開始日時の順に表示する場合)
actv_title,iprc_title,priority,date_limit,iactv_start_date,prc_title,starter,start_date
※設定値は、指定した順番に左からカンマ区切りで指定します。
※worklist-binder、worklist-impの場合、業務開始者、業務開始日時は含まれません。
列名 設定値
処理名(アクティビティ名) actv_title
見出し iprc_title
優先度 priority
期限 date_limit
受信日時 iactv_start_date
業務名 prc_title
業務開始者 starter
業務開始者所属 starter_group
業務開始日時 start_date
担当者(代行者) owner
担当者 princ_owner
記述例 <hibiki.process.new-ui-setting>
<list-view>
<worklist>actv_title,iprc_title,priority,date_limit,iactv_start_date,prc_title,starter,start_date</worklist>
</list-view>
</hibiki.process.new-ui-setting>

ワークリストの新UIで初期画面検索パネル表示(簡易検索 or 詳細検索)を指定する設定

ワークリストの新UIの画面における初期画面検索パネル表示の設定です。

表 ワークリスト初期画面検索パネル表示の設定(簡易検索 or 詳細検索)

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.detail-search-opened
要素 名称 既定値 説明
worklist false [ false | true ]
false:初期画面では「簡易検索」パネルを表示
true:初期画面では「詳細検索」パネルを表示

ワークリストの新UIで初期画面表示(一覧表示 or 検索パネルのみ表示)を指定する設定

ワークリストの新UIの画面における初期画面表示の設定です。

表 初期画面表示の設定(一覧表示 or 検索パネルのみ表示)

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.display-search-result
要素 名称 既定値 説明
worklist true [ true | false ]
true:検索結果の一覧を表示
false:検索パネルのみ表示(検索を実行しない)

開始可能業務画面の新UIでiアイコンを表示する設定

開始可能業務画面の新UIの画面において、従来のiアイコンはデフォルトで非表示となりますが、このアイコンを表示させるための設定です。

表 開始可能業務画面(新UI)iアイコン表示設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process
要素 名称 既定値 説明
startable.can-view-definition false [ false | true ]
false:[i]アイコン非表示
true:[i]アイコン表示

開始可能業務一覧の新UIで一覧表示項目を指定する設定

開始可能業務一覧の新UIの画面における一覧表示項目の設定です。

表 開始可能業務一覧表示項目設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.list-view
要素 名称 startable
既定値 prc_start,doc_list,prc_title,memo,favorite
説明 設定値の例:(左から操作、文書一覧、業務名、説明、よく使う業務リンクの順に表示する場合)
prc_start,doc_list,prc_title,memo,favorite
※設定値は、指定した順番に左からカンマ区切りで指定します。
列名 設定値
操作 prc_start
文書一覧 doc_list
業務名 prc_title
説明 memo
よく使う業務リンク列 favorite
最終更新日 update_date
記述例 <hibiki.process.new-ui-setting>
<list-view>
<startable>prc_start,doc_list,prc_title,memo,favorite</startable>
</list-view>
</hibiki.process.new-ui-setting>

開始済一覧の新UIで一覧表示項目を指定する設定

開始済一覧の新UIの画面における一覧表示項目の設定です。

表 開始済一覧表示項目設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.list-view
要素 名称 myStarted
既定値 iprc_title,actv_title,princ_owner,prc_title,start_date,reuse
説明 設定値の例:(左から見出し、業務名、実施中のアクティビティ名、受信日時の順に表示する場合)
iprc_title,prc_title,actv_title,iactv_start_date
※設定値は、指定した順番に左からカンマ区切りで指定します。
列名 設定値
見出し iprc_title
実施中のアクティビティ名 actv_title
実施中のアクティビティの受信日時 iactv_start_date
担当者 princ_owner
業務終了日時 end_date
業務名 prc_title
業務開始日時 start_date
業務再利用 reuse
担当者(代行者) owner
記述例 <hibiki.process.new-ui-setting>
<list-view>
<myStarted>iprctitle,prctitle,actvtitle,iactvstart_date</myStarted>
</list-view>
</hibiki.process.new-ui-setting>

開始済一覧の新UIで初期画面検索パネル表示(簡易検索 or 詳細検索)を指定する設定

開始済一覧の新UIの画面における初期画面検索パネル表示の設定です。

表 開始済一覧初期画面検索パネル表示の設定(簡易検索 or 詳細検索)

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.detail-search-opened
要素 名称 既定値 説明
myStarted false [ false | true ]
false:初期画面では「簡易検索」パネルを表示
true:初期画面では「詳細検索」パネルを表示

開始済一覧の新UIで初期画面表示(一覧表示 or 検索パネルのみ表示)を指定する設定

開始済一覧の新UIの画面における初期画面表示の設定です。

表 開始済一覧初期画面表示の設定(一覧表示 or 検索パネルのみ表示)

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.display-search-result
要素 名称 既定値 説明
myStarted true [ true | false ]
true:検索結果の一覧を表示
false:検索パネルのみ表示(検索を実行しない)

開始済一覧の新UIで初期画面の詳細検索パネルの検索条件「業務開始日時」のデフォルト設定

開始済一覧の新UIの画面における初期画面の詳細検索パネルの検索条件「業務開始日時」のデフォルト設定です。

表 開始済一覧初期画面の詳細検索パネルの検索条件「業務開始日時」のデフォルト設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.startDateDefaultRange
要素 名称 既定値 説明
myStarted 指定なし(条件無し) [ 日数 ]
指定された場合、指定日数前~今日の日付範囲を検索条件にセットします。
記述例 <hibiki.process.new-ui-setting>
<startDateDefaultRange>
<myStarted>365</myStarted>
</startDateDefaultRange>
</hibiki.process.new-ui-setting>

実施済一覧の新UIで一覧表示項目を指定する設定

実施済一覧の新UIの画面における一覧表示項目の設定です。

表 実施済一覧表示項目設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.list-view
要素 名称 myDone
既定値 iprc_title,actv_title,princ_owner,prc_title,starter,start_date
説明 設定値の例:(左から見出し、業務名、実施中のアクティビティ名、業務開始日時の順に表示する場合)
iprc_title,prc_title,actv_title,start_date
※設定値は、指定した順番に左からカンマ区切りで指定します。
列名 設定値
見出し iprc_title
実施中のアクティビティ名 actv_title
実施中のアクティビティの受信日時 iactv_start_date
担当者 princ_owner
担当者(代行者) owner
業務名 prc_title
業務開始日時 start_date
業務終了日時 end_date
業務開始者 starter
記述例 <hibiki.process.new-ui-setting>
<list-view>
<myDone>iprctitle,prctitle,actvtitle,startdate</myDone>
</list-view>
</hibiki.process.new-ui-setting>

実施済一覧の新UIで初期画面検索パネル表示(簡易検索 or 詳細検索)を指定する設定

実施済一覧の新UIの画面における初期画面検索パネル表示の設定です。

表 実施済一覧初期画面検索パネル表示の設定(簡易検索 or 詳細検索)

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.detail-search-opened
要素 名称 既定値 説明
myDone false [ false | true ]
false:初期画面では「簡易検索」パネルを表示
true:初期画面では「詳細検索」パネルを表示

実施済一覧の新UIで初期画面表示(一覧表示 or 検索パネルのみ表示)を指定する設定

実施済一覧の新UIの画面における初期画面表示の設定です。

表 実施済一覧初期画面表示の設定(一覧表示 or 検索パネルのみ表示)

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.display-search-result
要素 名称 既定値 説明
myDone true [ true | false ]
true:検索結果の一覧を表示
false:検索パネルのみ表示(検索を実行しない)

実施済一覧の新UIで初期画面の詳細検索パネルの検索条件「業務開始日時」のデフォルト設定

実施済一覧の新UIの画面における初期画面の詳細検索パネルの検索条件「業務開始日時」のデフォルト設定です。

表 実施済一覧初期画面の詳細検索パネルの検索条件「業務開始日時」のデフォルト設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.startDateDefaultRange
要素 名称 既定値 説明
myDone 指定なし(条件無し) [ 日数 ]
指定された場合、指定日数前~今日の日付範囲を検索条件にセットします。
記述例 <hibiki.process.new-ui-setting>
<startDateDefaultRange>
<myDone>365</myDone>
</startDateDefaultRange>
</hibiki.process.new-ui-setting>

実施済一覧の新UIで初期画面の実施済業務と実施済アクティビティタブの表示設定

実施済一覧の新UIの画面における初期画面の実施済業務と実施済アクティビティタブの表示設定です。

表 実施済一覧初期画面の実施済業務と実施済アクティビティタブの表示設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.display-tab
要素 名称 既定値 説明
myDone process(実施済業務タブのみ) [ process,activityから選択または両方 ]
新しい一覧(実施済業務)か、従来の一覧(実施済アクティビティ)のいずれか、または両方を指定することができ、両方指定した場合はタブで新旧の表示を切り替えて使う事ができます。
process:実施済業務一覧(デフォルト)
activity:実施済アクティビティ一覧
記述例 <hibiki.process.new-ui-setting>
<display-tab>
<myDone>process,activity</myDone>
</display-tab>
</hibiki.process.new-ui-setting>

履歴一覧の新UIで一覧表示項目を指定する設定

履歴一覧の新UIの画面における一覧表示項目の設定です。

表 履歴一覧表示項目設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.list-view
[ 履歴一覧表示項目設定(進行中タブ)]
要素 名称 history-running
既定値 iprc_title,actv_title,iactv_start_date,princ_owner,prc_title,starter,start_date
説明 設定値の例:(左から見出し、業務名、実施中のアクティビティ名、業務開始日時の順に表示する場合)
iprc_title,prc_title,actv_title,start_date
※設定値は、指定した順番に左からカンマ区切りで指定します。
列名 設定値
見出し iprc_title
実施中のアクティビティ名 actv_title
受信日時 iactv_start_date
担当者 princ_owner
担当者(代行者) owner
業務名 prc_title
業務開始日時 start_date
業務開始者 starter
[ 履歴一覧表示項目設定(終了済タブ)]
要素 名称 history-end
既定値 iprc_title,actv_title,end_date,prc_title,starter,start_date
説明 設定値の例:(左から見出し、業務名、実施中のアクティビティ名、業務開始日時の順に表示する場合)
iprc_title,prc_title,actv_title,start_date
※設定値は、指定した順番に左からカンマ区切りで指定します。
列名 設定値
見出し iprc_title
ステータス actv_title
業務名 prc_title
業務開始日時 start_date
業務終了日時 end_date
業務開始者 starter
記述例 <hibiki.process.new-ui-setting>
<list-view>
<history-running>iprctitle,actvtitle,iactvstartdate,princowner,prctitle,starter,startdate</history-running>
<history-end>iprctitle,actvtitle,enddate,prctitle,starter,start_date</history-end>
</list-view>
</hibiki.process.new-ui-setting>

履歴一覧の新UIで初期画面検索パネル表示(簡易検索 or 詳細検索)を指定する設定

履歴一覧の新UIの画面における初期画面検索パネル表示の設定です。

表 履歴一覧初期画面検索パネル表示の設定(簡易検索 or 詳細検索)

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.detail-search-opened
要素 名称 既定値 説明
history true [ false | true ]
false:初期画面では「簡易検索」パネルを表示
true:初期画面では「詳細検索」パネルを表示

履歴一覧の新UIで初期画面表示(一覧表示 or 検索パネルのみ表示)を指定する設定

履歴一覧の新UIの画面における初期画面表示の設定です。

表 履歴一覧初期画面表示の設定(一覧表示 or 検索パネルのみ表示)

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.display-search-result
要素 名称 既定値 説明
history true [ true | false ]
true:検索結果の一覧を表示
false:検索パネルのみ表示(検索を実行しない)

履歴一覧の新UIで初期画面の詳細検索パネルの検索条件「業務開始日時」のデフォルト設定

履歴一覧の新UIの画面における初期画面の詳細検索パネルの検索条件「業務開始日時」のデフォルト設定です。

表 履歴一覧初期画面の詳細検索パネルの検索条件「業務開始日時」のデフォルト設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.startDateDefaultRange
要素 名称 既定値 説明
history 指定なし(条件無し) [ 日数 ]
指定された場合、指定日数前~今日の日付範囲を検索条件にセットします。
記述例 <hibiki.process.new-ui-setting>
<startDateDefaultRange>
<history>365</history>
</startDateDefaultRange>
</hibiki.process.new-ui-setting>

新UIにおける連続承認のナビゲーションバー表示の設定

プロセス新UIが有効な環境で、連続承認機能のナビゲーションバーを表示/非表示するための設定です。

表 連続承認機能のナビゲーションバーの表示/非表示設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.worklist.navigationBar
要素 名称 既定値 説明
enable true [ true | false ]
true:連続承認ON。連続承認のためのナビゲーションバーが承認画面に表示されます。
false:連続承認OFF。これまで通りの承認画面が表示されます。

承認日時等のプロセス関連の時間を秒単位まで表示する設定

承認した時間などのプロセス関連の全ての時間を秒単位まで含めて表示するオプション機能を追加しました。

※設定を有効にすることでプロセス関連の全ての時間表記が秒まで含めた時間になります。

※文書の「実施履歴部品」及びその関連する全画面、及び業務プロセスの全ての関連画面(新/旧UI)が対象です。

表 プロセス関連時間の秒単位表示機能の有効化設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.brd.workflow.date
要素 名称 既定値 説明
displaySeconds false [ false | true ]
trueの場合は
・文書の「実施履歴部品」及びその関連する全画面
・業務プロセスの全ての関連画面(新/旧UI)
でのプロセス関連の時間表記が秒単位となります。

アクティビティ生成時に担当者が存在しない場合に管理者へメール通知する設定

アクティビティの担当者が誰も居なくなるケースが発生すると誰にも通知されずに放置されてしまう事を防ぐため、アクティビティ生成時に担当者が空の場合は管理者へ通知する機能の利用設定です。 なお、この設定は、決裁ルートのアクティビティに対しては無効です。

表 アクティビティ担当者が空の場合の通知先設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.workflow.activity.noPrincipal
要素 名称 sendMail
既定値 true
説明 メール通知機能の利用設定
※true:利用可能
要素 名称 sendTo
既定値 無し(null)
説明 宛先の設定
※管理者または指定したメールアドレスへ送信されます。
設定値の例:(プロセス定義の進行管理者と指定メールアドレスへ送信する場合)
INSTANCE_ADMIN, smartdb_admin@company.co.jp
※複数指定する場合はカンマ区切り
管理者ロール 設定値(例)
全体プロセス管理者 WORKFLOW_DEFINITION_ADMIN
全体プロセス進行管理者 WORKFLOW_INSTANCE_ADMIN
プロセス定義の定義更新権者 DEFINITION_ADMIN
プロセス定義の進行管理権者 INSTANCE_ADMIN
メールアドレス直接指定 smartdb_admin@company.co.jp
記述例 <hibiki.workflow.activity>
<noPrincipal>
<sendMail>true</sendMail>
<sendTo>INSTANCEADMIN, smartdbadmin@company.co.jp</sendTo>
</noPrincipal>
</hibiki.workflow.activity>

プロセス変数の個数を設定

プロセス定義で使用できるプロセス変数を、11個以上に増やすことを可能とするパラメータを追加しました。

※インポートしたプロセス定義のプロセス変数の個数がdefault-values.hibiki.process.definition.variable.sizeより多い場合、プロセス変数の個数が多い方に設定されます。

※プロセス変数の個数設定は、一度増やすと、その値から減らすことができなくなるため、ご注意下さい。

表 プロセス変数の個数設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.definition.variable
要素 名称 size
既定値 10~99
説明 プロセス変数の個数を設定します。
プロセス変数の個数は、一度増やすと、その値から減らすことはできません。
新規登録と全体既存プロセス定義に有効です。
設定変更する場合はSmartDBの再起動が必要です。
SmartDBを起動する際、プロセス変数の個数が変更されます。
記述例 <hibiki.process.definition>
<variable>
<size>21</size>
</variable>
</hibiki.process.definition>

開始済一覧の新UIで検索項目「サブプロセスを含む」の初期値設定

開始済一覧の新UI画面における詳細検索項目に対して、「サブプロセスを含む」検索条件のチェックオン・オフの初期値を設定する項目です。

※この設定は、新UIのみ有効です。

表 開始済一覧の検索項目「サブプロセスを含む」の有効化設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.process.new-ui-setting.displaySubProcess
要素 名称 既定値 説明
myStarted false [ false|true ]
true:初期画面で「サブプロセスを含む」がチェックオン。サブプロセスを表示する。
false:初期画面で「サブプロセスを含む」がチェックオフ。サブプロセスを表示しない。

プロセス異常終了時に管理者へメール通知する設定

プロセスが異常終了した際のメール通知先を設定する項目です。

表 プロセス異常終了時に管理者へメール通知する設定

ファイル default.xml
親要素 default-values.hibiki.workflow.activity.brokenEvent
要素 名称 sendTo
既定値 WORKFLOW_STARTER,DEFINITION_ADMIN,INSTANCE_ADMIN
説明 宛先の設定
※管理者または指定したメールアドレスへ送信されます。
設定値の例:(プロセス定義の進行管理者と指定メールアドレスへ送信する場合)
INSTANCE_ADMIN, smartdb_admin@company.co.jp
※複数指定する場合はカンマ区切り
管理者ロール 設定値(例)
全体プロセス管理者 WORKFLOW_DEFINITION_ADMIN
全体プロセス進行管理者 WORKFLOW_INSTANCE_ADMIN
プロセス定義の定義更新権者 DEFINITION_ADMIN
プロセス定義の進行管理権者 INSTANCE_ADMIN
業務開始者 WORKFLOW_STARTER
メールアドレス直接指定 smartdb_admin@company.co.jp
記述例 <hibiki.workflow.activity>
<brokenEvent>
<sendTo>INSTANCEADMIN, smartdbadmin@company.co.jp</sendTo>
</brokenEvent>
</hibiki.workflow.activity>

イベントハンドラの代行者タグの結果に全体プロセス管理者を追加する設定

イベントハンドラで代行者に関するタグを呼び出すとき、結果に「全体プロセス進行管理者」を含むかどうかを設定する項目です。

該当タグ

  • <代行者 />
  • <担当者や代行者 />
  • <未実行の担当者や代行者 />
  • <実行済みの担当者や代行者 />

表 イベントハンドラの代行者タグの結果に「全体プロセス管理者」を含むかどうかを指定する設定

ファイル default.xml
親要素 default-values. hibiki.workflow.event-handler.proxy
要素 名称 既定値 説明
includeGlobalProxies false [ true|false ]
true:結果に「全体プロセス進行管理者」を含む
false:結果に「全体プロセス進行管理者」を含まない

依頼通知オプションのデフォルト値の設定

アクティビティの「コメントを求める」機能を利用する際に、依頼通知オプションのデフォルト値を設定する項目です。

表 依頼通知オプションのデフォルト値設定

ファイル default.xml
親要素 hibiki.workflow.ask-for-comment
要素 名称 既定値 説明
send-message-by-default true [ true|false ]
true:依頼通知のデフォルト値がオン。
false:依頼通知のデフォルト値がオフ。

プロセスの通知方法設定のデフォルト値設定

プロセスの「通知方法設定」のデフォルト値を設定する項目です。設定が適用されるケースは以下の通りです。

  • 既存プロセス定義で、通知設定方法を設定していない場合。
  • 新規プロセス定義を作成する場合。

表 通知方法設定のデフォルト値設定

ファイル default.xml
親要素 system.message
要素 名称 既定値 説明
default-message-methods mail [ mail | chiwawa ]
mail:メール通知をデフォルトにする。
chiwawa:知話輪通知をデフォルトにする。
※複数の通知方法を指定したい場合、「,」で区切ってください。
記述例 <system>
<message>
<default-message-methods>mail,chiwawa</default-message-methods>
</message>
</system>

業務統計情報、および実施履歴部品のハイライト表示に関する設定

業務統計情報、および実施履歴部品のハイライト表示に関する設定項目です。 ハイライト表示には三つのレベルがあり、表示規則は以下の通りです。

  • 所要時間が境界値1より少ない場合、ハイライトアイコンを表示しない。
  • 所要時間が境界値1と境界値2の間の場合、アイコンを表示します。
  • 所要時間が境界値2より多い場合、アイコンを表示します。

表 業務統計情報、および実施履歴部品のハイライト表示に関する設定

ファイル default.xml
親要素 hibiki.process.statistics.retention-time.highlight
要素 名称 既定値 説明
activity.time-points 1,2 アクティビティ所要時間のハイライトを表示する際、三つのレベルがあり、各レベルの所要時間の境界値を設定します。「,」で区切って設定します。
単位:日
process.time-points 3,5 プロセス所要時間のハイライトを表示する際、三つのレベルがあり、各レベルの所要時間の境界値を設定します。「,」で区切って設定します。
単位:日

業務統計情報で指定可能な最大期間に関する設定

業務統計情報で業務開始期間の指定の最大期間に関する設定項目です。

表 業務統計情報で指定可能な最大期間に関する設定

ファイル default.xml
親要素 hibiki.process.statistics.retention-time.start-date
要素 名称 既定値 説明
max-range 366 業務統計情報画面の「業務開始日(期間指定)」項目で指定可能な最大の期間を設定します。

プロセスの実行モードとエラーメールに関する設定

プロセスの実行中にエラーが発生した際、プロセスを異常終了させるかどうかと、通知メールを送信するかどうかを設定します。

表 プロセスの実行モードとエラーメールの設定

親要素 default-values.hibiki.workflow.execute
要素 名称 初期値 説明
strict-mode.enable false プロセスを実行する時、厳密モードを利用するかどうかを設定します。
true:利用する
false:利用しない
exception-notify.enable true プロセス実行でエラーが発生した場合、通知メールを送信するかを設定します。
true:送信する
false:送信しない
記述例 <hibiki.workflow.execute>
<strict-mode.enable>true</strict-mode.enable>
<exception-notify.enable>true</exception-notify.enable>
</hibiki.workflow.execute>