業務プロセスの開始

本項では、業務プロセスの開始について説明します。業務プロセスの開始は、以下の3通りの方法で開始することが可能です。詳細は各項目を参照してください。

■ トップページからの開始
■ 開始可能業務一覧からの開始
■ バインダからの開始

トップページからの開始

Sm@rtDBトップページに表示されている、開始可能業務ポートレットから開始します。

手順

Sm@rtDBトップページを開きます。「開始可能業務」の一覧中から、開始したい業務プロセスの「業務開始」ボタンをクリックします。

■ Sm@rtDBトップページ

一覧中の業務名をクリックすると、開始バインダ定義が使用されている業務プロセスでは「文書登録」画面が表示されます。使用されていない業務プロセスでは「業務プロセス開始」画面が表示されます。

■開始バインダを設定していない業務プロセス→業務開始確認画面

■開始バインダを設定している業務プロセス→文書登録画面

「文書登録」画面からの業務プロセスの開始は【バインダからの開始】を、「業務プロセス開始」画面からの業務プロセスの開始は【開始可能業務一覧からの開始】を参照してください。

※ 開始する業務プロセスの定義を閲覧したい場合は、業務名横に表示される アイコンを押下してください。 アイコンについての詳細は【開始可能業務】を参照してください。

開始可能業務一覧からの開始

「開始可能業務」画面から開始します。

手順

「開始可能業務」画面は、プロセスエンジントップ画面のサイドメニュー内メニューから開くことが出来ます。サイドメニューにある「開始可能業務」メニューをクリックすると、「開始可能業務」画面が表示されます。

一覧中の業務名をクリックすると、開始バインダ定義が使用されている業務プロセスでは「文書登録」画面が表示されます。使用されていない業務プロセスでは「業務プロセス開始」画面が表示されます。

以下では、「業務プロセス開始」画面からの業務プロセス開始について説明します。「文書登録」画面からの業務プロセス開始については、【バインダからの開始】を参照してください。

「業務プロセス開始」画面の入力項目に入力し「開始」ボタンを押下します。

「開始」ボタンを押下すると、業務プロセスが開始され、「[業務名]が開始されました。」というメッセージが文書に表示されます。

バインダからの開始

開始バインダ定義を使用している業務プロセス定義は、バインダに登録された文書からの業務開始が可能です。開始バインダ定義を使用している業務プロセス定義を、Sm@rtDBバインダから開始する手順を説明します。

文書作成ロボットにより作成された文書や、一度開始済みでプロセスが完了していない文書は、開始することはできません。プロセスが完了した文書は「複数回の開始」オプションが「許可する」場合、再度開始することができます。

手順

業務開始が可能な文書には「業務開始」ボタンが表示されています。

開始バインダに指定されているバインダを開き、文書を新規登録した後の登録完了画面または、登録文書閲覧画面を表示します。

「業務開始」ボタンが表示されますので、クリックして業務を開始します。「業務開始」ボタンをクリックすると、「業務開始確認」画面が表示されます。

業務開始確認画面について

業務開始確認画面の項目について説明します。
本「業務開始確認画面」は、設定によって非表示(画面表示をスキップする)にすることも可能です。
詳しくは『運用ガイド』を参照してください。

表 業務開始確認画面

番号 アイコン 説明
業務名 開始する業務プロセスの名前です。複数ある場合は複数表示され、選択できます。
見出し* 業務プロセスを見分けるための見出しです。入力必須です。業務プロセスが「見出し」に設定した部品の、登録文書での入力値が反映されます。編集が可能です。
※見出しに利用できる文字列は80文字までです。80文字を超えるとエラーとなります。
※開始バインダ定義の見出し項目にて、「文書更新時に更新する」にチェックをつけている場合には「見出し」の編集はできません。
コメント 開始する業務プロセスに任意のコメントを記入できます。初期値は業務プロセスが「コメント」に設定した部品の、登録文書での入力値が反映されます。編集が可能です。コメントの確認は実施履歴一覧画面で可能です。
優先度 優先度を指定します。文書の部品が指定されている場合は、変更できません。
変更したい場合は「キャンセル」して文書の対象部品を変更します。
期限 期限を指定します。文書の部品が指定されている場合は、変更できません。
変更したい場合は「キャンセル」して文書の対象部品を変更します。
キャンセルボタン 業務開始をキャンセルします。
開始ボタン 業務を開始します。押下すると、業務開始の確認ダイアログが表示されます。

※「コメント」「優先度」「期限」は、業務プロセス単位で表示・非表示を設定することが可能です。
※「優先度」「期限」は、システム全体で非表示にすることも可能です。詳しくは『運用ガイド』を参照してください。

■ 「見出し」項目のアイコンについて

「見出し」項目には、入力欄の上部に4つのアイコンが表示されています。各アイコンをクリックすると、アイコンごとに異なる文字列が選択・入力できます。

表 「見出し」のアイコン

番号 アイコン名 説明
日付入力 アイコンをクリックすると、現在の日付が
月・日
西暦年の下2桁・月・日
西暦年・月・日
の3種類の表記で表示されます。選択してクリックした種類の日付表記が入力欄に入力されます。
時間入力 アイコンをクリックすると、現在の時刻が
hh:mm(コロンで時と分を区切る)
hhmm(コロンで時と分を区切らない)
の2種類の表記で表示されます。選択してクリックした種類の時刻表記が入力欄に入力されます。
業務プロセス名入力 クリックすると、開始する業務プロセス名が入力されます。
ユーザ名入力 クリックすると、ログインユーザ名が入力されます。