プロセス/決裁ルート
プロセス:開始可能条件設定を追加
Ver.4.1.0 SDB-2055
概要
各プロセスにて開始可能条件の指定ができるように改善しました。 文書が開始可能条件を満たしているかどうかチェックし、不備がある場合には、「業務開始」ボタンが無効となります。 「業務開始」ボタンが無効となる場合にはメッセージを表示しますが、このメッセージも設定が可能です。 この機能により、ワークフロー文書の不備を早く見つけ、差戻しの頻度を抑えたり、そもそも開始させたくない文書がある場合にも使用できます。 詳細は、『リファレンスガイド(プロセスエンジン編)』を参照してください。
画面例:
■プロセス定義
■業務開始画面
プロセス:承認期限を追加
Ver.4.1.0 SDB-1921,SDB-2232
概要
プロセス開始時に「承認期限」を設定できるようになりました。 文書内に部品がある場合は、部品とマッピングして連動させることもできます。 ワークリストに表示でき、また知話輪にも連携されます。 この対応に伴い、まとめ通知の1つの表示を「今日期限」に変更しました。 急ぎのプロセスを膨大なワークリストから見つける一助としてご利用ください。
詳細は、『リファレンスガイド(プロセスエンジン編)』を参照してください。
画面例:
■プロセス定義
■業務開始
■ワークリスト
プロセス:優先度を追加
Ver.4.1.0 SDB-2178
概要
プロセス開始時に「優先度」を設定できるようになりました。 文書内に部品がある場合は、部品とマッピングして連動させることもできます。 ワークリストに表示でき、また知話輪にも連携されます。 急ぎのプロセスを膨大なワークリストから見つける一助としてご利用ください。
詳細は、『リファレンスガイド(プロセスエンジン編)』を参照してください。
画面例:
■プロセス定義
■業務開始
■ワークリスト
プロセス:アクティビティの実施ボタンにより必須入力チェックを制御する機能を追加
Ver.4.1.0 SDB-1290
概要
アクティビティの実施ボタン単位で必須入力チェックを指定することができる機能を追加しました。 アクティビティでは、さまざまな実施ボタンを配置でき、実施ボタン毎に名称と動作(遷移先)を指定できます。 例えば
- 「承認」など、次のアクティビティに進むもの
- 「差戻し」など、前のアクティビティに戻るもの
- 「担当者変更」など、前に進まず位置を維持するもの
のように定義されます。 従来は、すべての実施ボタンで同じ入力チェックが行われてしまうため、「差戻し」や「担当者変更」など、入力チェックが不要でも、均一に入力を求められてしまっており、不便が生じていました。 実施ボタンごとの入力チェックにより、より柔軟なプロセス設計が可能になります。 その他、下記の特徴があります。
- 実施ボタンごとに、どの部品に対して、また条件を付加しての必須入力チェックが可能です。
- バインダ定義の方でも入力チェックを行っている場合は、すべての入力チェックが行われます。
- 実施ボタンの入力チェックでは、どの実施ボタンが押下されるかわからないため、事前に必須入力チェックを明示的に示すための「*」は表示されていません。ユーザに予め知らせたい場合は部品の説明文などを使用することをご検討ください。
詳細は、『リファレンスガイド(プロセスエンジン編)』を参照してください。
画面例:
■プロセス定義画面(必須入力チェック欄)
■必須入力チェック設定
プロセス:担当者変更機能を追加
Ver.4.1.0 SDB-2171
概要
進行中プロセスの担当者を強制的に変更できる管理者向け機能を追加しました。 「全体プロセス進行管理者」または、対象プロセスの「進行管理権」を保持するユーザに操作権限があります。 担当者の追加、変更、削除ができます。 担当者変更すると実施履歴として記録が残ります。
詳細は、『リファレンスガイド(プロセスエンジン編)』を参照してください。
画面例:
■実施履歴一覧(担当者変更ボタン)
■担当者変更画面
プロセス:アクティビティをコピー機能を追加
Ver.4.1.0 SDB-2002
概要
アクティビティのコピー機能を追加しました。 通常、業務プロセス定義には、複数のアクティビティが含まれています。 ひとつの業務プロセス定義を作成・編集するには、いくつものアクティビティを設定することになります。 多くのアクティビティは、担当者に設定する部品だけが異なるアクティビティが複数あるなど、ほぼ同じ設定となることも多くあります。 何度も同じことの繰り返しを行わなくてもよくなるよう、アクティビティをコピーする機能を追加しました。
詳細は、『リファレンスガイド(プロセスエンジン編)』を参照してください。
画面例:
■プロセス定義画面(アクティビティコピー)
プロセス:開始可能業務一覧に文書一覧へのボタンを追加
Ver.4.1.0 SDB-1775
概要
開始可能業務一覧に文書一覧へのボタンを追加し、直接文書一覧へ遷移できるようにしました。 業務開始をする際、業務開始ボタンから新規に文書作成することもありますが、過去に申請した文書を再利用することも多くあります。過去に申請した文書は、文書一覧から探すことになりますが、これまで開始可能業務一覧から直接文書一覧へ遷移する方法がありませんでした。
詳細は、『リファレンスガイド(プロセスエンジン編)』を参照してください。
画面例:
■開始可能業務一覧
プロセス:文書一覧からの業務開始に対応
Ver.4.1.0 SDB-2142
概要
文書一覧のビューの表示項目として「業務開始」が設定可能になりました。 RPA対応の一環ですが、RPA用途以外でも使用できます。 文書一覧からの業務開始は業務開始確認画面が表示されず、すべてデフォルトでの開始となります。
詳細は、『リファレンスガイド(プロセスエンジン編)』を参照してください。
プロセス:ワークリストのポートレットに検索条件のパラメータを追加
Ver.4.1.0 SDB-2085
概要
ポートレット化したワークフローに検索条件のパラメータを追加しました。 「業務名/見出し」「プロセス定義番号」などで絞り込んだワークリストをポートレットに表示することができるようになります。
詳細は、『リファレンスガイド(プロセスエンジン編)』を参照してください。
パラメータ一覧:
No. | パラメータ | 説明 | 補足 |
---|---|---|---|
1 | title | 業務名と見出し | 業務名と見出しを指定します。 |
2 | starter | 業務開始者 | 複数の業務開始者を指定可能です。業務開始者のMIDをカンマ区切りで指定します。 例)starter=100015,100025 |
3 | startDate | 業務開始日時(開始) | 業務開始日時(開始)を指定します。 【日付フォーマット】yyyy-MM-dd(ログインユーザのタイムゾーンが使用されます。) |
4 | endDate | 業務開始日時(終了) | 業務開始日時(終了)を指定します。 【日付フォーマット】yyyy-MM-dd(ログインユーザのタイムゾーンが使用されます。) |
5 | prcNo | プロセス定義番号 | プロセス定義番号を指定します。 |
プロセス:プロセス定義のキャッシュ機能のデフォルト値を変更
Ver.4.1.0 SDB-2103
概要
Sm@rtDB の設定として、プロセス定義情報をメモリ上にキャッシュする機能があります。 プロセス定義情報はDBに保持しており、プロセス実施時に頻繁に参照されるものですが、これをキャッシュすることにより、プロセス実施時の性能が改善されます。 この設定をデフォルトで有効にするよう見直しました。 プロセス定義情報の個数は[100]をデフォルトとしています。「公開済み」の最新のプロセス定義のみがキャッシュされます。個数についてはご使用状況に応じて見直してください。
詳細は、『運用ガイド』を参照してください。
決裁ルート:起案部署を部品指定できるように改善
Ver.4.1.0 SDB-2105
概要
「起案部署」を開始文書上の部品で指定できるようにしました。 また部品を使用しない場合も、ログインユーザのプライマリまたはセカンダリ所属組織のみから選択できるようにし、その他の組織から選択可能にする「選択」ボタンの表示はオプションとしました。 これに伴い、「起案部署」欄の画面表示を改善しています。
詳細は、『リファレンスガイド(決裁ルート編)』を参照してください。
画面例:
■プロセス定義
決裁ルート:権限委譲の期間を設定できるように改善
Ver.4.1.0 SDB-1651
概要
権限委譲時に「委譲期間」を設定できるよう改善しました。 権限委譲を設定する際、長期出張や長期休暇など事前に日程が明確になっている場合が多くあります。 しかしながら、これまでの権限委譲画面では、委譲期間を設定することができず、直前に登録を行う必要がありました。 詳細は、『リファレンスガイド(決裁ルート編)』を参照してください。
画面例:
■権限委譲画面
ワークリストの表示性能を改善
Ver.4.1.0 SDB-2112
概要
MySQL環境でワークリスト、履歴一覧の表示性能を改善しました。
アクティビティ開始・実施時の性能を改善
Ver.4.1.0 SDB-2090
概要
実施履歴情報が大量に蓄積されている場合におけるアクティビティの開始および実施時の性能を改善しました。
実施履歴部品を表示する際の性能を改善
Ver.4.1.0 SDB-2146
概要
MySQL環境で実施履歴部品の表示性能を改善しました。
上長設定画面の改善(INSUITE)
Ver.4.1.0 SDB-2228
概要
INSUITE Ver.3.4.4 にてシステム管理画面での上長設定画面が改善されました。 従来、上長設定は拡張項目から設定する必要がありましたが、 下記設定を行うことで、「グループ編集画面」に「上長」「上長代行」の設定項目が表示されます。 MIDで指定するのではなく、画面からユーザを指定することが可能になりました。
設定ファイル | data/system/custom_check.dat |
パラメータ | sdb_superiors_display=on とする |