プロセス
プロセスの手動復旧機能を追加
Ver.4.8.0 SDB-3246
概要
これまで、業務プロセスが異常終了した際、該当プロセスを復旧するための手段がありませんでした。 そのため、同じ申請をもう一度、最初からやり直すなどの対応が必要となっていました。 そこで、異常終了した業務プロセスに対して、指定した箇所まで手動復旧(ロールバック)する機能を追加しました。 手動復旧は、プロセス進行管理権を持ってるユーザと全体プロセス進行管理者だけが実施可能です。 なお、どの状態にあるプロセスでも手動復旧が可能です。
画面例
プロセス実施でエラーが発生した際にメール通知する機能を追加
Ver.4.8.0 SDB-3195
概要
これまで、イベントハンドラの実行でエラーが発生した場合、ログ上から下記メッセージを確認する必要がありました。
2020-03-09 10:21:42,128 ERROR instance.WfStartedActivity (WfStartedActivity.java:1101) : [WFStartedActivity #245: WfActivityDefinition{id=123,typeCode=jp.co.dreamarts.hibiki.workflow.smartdb.WfActivity_CreateDocumentRobot} RUNNABLE], failed to change data records
SmartDB Ver.4.7.0にて、イベントハンドラのエラーハンドリングの改善として、イベントハンドラの実行モードを追加したことで、 実行モードが厳密モードの場合には、プロセスが異常終了しますが、厳密モードでない場合には、ログを確認する必要がありました。 そこで、プロセス実施でエラーになった場合に、厳密モードの利用有無にかかわらず、プロセス更新者と進行管理者に対して、 エラーが発生した旨を通知するメールを送信するようにしました。
今回、プロセス全体に対して実行モードを設定できるように変更しました。 そのため、SmartDB Ver.4.7.0にて追加した、イベントハンドラでの実行モードの設定は、廃止しました。
システム設定
表 プロセスの実行モードとエラーメールの設定
親要素 | default-values.hibiki.workflow.execute | ||
---|---|---|---|
要素 | 名称 | 初期値 | 説明 |
strict-mode.enable | false | プロセスを実行する時、厳密モードを利用するかどうかを設定します。 true:利用する false:利用しない |
|
exception-notify.enable | true | プロセス実行でエラーが発生した場合、通知メールを送信するかを設定します。 true:送信する false:送信しない |
|
記述例 | <hibiki.workflow.execute> <strict-mode.enable>true</strict-mode.enable> <exception-notify.enable>true</exception-notify.enable> </hibiki.workflow.execute> |
アクティビティの文書情報格納先のデフォルト値をdoc01に変更
Ver.4.8.0 SDB-1754
概要
これまで、新規にアクティビティを追加した際、文書情報格納先のデフォルト値が「文書を使用しない」になっていました。 業務プロセス定義の中で、開始文書が指定されないことはほぼ無く、アクティビティ毎に設定を変更する必要がありました。 そこで、新規に追加されたアクティビティの文書情報格納先のデフォルト値を「文書を使用しない」から「doc01」へ変更しました。 なお、既存定義の文書情報格納先は、変更ありません。
対象アクティビティ
- 汎用アクティビティ
- 承認アクティビティ
- 決裁ルート自動生成アクティビティ
画面例