サブプロセス起動ロボットについて

サブプロセス起動ロボットは、他の業務プロセス(サブプロセス)を起動させる自動処理を行うアクティビティです。1つのサブプロセス起動ロボットから、複数の業務プロセスを起動することが可能です。以下では、サブプロセス起動ロボットの開始から終了までの処理について説明します。

アクティビティの開始から終了まで

サブプロセス起動ロボットが開始すると、定義されているサブプロセスが開始します。サブプロセス起動ロボットは終了条件を選択することが可能です。「すべてのサブプロセスが完了」、「ひとつでも完了」「完了を待たない」から選択した終了条件に従って、終了します。

サブプロセスの開始時と完了時には、サブプロセスごとにイベントハンドラを設定することが可能です。 複数のサブプロセスを定義した場合に実行されるイベントハンドラの実行順は定義の順(番号順)になります。 また、各サブプロセスの完了時の共通イベントハンドラを設定することも可能です。

■終了条件:すべてのプロセスが完了待ち

■終了条件:ひとつでも完了

■終了条件:完了を待たない

サブプロセスでの否認や差戻し時の動作

複数のサブプロセスを起動する業務プロセスにおいて、ひとつのサブプロセスで否認や差戻しを行っても、それ以外のサブプロセスは処理が継続します。 否認や差戻しが行われた以外のサブプロセスを終了させる場合には、サブプロセス起動ロボットの「サブプロセス完了時のイベントハンドラ」および「サブプロセス完了時の共通イベントハンドラ」に「アクティビティ実施待機終了」タグを設定してください。 「アクティビティ実施待機終了」タグを使用することで、実施中のサブプロセス、およびサブプロセス起動ロボットを終了させることができます。