履歴一括削除

「履歴一括削除」画面では、終了済みのプロセスおよびサブプロセスの履歴を削除することができます。
蓄積された履歴を削除することで、データベースの容量および検索対象のデータを減らすことができるため、プロセスに関わる各種画面でのレスポンス改善に役立ちます。

  • 本機能は「全体プロセス管理者」のみ利用でき、サイドメニューに「履歴一括削除」が表示されます。
  • 本画面での削除は物理削除です。論理削除ではありませんので、ご注意ください。
  • 削除対象を検索条件で絞ることができますが、検索結果にはサブプロセスが表示されません。しかし、付随するプロセスが削除されると、サブプロセスも同時に削除されます。
  • プロセスに付随するサブプロセスが1つでも終了していない場合は、削除することができません。選択したプロセスに関わるすべてのサブプロセスが終了している必要があります。
  • 削除対象のプロセスの条件として、プロセスが終了してからの経過日数を指定することができます。初期値は30日です。メンテナンス画面から設定の変更が可能です。
  • 一度に選択可能なプロセス数は100件です。
  • 履歴一括削除画面に表示する1ページあたりの件数は20件です。
  • プロセス履歴を削除した文書はプロセスを開始していない文書と見なされ、再度実施可能となります。

以下は履歴一括削除の手順です。

手順

全体プロセス管理者でバインダ・プロセス管理画面を開きます。

サイドメニューのプロセス管理から「履歴一括削除」をクリックします。

履歴一括削除画面より削除したいプロセス履歴を検索します。

削除可能なプロセスが表示されます。 プロセスに紐付いているサブプロセスはプロセス削除と同時に削除されるため検索結果には表示されません。 また終了日から指定した経過日数(初期値は30日)を経過していないプロセスは表示されません。 プロセス履歴削除は物理削除であるため、設定した日数を経過していないプロセスは削除対象外となります。

表示された検索結果で問題なければ、プロセスを選択し「選択したプロセスを削除」または「検索条件ですべて削除」ボタンをクリックしてプロセスを削除します。

検索条件を指定または変更したにも関わらず、「検索」ボタンをクリックせずに「検索条件ですべて削除」ボタンをクリックした場合は、再度「検索」を実行するようアラートが表示されます。

  • 「選択したプロセスを削除」ボタンをクリックした場合
    削除確認画面
    「削除可能なプロセス」と「削除できないプロセス」がタブで表示されますので、削除対象を確認します。
    「一括削除実行」ボタンをクリックすると、一括削除が実行されます。
    削除時には付随するサブプロセスも同時に削除されます。

  • 削除可能なプロセスの表示
    削除可能なプロセス、そのプロセスに付随するサブプロセス数を確認します。

  • 削除できないプロセスがある場合の表示

下記いずれかに該当した場合、削除できないプロセスとして表示されます。

  • 削除対象のプロセスに付随するサブプロセスが終了していない。
  • 削除対象のプロセスに付随するサブプロセスの「業務終了日時」が「削除可能となる日数」を経過していない。
    ※選択したプロセスを別の全体プロセス管理者が先に削除した場合、「選択したプロセス」に表示される件数と「削除可能なプロセス」と「削除できないプロセス」の合計件数が異なる場合があります。

削除完了画面
削除が完了すると削除完了画面に遷移します。

  • 「検索条件ですべて削除」ボタンをクリックした場合
    削除確認画面
    「一括削除確認」ダイアログが表示され、「削除」ボタンをクリックすると、一括削除が実行されます。

削除完了画面
削除が完了すると削除完了画面に遷移します。
削除できないプロセスがあった場合は件数とその原因が表示されます。
複数の原因がある場合も、集約して表示されます。