一括処理

複数の文書に対して一括で処理することができます。
一括処理が利用できるかどうかは、バインダの管理者によって設定されています。

一括処理は文書一覧画面から実施します。
※一度に処理可能な件数は、バインダの管理者によって設定されています。

業務で絞り込み

自分が担当者または代行者になっているアクティビティを一括で実施できます。

同一のアクティビティのみが一括で実施可能であり、異なるステップのアクションを同時に実施することはできません。
また、対象のアクティビティがない場合はこれらの項目は表示されません。

管理者によって許可されている場合、実施と同時に文書の編集も一括で行うことが可能です。

アクションで絞り込み

複数の文書に対して一括で操作できます。

一括処理の種類を選択して、画面の説明に従って処理を実施します。

表 一括処理の種類

処理 説明
一括実施 文書一覧から、ログインユーザがアクティビティ担当者、または代行者として実施が可能な文書を絞り込み、同一のアクティビティを一括で実施できます。
アクティビティの一括実施処理時に、選択した部品の一括編集処理も可能です。
文書の編集 文書一覧から、文書の編集権限を持つ文書を絞り込み、複数文書の複数部品を一括で編集できます。
文書の削除 文書一覧から、文書の削除権限を持つ文書を絞り込み、複数文書を一括で削除できます。
文書の再計算 文書一覧から、文書の編集権限を持つ文書を絞り込み、複数文書の自動更新部品や評価式を一括で再計算できます。
帳票出力 文書一覧から、文書の帳票出力が可能な文書を絞り込み、複数文書を一括で帳票出力できます。
インデックス再作成 文書一覧から、検索インデックスの再作成が可能な文書を絞り込み、複数文書の検索インデックスを一括で再作成できます。

一括編集機能について

一括編集が可能な部品は一覧に表示されている部品のうち、下記に合致する部品タイプのみです。

  • 文字列入力ボックス
  • 数値入力ボックス
  • 複数選択
  • 単一選択(項目)
  • 単一選択(メニュー)
  • 入力可能な単一選択
  • 日付選択
  • アカウント選択(ポップアップ)
  • アカウント選択(メニュー)
  • カテゴリ

一括編集処理での注意事項

  • 編集対象の部品が文書一覧に表示可能な状態である必要があります。そのため、レイアウトブロックの閲覧権限がない場合や表示制御で文書一覧画面に表示されない場合は編集できません。
  • 文書の編集権限があっても、該当部品を含むレイアウトブロックの編集権限がない場合は編集できません。
  • 評価式を利用しており、編集不可に設定されている部品は編集できません。
  • 自分でロックしている文書は編集可能ですが、他ユーザがロックしている文書は編集できません。
  • 「一括編集」のポップアップで、編集対象として選択した部品に値を入力せずに一括編集処理を進めると、その部品は「値が入力されていない」状態で上書きされます。
  • 「一括編集処理実行」ボタンをクリックするまでは、選択済み文書に対して他ユーザからの操作が可能です。「一括処理確認」画面で「一括編集実行」ボタンをクリック後の処理実行時に、選択した文書のうち1つでも処理が失敗すると、全ての一括編集処理が中止され、更新が行われません。
  • 一括編集を実施した場合、対象文書の文書全体が再計算されます。
    ※ブランチ文書を更新した場合、親文書のブランチ評価式は更新されます。

一括削除機能について

一括削除機能での注意事項

  • 「検索条件ですべて削除」ボタンで実行した場合は、上限とは関係なく、対象文書をすべて削除します。
  • 一括削除対象の文書をバインダ参照している文書が存在しても文書の削除が可能です。
  • 削除した文書を参照している文書の自動再計算は実施されません。
    ※ブランチ文書を削除した場合、親文書のブランチ評価式は更新されます。

インデックス再作成について

インデックス再作成での注意事項

  • 「検索条件ですべてインデックス再作成」ボタンで実行した場合は、上限とは関係なく、対象文書すべてのインデックスを再作成します。