CSV入力
バインダにCSV形式で一括して文書を登録・更新ができます。
※CSV入力時のフォーマットはCSVファイルフォーマットをご参照ください。
CSV入力が可能なユーザはバインダの管理者によって制御されています。
フォーム定義にリスト型部品、親子文書、サブフォームを含む場合、「関連ファイルを指定」「関連ファイルは指定しない」のボタンが表示されます。
リスト型部品、親子文書、サブフォームの値を同時に更新する場合は「関連ファイルを指定」を選択します。
リスト型部品、親子文書、サブフォームを含まないメインフォームのみを更新する場合は「関連ファイルは指定しない」を選択します。
表 「関連ファイルを指定」の項目
項目名 | 説明 | 選択方法・指定可能範囲など |
---|---|---|
CSVテンプレートのダウンロード | CSV入力用のテンプレートファイルがダウンロードできます。 | 文字コードのリンクをクリックします。 |
タイトル行の有無 | 関連ファイルを指定する場合はタイトル行は必須です。 | 設定不可 |
文字コード | CSVファイルで使用されている文字コードです。 | プルダウンメニューから「ShiftJIS」「UTF-8」「EUC-JP」「GB2312」のいずれかを選択します。 ※「UTF-8のBOM付き」には対応していません。 |
入力/更新 | データの登録を新規文書として行うか、既存文書を更新するかたちで行うかを指定します。 | ラジオボタンから「文書の新規インポート」「既存文書の更新」のいずれかを選択します。 |
ファイル指定 | 関連ファイルの指定方法を指定します。 | ラジオボタンから「zipファイルで一括で指定する」「ファイルを個々で指定する」のいずれかを選択します。 |
ファイル* | CSV入力に使用するCSVファイルを指定します。 *ファイル指定の設定により名称は変化します。 |
それぞれのファイルを選択します。新規インポートの場合、メインフォームのファイルは必須です。 |
「関連ファイルを指定」で新規インポートでかつ、複数のファイルをアップロードしている場合、次の画面で「共通キー列」の指定が必要です。
「共通キー列」では、複数のファイルを関連付ける項目を指定します。指定した項目が同一の行を同じ文書としてインポートします。
表 「関連ファイルは指定しない」の項目
項目名 | 説明 | 選択方法・指定可能範囲など |
---|---|---|
CSVテンプレートのダウンロード | CSV入力用のテンプレートファイルがダウンロードできます。 | 文字コードのリンクをクリックします。 |
タイトル行の有無 | CSVファイルの1行目にタイトル行が含まれているか指定します。 | タイトル行が含まれている場合は、チェックボックスにチェックを入れます。 |
文字コード | CSVファイルで使用されている文字コードです。 | プルダウンメニューから「ShiftJIS」「UTF-8」「EUC-JP」「GB2312」のいずれかを選択します。 ※「UTF-8のBOM付き」には対応していません。 |
入力/更新 | データの登録を新規文書として行うか、既存文書を更新するかたちで行うかを指定します。 | ラジオボタンから「文書の新規インポート」「既存文書の更新」のいずれかを選択します。 |
文書キー | CSV入力による文書更新をする際に、文書番号または部品の値で文書を特定します。 | 文書を特定するための値は以下の通りです。 ・文書番号 ・文字列入力ボックス部品(文書キーとして使用可能なのは150文字以内) ・数値入力ボックス部品(文書キーとして使用可能なのは数値制約が整数値の場合のみ) |
行毎の列数 | CSVファイルの列数が固定されているか、行ごとに列数が異なるかを指定します。 | ラジオボタンから「行毎に列数固定」「行毎に列数可変」のいずれかを選択します。 |
アップロードファイル | CSV入力に使用するCSVファイルを指定します。 | 「参照」ボタンを押下し「ファイルのアップロード」画面にて、任意のCSVファイルを選択して「開く」ボタンを押下します。 |
注意事項
- 必須入力や入力可能文字数など部品定義で設定した入力値のチェックは実施されません。
- 部品制御で設定した重複チェックや入力値チェックは実施されません。
- CSV入力時には入力した文書が自動再計算やブランチ評価式で参照されている場合、文書自体の再計算および更新対象をトリガーとした自動再計算が実行されます。
※評価式が設定されている項目に対して、CSV入力で直接値を入力することも可能です。 - キーに指定した列データが重複する場合は、それぞれの処理が実行されるため、後から処理されるデータが反映されます。
- キーに指定した列データが空白や該当なしの場合は、処理が実行されずに、スキップされます。
- 文書キーとなる項目を選択しているのに、次のデータ登録画面でキーに選択した部品が選択されていないとエラーになります。
必要な項目を設定したら、「データ登録確認」を行ってください。
データ登録確認
CSVファイルの項目とバインダの項目をマッピングします。
マッピングが出来たら、「データ登録確認」の操作を行って、画面の案内に従えばCSV入力が完了できます。
実行結果の確認
CSV入力を実行すると、一旦、SmartDBで処理が受け付けられます。 SmartDBでは、受け付けた順番に処理がおこなわれます。
CSV入力の実行結果は一括処理結果から確認が可能です。
CSV入力の処理結果は、メールでも通知されます。