アクティビティ

アクティビティは、業務プロセス中に行う作業または処理を定義したものです。業務プロセス定義では、6種類のアクティビティを利用することができます。
※各アクティビティの違いについてはこちらをご覧ください。

初期設定されているアクティビティ

業務プロセス定義の作成時に、startアクティビティとendアクティビティのみが定義済みとなります。

表 startアクティビティとendアクティビティ

アクティビティ名 説明
Startアクティビティ 業務プロセスの開始時を示すアクティビティです。
業務プロセスは、必ずStartアクティビティから開始されます。
Endアクティビティ 業務プロセスの終了時を示すアクティビティです。
強制終了以外は、必ずEndアクティビティで業務プロセスが終了となります。

※ StartアクティビティとEndアクティビティは、作成・削除できません。

ユーザが追加可能なアクティビティ

業務プロセスを構築するためには、複数のアクティビティをStartアクティビティからEndアクティビティ間で各処理に合わせて追加・設定する必要があります。
業務プロセス定義でユーザが追加設定できるアクティビティは以下の6種類があります。

表 ユーザが追加可能なアクティビティ

アクティビティ名 説明
汎用アクティビティ プロセス中の担当者が処理・操作を行う際に際に利用します。
承認アクティビティ 汎用アクティビティに、業務プロセスで担当者が承認処理を行う際の設定があらかじめ定義されているアクティビティです。承認に必要な「承認」「否認」「差戻し」ボタンとイベントハンドラを備えています。
汎用ロボット プロセス中で自動処理・自動分岐する際に利用するアクティビティです。イベントハンドラのみを設定できます。
文書作成ロボット 汎用ロボットの機能に加え、SmartDBバインダと連携してSmartDB文書を自動生成するアクティビティです。
通知ロボット プロセスとアクティビティの情報を、Webhookで送信するアクティビティです。
サブプロセス起動ロボット サブプロセスを起動するためのアクティビティです。

※「アクティビティ」は業務プロセスで担当者となるユーザに操作を求める際に用い、「ロボット」は業務プロセス中で自動処理を行う際に用います。
※ 各アクティビティの詳細設定は、【汎用アクティビティ】【承認アクティビティ】【汎用ロボット】【文書作成ロボット】【通知ロボット】【サププロセス起動ロボット】を参照してください。

アクティビティの追加

業務プロセス定義でアクティビティを追加する方法について記載します。

手順

業務プロセス編集画面を開き、プロセスフロー画面から操作を行います。

ボタンを押下して、任意のアクティビティ間に新しいアクティビティを追加します。

以下のように新しいアクティビティが追加され、プロパティ画面にアクティビティの基本情報を入力する欄が表示されます。

プロパティ画面で基本情報を入力し、「適用」ボタンを押下します。

表 アクティビティの基本情報

番号 項目名 説明
アクティビティ名 アクティビティ名を入力します。
種別 アクティビティの種別を以下から選択します。
・汎用アクティビティ
・承認アクティビティ
・汎用ロボット
・文書作成ロボット
・通知ロボット
・サブプロセス起動ロボット
説明 アクティビティの説明を入力できます。

※アクティビティの種別を選択し、適用後は種別の変更はできません。種別以外は初期作成後も変更可能です。

アクティビティの設定変更

アクティビティの設定を変更する方法を記載します。

手順

業務プロセス編集画面を開き、プロセスフロー画面から操作を行います。

設定を変更したいアクティビティ名をクリックします。

プロパティ画面に表示されるアクティビティの基本情報を変更し、「適用」ボタンを押下します。

※ アクティビティの種別は、一度適用すると変更することはできません。
※ 上記の画面は、未定義のアクティビティの基本情報となります。アクティビティの種別を選択し、適用した場合、各アクティビティにより表示される項目は異なります。

アクティビティのコピー

既存のアクティビティをコピーしてアクティビティを追加すこともできます。 コピーするアクティビティの コピー アイコンをクリックすると、コピー元のアクティビティの下に、コピーされたアクティビティが追加されます。

アクティビティの削除

アクティビティを削除する方法を記載します。アクティビティを削除すると、アクティビティに関連する全ての遷移矢印も削除されます。

※ StartアクティビティとEndアクティビティを削除することはできません。

手順

業務プロセス定義の編集画面を開き、プロセスフロー画面から操作を行います。

削除対象のアクティビティにある ボタンを押下します。

削除確認画面がポップアップします。「OK」ボタンを押下します。

アクティビティの順序変更

設定済みのアクティビティの配置されている順序を入れ替える方法を記載します。

手順

業務プロセス定義の編集画面を開き、プロセスフロー画面から操作します。

アクティビティの順序を変更するには、各アクティビティにある ボタンまたは ボタンをクリックして、任意のアクティビティ配置に変更します。

■ アクティビティの順序を下げる場合
各アクティビティにある ボタンをクリックします。

■ アクティビティの順序を上げる場合
各アクティビティにある ボタンをクリックします。