分岐ロボット
分岐ロボットは、業務プロセスを自動で分岐させる際に利用するアクティビティです。
開始文書を利用した分岐設定を定義することができ、はじめに合致した条件で遷移先を決定します。
また、分岐ロボットではイベントハンドラなど文書の更新や通知などのアクションは利用できません。
プロセスの流れを整理するのに利用し、その他のアクションは個別のアクティビティを作成してご利用ください。
分岐ロボットのプロパティ画面
表 分岐ロボットの項目
番号 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
① | アクティビティ名 | アクティビティの名前を入力します。必須項目です。 |
② | 種別 | 種別「分岐ロボット」が表示されます。変更はできません。 |
③ | キー | アクティビティキーを入力します。アクティビティキーは業務プロセス定義内で一意である必要があります。 ※現在は利用していない項目です。 |
④ | 説明 | アクティビティの説明を入力します。 |
⑤ | 遷移先のキー | 条件に合致した場合の遷移先のキーを指定します。 |
⑥ | 遷移条件 | 遷移先のキーに遷移するための条件を指定します。条件に利用可能な対象項目は開始文書の特定の部品※のみです。 対象項目:条件の部品を指定します。 比較方法:条件の比較方法を指定します。 比較値:条件の値を指定します。 |
⑦ | 上記該当しない場合の遷移先のキー | 指定したいずれの遷移条件にも合致しない場合の遷移先を指定します。 |
⑧ | 遷移分岐追加 | 遷移先のキー、条件の組み合わせを追加します。 |
⑨ | 適用ボタン | アクティビティの設定を変更した際の内容を更新します。 |
※利用可能な部品
- 文字列型部品
- 文字列入力ボックス、入力可能な単一選択(メニュー)、自動採番
- 数値部品
- 選択型部品
- 複数選択、単一選択(項目)、単一選択(メニュー)
実施履歴
業務プロセスの実施履歴一覧より、分岐条件の設定と実際の遷移先を確認することができます。