業務プロセス定義の権限定義表

プロセスエンジンでは、業務プロセス定義の新規作成や、業務プロセス定義個別の操作に対して権限が設定されています。個別の業務プロセス定義の操作に対する権限は、業務プロセス定義の作成時に設定できます。詳細は【業務プロセス定義の基本情報】を参照してください。

以下の表では、業務プロセス定義の新規作成や業務プロセス定義個別の操作について、実行可能か不可能かを一覧にしています。

  • 表中の記号 ○・・・実行可能 ,×・・・実行不可能 ,△・・・限定的に可能 ,※・・・備考参照

表 業務プロセス定義の権限定義表

※1:閲覧権限が同時に有する場合に限り有効です。
※2:業務プロセスの開始者は、業務プロセス詳細画面から業務プロセス定義を閲覧することが出来ます。
※3:プロセスの開始者がその開始したプロセスの履歴を閲覧できます。
※4:アクティビティの実施者は、業務プロセス詳細画面から業務プロセス定義を閲覧することが出来ます。

  • その他補足事項

    • インポートによる業務プロセス定義の新規作成の権限は、業務プロセス定義の新規作成の権限と同じです。
    • プロセスの開始者は、開始したプロセスの履歴を閲覧できます。
    • 実施者は代行者立場の担当者を含みます。実行待ち中の担当者、代行者も実施者です。
    • プロセス定義の正式版とドラフト版同時に存在していて、権限が異なる場合は正式版の閲覧権限とドラフトの編集権限があればすべてを更新できます。
  • 権限チェックのタイミングについて

業務プロセス定義では、ログインユーザが実施するアクティビティに対して権限をチェックします。下記の操作例とエラーは一例です。

  • 業務開始時のタイミング

SmartDB文書と連動する業務プロセスの開始時に、文書に対して登録権限を持たない場合は「業務開始」ボタンを押下すると「権限がありません」というメッセージが表示されてエラーとなります。

  • アクティビティ実施のタイミング①

SmartDB文書と連動するアクティビティの実施時に、文書が存在していない場合はアクティビティの実施ボタンを押下すると「対象の文書がありません」というメッセージが表示されてエラーとなります。

  • アクティビティ実施のタイミング②

担当グループに複数のユーザが設定されていて、アクティビティ実施画面からアクティビティ実施ボタンを押下する前に他ユーザが既にそのアクティビティを更新している場合、アクティビティ実施ボタンを押下すると「他のユーザ・画面で更新済のため、保存できませんでした。」というメッセージが表示されてエラーとなります。