定期処理定義

概要

バインダのジョブ定義で作成したジョブを定期処理として、実行タイミングを指定して実行することが出来る機能です。

※この機能は、バインダ管理者が利用可能です。バインダ全体管理者はすべての定期処理定義について閲覧/新規/更新/削除/実行履歴確認の権限を持ちます。

バインダ管理者

バインダ管理者は次の操作のみが実施可能です。

  • 定期処理の追加
  • 定期処理を作成する際に、自分が管理しているバインダのジョブのみ選択可能
  • 自分が管理しているバインダのジョブに関する定期処理のみ更新・削除が可能

起動

サイドメニューからの定期処理定義画面の起動

バインダ一覧画面のサイドメニューから「定期処理定義」メニューをクリックします。

定義

サイドメニューから定期処理定義をクリックすると定期処理一覧画面が表示されます。

表 定期処理一覧画面の項目

項目名 説明
ID 定期処理のIDが表示されます。
有効 チェックが入っている定期処理を実施します。
定期処理名 作成した定期処理の名前が表示されます。
編集 定期処理の編集が出来ます。
実施タイミング 定期処理の実施タイミングが表示されます。
有効期間 定期処理の有効期間が表示されます。有効期間外の場合、実施されません。
ジョブタイプ ジョブのタイプが表示されます。
ジョブ名 ジョブの名前が表示されます。
ジョブキー ジョブのキーが表示されます。
実施状態 現在の実施状態が表示されます。デフォルトは空欄です。
①キューイング:定期処理を行うジョブを登録実施中に表示されます。
②処理中:定期処理を実施中に表示されます。
実施履歴 「詳細」ボタンをクリックすると、定期処理の実施履歴画面に遷移します。
最終更新ユーザ 定期処理定義の最終更新ユーザが表示されます。
最終更新日時 定期処理定義の最終更新日時が表示されます。

※「編集」ボタンと「詳細」ボタンはログインユーザに編集権限がある場合のみ表示されます。
※実行状態は 30秒ごとに自動的に更新されます。

詳細ボタンをクリックすると定期処理の実施履歴画面が表示されます。

表 定期処理履歴画面の項目

項目名 説明
状態 現在の実施状態が表示されます。
①キューイング:定期処理を行うジョブを登録実施中に表示されます。
②処理中:定期処理を実施中に表示されます。
③終了:実施完了したら表示されます。
開始予定日時 定期処理の実施タイミングで設定した開始予定日時。当日の場合は時刻のみ表示されます。
開始日時 定期処理を開始した日時。当日の場合は時刻のみ表示されます。
終了日時 定期処理を終了した日時。当日の場合は時刻のみ表示されます。
実行時間 定期処理にかかった時間。
進捗 定期処理の進捗状況。
終了タイプ 定期処理の結果が表示されます。
①正常終了
②異常終了
③無反応による強制終了
④サーバシャットダウンによる強制終了
⑤処理時間超過による強制終了
⑥スキップ(開始予定の時間に開始されてなかった場合)
ログ 定期処理を実行したログファイル。

新規登録をクリックすると定期処理定義新規作成画面が表示されます。

定期処理一覧画面から「編集」をクリックすると定期処理定義画面が表示されます。

表 定期処理定義画面の項目

項目名 説明 選択方法・指定可能範囲 など
ID 定期処理のIDです。 編集できません。この画面しか表示されません。
定期処理名 定期処理名を設定します。 任意の文字列を入力します。
480バイトまで登録可能です。
説明 定期処理の説明を設定します。 任意の文字列を入力します。
2000バイトまで登録可能です。
有効 定期処理の有効/無効を設定します。 チェックボックスにチェックを入れると、有効になります。
実施タイミング 定期処理を実施するスケジュールを設定します。 プルダウンメニューにて、定期処理を行うスケジュールを「時単位」「日単位」「週単位」「月単位」から選択します。デフォルトは「日単位」です。

時単位:毎日毎時何分に処理を実施するか指定します。
日単位:毎日何時何分に処理を実施するか指定します。
週単位:毎週何曜日の何時何分に処理を実施するか指定します。
月単位:月、および実行日あるいは間隔(曜日)を指定します。
有効期間 定期処理の有効期間を設定します。有効期間外の定義は自動的に無効になります。 日付のプルダウンメニューより任意の日付を選択します。
ジョブ ジョブを指定します。 ジョブ名/ID/キー/ジョブが存在するバインダ名で検索し、選択します。デフォルトでは、最大20件の検索結果を表示します。
通知メール ジョブが実行完了後、送信可否を設定します。 チェックボックスにチェックを入れると。有効になります。
デフォルトでは、処理失敗の場合にチェックが入っています。

※ 処理成功の場合:
チェックを入れると、処理が成功した場合に通知する。

※ 処理失敗の場合:
チェックを入れると、処理が失敗した場合に通知する。
宛先 通知メールの宛先を設定します。 通知メールでどちらかにチェックを入れると表示されます。
チェックボックスより宛先を指定します。

定期処理の最終更新者:定期処理定義の最終更新ユーザへ通知します。
定期処理管理者:バインダ全体管理者へ通知します。
宛先を選択:選択ボタンから通知するユーザを指定します。
宛先の直接入力:メールアドレスを直接入力して通知先を指定します。

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