文書の親子機能

機能概要

文書に親子関係を設定でき、ツリー構造で表示できる機能です。任意の文書を親文書として、その文書に対し子文書を作成することが可能です。既に存在する文書を任意の文書の子文書にすることはできません。

定義

親子文書の定義

親子機能の定義は、【バインダ属性】で行います。定義可能な項目は下表の通りです。

表 バインダ属性 文書の親子機能の定義項目

項目 詳細
文書の親子機能を許可する 親子文書機能を利用する場合は「許可する」チェックボックスをオンにします。初期値はオフです。
階層数設定 親文書に対する子文書の階層数を指定します。初期値は5で設定可能な最大値は30です。
子文書の作成条件 子文書を作成できる条件を設定します。指定されたフィルタ条件を満たした場合のみ、子文書作成を許可することができます。
親文書の継承 親文書の部品に入力された値を子文書に引き継ぐことができます。
強制:強制的にデータを引き継ぐ部品を指定します。
任意:ユーザにデータを引き継ぐかどうか選択させます。
親子関係を編集する権限 親子関係を編集する操作が可能なユーザ/ロールを指定します。
対象の機能は「ノードの削除」に関わる操作です。
親子ツリーデザイン 親子ツリーの表示に関わる設定項目です。
ノードに表示する名称 ノードに表示する部品を指定します。指定可能な部品がない場合は文書番号になります。
※指定可能な部品:文書番号、文書タイトル、文字列入力ボックス、数値入力ボックス、日付、単一選択項目、単一選択メニュー、アカウント選択メニュー、日付、カテゴリ、自動更新部品、自動採番部品
操作メニュー 操作メニューの表示/非表示を切り替えられます。
ツリー初期表示 文書詳細画面を開いた時に該当文書までツリーのノードを展開して表示するかどうかを指定します。
ツリー表示領域 文書詳細画面を開いた時にツリー表示領域を閉じておくか、開いておくかを指定します。またツリーの表示領域の幅と高さを指定します。

親子文書定義時の注意事項

親子文書の定義にあたって、以下の点に注意してください。

  • 一度設定した親子関係は、削除することが可能です。
  • 子文書から任意の親文書を設定することは画面からはできません。CSVファイルに親子関係を定義して文書を更新することで可能です。