バインダ属性

バインダ属性とは

バインダ属性では、各機能の許可指定と、ボタンやアイコンの表示を設定できます。 バインダ属性は、他のバインダ設定情報と同様に、バインダのコピーや、インポート・エクスポートが可能です。

設定画面の開き方

バインダ属性の設定は、各バインダのサイドメニューから行います。
サイドメニューを表示するには、バインダ管理者・バインダ設計者のアカウントでSmartDBにログインし、画面右上に表示される「管理者モードへ」をクリックします。

表示されたサイドメニューから「バインダ属性」メニューをクリックします。

設定方法

バインダ属性画面の左下にある「編集」をクリックします。

バインダ属性の各項目の設定画面が表示されます。 「有効」をチェックすることで、機能を利用することができます。

また、「ボタン/アイコンの表示」では、有効にした機能のアイコンを表示するかどうかを設定できます。 「印刷」と「CSV入出力」、「文書閲覧可能者の表示」機能では、操作を行える対象ユーザの指定もできます。

設定項目一覧

印刷

印刷機能の有効・無効を設定できます。
有効にした場合、対象のユーザを指定することも可能です。
無効にした場合、ブラウザの機能で印刷画面を開いても白紙になり何も表示されません。

情報参照

情報参照ボタンの有効・無効を設定できます。
有効にした場合、対象の画面で情報参照のアイコンが表示され、利用者からURLなどの各種情報が参照可能になります。

URL共有

対象画面のURL参照の有効・無効を設定できます。
有効にした場合、対象の画面でURLをクリップボードにコピーするアイコンが表示されます。

表 URL共有機能 定義情報

項目 説明
文書一覧画面 文書一覧画面でURL共有を表示するか設定します。
フレームありのチェックによってヘッダの有無が変化します。
文書詳細画面 文書一覧画面でURL共有を表示するか設定します。
フレームありのチェックによってヘッダの有無が変化します。

グラフ

文書一覧でグラフの有効・無効を設定できます。
無効にした場合、ビュー定義でもグラフの設定が行えなくなります。

一括処理

文書一覧で実施する一括処理の有効・無効を設定できます。
無効にした場合、ビュー定義でも一括処理の設定が行えなくなります。

CSV入出力

CSV入出力の有効・無効を設定できます。
有効にした場合、対象のユーザを指定することも可能です。
強制表示にした場合、および無効にした場合、ビュー定義でもCSV出力の設定が行えなくなります。

表 CSV入出力 定義情報

項目 説明
個別ダウンロード リスト型部品やサブフォームが存在する場合に個別CSVファイルのダウンロードを許可します。
一括ダウンロードファイルのパスワード有無 ダウンロードしたファイルにパスワード付きで圧縮するかを設定します。
パスワードはファイルをダウンロードする際に設定します。
ファイルと画像 ファイルと画像のダウンロードを許可する設定をします。
※ファイルと画像の最大合計ファイルサイズは1B〜100Gの範囲で指定可能です。
出力フラグ部品 出力フラグとして数値部品を指定します。指定されたCSV出力時に設定した数値部品をインクリメント(+1)します。
 ・文書一覧のCSV出力でインクリメントされ、バインダ全体のCSV出力は対象外です
 ・ジョブ定義のCSV出力では、ビュー定義を指定した場合のみインクリメント
 ・RestAPIではパラメーターを指定した場合のみインクリメント

帳票出力

帳票出力の有効・無効を設定できます。
強制表示にした場合、および無効にした場合、ビュー定義でも帳票出力の設定が行えなくなります。

帳票定義の利用にはテンプレートファイルの指定が必要です。詳細な設定は【帳票定義】をご参照ください。

文書ロック

文書ロックの有効・無効を設定できます。
文書ロック中はロックしたユーザのみが文書の編集が可能です。
※業務プロセスが進行中の文書は文書ロックを利用できません。

表 文書ロック機能 定義情報

項目 説明
文書編集 編集時に文書を自動でロックする/しないを設定します。
手動ロック機能を有効にするをチェックするとロックボタンが表示されるようになります。
ロック解除権限 ロックを解除できるユーザを設定します。
ロックを実施したユーザは設定されていなくてもロック解除が可能です。

更新履歴

文書の更新履歴ボタンの表示について設定します。

再利用

文書の再利用ボタンの表示について設定します。
表示のチェックを外した場合、ビュー定義の操作ボタンでも再利用の設定が行えなくなります。

表 再利用機能 定義情報

項目 説明
再利用時に廃止組織・ログイン不能ユーザをクリアする 再利用時にアカウント部品に設定されている廃止組織・ログイン不能ユーザをクリアするか設定します。

再計算

文書の再計算ボタンの表示について設定します。
再計算ボタンを利用することで編集不可の評価式を再計算することができます。

検索条件の保存

検索パネルによく使う検索条件をMy検索として保存できるかの設定を行います。
利用方法は利用者ガイドもご参照ください。

文書の親子機能

文書の親子機能について設定します。
※文書の下書き機能、文書の改訂機能が有効な場合には選択できません。
※バインダにブランチ部品が定義されている場合は有効にできません。

詳細な設定は【文書の親子機能】をご参照ください。

既読未読機能

文書の既読未読機能について設定します。

詳細な設定は【文書の既読未読機能】をご参照ください。

コメント機能

文書のコメント機能について設定します。

詳細な設定は【文書のコメント機能】をご参照ください。

カウンター機能

文書のカウンター機能について設定します。

詳細な設定は【文書のカウンター機能】をご参照ください。

ゴミ箱機能

文書のゴミ箱機能について設定します。

詳細な設定は【文書のゴミ箱機能】をご参照ください。

サブフォーム機能

サブフォーム機能の有効・無効を設定します。
本設定が有効な場合のみ、フォーム定義にてサブフォーム定義を行うことが可能です。
※文書の下書き機能、文書の改訂機能が有効な場合には選択できません。
※バインダにブランチ部品が定義されている場合は有効にできません。

表 サブフォーム機能 定義情報

項目 説明
文書一覧のメイン文書へのリンク 他バインダからサブフォームとして利用される場合にサブフォームとして登録された文書からメイン文書へのリンクを利用するかを設定します。
メイン文書へのリンクはビュー定義で設定します。

ファイルダウンロード

文書に添付されたファイルのダウンロードについて設定します。

表 ファイルダウンロード機能 定義情報

項目 説明
部品単位のファイル一括ダウンロード ファイル部品に一括ダウンロードで許可するかを設定します。
ダウンロード可能な最大ファイルサイズ ダウンロード可能なファイルの最大サイズを設定します。
設定は1B〜1Gの範囲で指定可能です。
ファイルサイズ表示 文書に添付されたファイルのサイズを表示するか設定します。

文書の下書き機能

文書の下書き機能について設定します。

詳細な設定は【文書の下書き機能】をご参照ください。

文書の改訂機能

文書の改訂機能について設定します。

詳細な設定は【文書の改訂機能】をご参照ください。

業務プロセス連携

業務プロセス連携について設定します。
該当のバインダを開始バインダに指定しているプロセス定義が存在する場合のみ利用可能です。

詳細な設定は【業務プロセス連携】をご参照ください。

全文検索

全文検索の対象とするかについて設定します。
検索する必要がないデータを「対象としない」にすることでインデックス量を減らし、無駄なデータがヒットすることや無駄なDiskの消費を避けることが可能です。

表 全文検索 定義情報

項目 説明
全文検索 対象とする/しないを設定します。
対象としない場合は全文検索インデックスが作成されず検索の対象となりません。
設定を変更した場合は全文検索インデックスの再作成、または削除が必要となります。

文書閲覧可能者の表示

「文書が閲覧できるユーザ一覧」の表示について設定します。
対象ユーザを指定した場合、指定したユーザのみにアイコンが表示されます。対象ユーザを指定しない場合は全ユーザにアイコンが表示されます。

文書の新規登録

文書の新規登録ボタンの表示について設定します。
有効にした上で「表示しない」に設定すると、バインダ上で「新規登録」のボタンが非表示になります。

なお、本機能で制御されるのは表示のみ権限制御ではありません。他バインダの連携定義からの文書作成などは実施可能です。

表 文書の新規登録 定義情報

項目 説明
新規登録リンクの表示制御 新規登録ボタンの表示する/しないを設定します。

「ボタン/アイコンの表示」について

バインダ属性の右欄にある「ボタン/アイコンの表示」では、以下の設定が可能です。

  • すべてのビューに強制表示する
  • 文書閲覧画面に表示する
  • 文書編集画面に表示する

●すべてのビューへの強制表示設定

各機能のボタンやアイコンを、すべてのビューに強制表示するか任意表示にするかを設定できます。 「強制表示」にチェックが入っている機能は、すべてのビューにボタンやアイコンが強制表示され、ビューごとに表示/非表示を設定することができません。 「任意」にチェックが入っている場合は、各ビューで個別に表示設定が可能です。

●強制表示にしていない場合(任意表示)のビュー定義の表示

バインダ属性の設定で「任意表示」にしている機能は、各ビューで表示/非表示の設定が可能です。 設定方法は、ビュー定義にある各ビューの設定画面から、基本情報設定タブの詳細設定にある「表示設定」欄でおこなってください。

また、同じビュー定義の設定画面にある一括処理タブでは、一括処理(※)メニューの表示/非表示を設定できます。
※一括処理:文書一覧画面にて、複数の文書を選択し、文書の編集や削除、再計算、帳票出力などの処理を一括で行なえる機能です。詳細は、【一括処理】をご参照ください。

●強制表示にしている場合のビュー定義の表示

強制表示にしている場合は、各ビューで表示/非表示の設定ができません。

一括処理についても、各ビュー設定の「一括処理」タブでメニューの表示/非表示の設定ができず、強制的にメニューが表示されるようになります。

●文書閲覧画面への許可設定

文書閲覧画面への表示/非表示を設定できます。

この列にチェックが入っている機能は、文書閲覧画面(簡易閲覧画面含む)にボタンやアイコンが表示されます。

チェックが入っていない機能は、文書閲覧画面にボタンやアイコンが表示されません。

初期値は、全ての機能を「許可する」設定となっています。

●文書編集画面への許可設定

文書編集画面への表示/非表示を設定できます。

この列にチェックが入っている機能は、文書編集画面やプロセス実施画面にボタンやアイコンが表示されます。

チェックが入っていない機能は、文書編集画面やプロセス実施画面にボタンやアイコンが表示されません。

初期値は、全ての機能を「許可する」設定となっています。