部品制御

概要

部品制御とは、文書の新規登録画面・編集画面において、部品の値の変更により、別の部品に動的な制御を加える機能です。入力するユーザや、入力/選択された値によって、他の部品を動的に制御することができます。

サイドメニューからの部品制御定義画面の起動

レイアウトブロック表示制御の定義を行うバインダのサイドメニューから「部品制御」メニューをクリックします。

レイアウトブロック表示制御

機能概要

文書の新規登録・編集画面において、部品の値の変更によりレイアウトブロックの表示・非表示を動的に切り替える、動的な表示機能です。

対象となるレイアウトブロック、条件となるフィルタ、トリガーとなる部品を選択して設定を行います。画面ロード時及び「トリガー部品」変更時に「条件」を評価し、真であれば「レイアウトブロック」が表示され、偽であれば非表示になります。

※サポートされている対象となる部品、トリガーとなる部品の詳細は【サポート部品】を参照してください。

手順

「レイアウトブロック動的表示制御を追加」ボタンを押下します。

定義画面が開かれます。この画面から部品制御の設定を定義することができます。

表示制御の対象となるレイアウトブロックを選択します。

条件となるフィルタを選択します。

※条件となるフィルタは「フィルタ定義」にて定義します。詳細は【フィルタ定義】を参照してください。
※トリガーとしてサポートされている部品を含んでいないフィルタは使用できません。

トリガーとなる部品を選択します。

※トリガーとして選択された部品の変更イベントが実際の表示切替え動作の起点になります。
※実際にトリガーとして選択できる部品は、以下の 3つの条件を満たした部品のみに絞られます。

  • トリガーとしてサポートされる
  • 制御対象にしたレイアウトブロックに含まれない
  • 条件に選択したフィルタで使用される

非表示となったレイアウトブロック中の値を文書登録時にクリアする場合、下記オプションをチェックします。

表 クリア対象となる部品

No. 部品 クリア
1 ラベル -
2 デザインイメージ -
3 デザインリンク -
4 アクション部品 -
5 実施履歴 -
6 自動採番 -
7 リッチテキスト
8 複数選択
9 単一選択(項目)
10 単一選択(メニュー)
11 入力可能な単一選択(メニュー)
12 日付選択
13 ファイルフォルダ
14 画像
15 アカウント選択(ポップアップ)
16 アカウント選択(メニュー)
17 リンク
18 文書リンク
19 バインダリンク
20 文章入力エリア
21 バインダ参照ボタン
22 自動更新部品
23 カテゴリ
24 文字列入力ボックス
25 数値入力ボックス

フォーム部品の必須入力制御

機能概要

文書の新規登録・編集において、部品の値によりどの部品が必須入力項目となるかを切り替える、動的な必須入力制御機能です。

対象となる部品、条件となるフィルタ、トリガーとなる部品を選択して、設定を行います。

画面ロード時及び「トリガー部品」変更時、登録処理時に「条件」に指定されたフィルタを評価し、真であれば「対象部品」が必須入力項目に、偽であれば非必須入力項目として扱われます。

※サポートされている対象となる部品、トリガーとなる部品の詳細は【サポート部品】を参照してください。

※必須制御機能を有効にしたバインダをサブフォームとして使用しても、メインフォーム側では必須制御機能は動作しません。

手順

「部品制御」画面から「必須入力制御」タブをクリックし、「編集」ボタンを押下します。

続けて「必須入力制御を追加」ボタンを押下します。

定義画面が開かれます。この画面から部品制御の設定を定義することができます。

必須入力を制御する対象部品を選択します。

※指定した対象部品は、文書登録時または特定のトリガー部品の値変更の際、指定の条件を満たした場合に、必須入力項目として扱われます。

条件に使用するフィルタを選択します。

※条件となるフィルタは「フィルタ定義」にて定義します。詳細は【フィルタ定義】を参照してください。

※トリガーとしてサポートされている部品を含んでいないフィルタは使用できません。

トリガーとなる部品を選択します。

※トリガーとして選択された部品の変更イベントが実際の記入項目切替え動作の起点になります。

※実際にトリガーとして選択できる部品は、以下の2つの条件を満たした部品のみに絞られます。

  • トリガーとしてサポートされる
  • 条件に選択したフィルタで使用される

フォーム部品の入力値チェック

機能概要

文書の新規登録・編集時に部品の値の入力値を、別の部品の内容によって異なる内容でチェックする、動的な入力値チェック機能です。

対象となる部品、チェック実施条件となるフィルタ、トリガーとなる部品、チェック内容(ヒントおよびエラーメッセージの指定と、有効性チェック設定のフィルタ)を選択し、設定を行います。

ヒント表示:

画面ロード時及び「トリガー部品」変更時に、「チェック実施条件」が存在する場合は「チェック実施条件」が真の時に、「チェック実施条件」が無ければ無条件に「ヒント」が表示されます。

有効性チェック:

文書登録処理時に、「チェック実施条件」が存在する場合は「チェック実施条件」が真の時に、「チェック実施条件」が無ければ無条件に「有効性チェック設定」を評価し、有効性チェックが偽であれば登録処理が中止されてエラー画面を返し、この際設定した「エラーメッセージ」が表示されます。

※サポートされている対象となる部品、トリガーとなる部品の詳細は【サポート部品】を参照してください。

※入力値チェック機能を有効にしたバインダをサブフォームとして使用しても、メインフォーム側では入力値チェック機能は動作しません。

手順

「部品制御」画面から「入力値チェック」タブをクリックし、「編集」ボタンを押下します。

続けて「入力値チェックを追加」ボタンを押下します。

入力値チェックの対象部品を選択します。

※指定した対象部品は、文書登録時に指定のチェック実施条件を満たした場合に指定のチェック内容でチェックされ、有効性チェック設定の条件を満たさない場合はエラーで返されます。

入力チェックを実施する前提と条件(同時にヒントを表示する条件になる)に使用するフィルタを選択します。

※条件となるフィルタは「フィルタ定義」にて定義します。詳細は【フィルタ定義】を参照してください。
※トリガーとしてサポートされている部品を含んでいないフィルタは使用できません。

チェック実施条件の評価実行のトリガーとなる部品を選択します。(ヒント表示のトリガーとなります)

※実際にトリガーとして選択できる部品は、以下の2つの条件を満たした部品のみに絞られます。

  • トリガーとしてサポートされる
  • チェック実施条件に選択したフィルタで使用される

ヒント/エラーメッセージの設定、およびチェック実施条件が真の際の有効性チェックに使用するフィルタを選択します。

フォーム部品の選択肢制御

機能概要

文書の新規登録画面・編集時に、部品の値によりプルダウンやチェックボックス等の選択部品の選択肢を切り替える、動的な選択肢制御機能です。

対象となる部品、条件となるフィルタ、トリガーとなる部品、表示する項目の選択肢を選択し、設定します。

画面ロード時及び「トリガー部品」変更時に「条件」に指定されたフィルタを評価し、真であれば「対象部品」の選択肢が設定した選択肢に絞り込まれます。

※サポートされている対象となる部品、トリガーとなる部品の詳細は【サポート部品】を参照してください。

※選択肢制御機能を有効にしたバインダをサブフォームに使用しても、メインフォーム側では選択肢制御機能は動作しません。

※文書の新規作成・再利用・子文書作成での画面において、選択肢制御の対象部品の部品定義でのデフォルト値が、選択肢の絞り込みによって該当する項目が無くなった場合、選択肢制御におけるデフォルト値がセットされます。また、文書の編集画面の場合は、選択肢の絞り込み如何にかかわらず文書に登録された部品の値がセットされます。

※部品の値が直接手動で変更される場合のみ、その部品をトリガーとして指定している部品制御及び自動更新部品が実行されます。(選択肢制御の実行等により間接的に値が変更された場合には、その部品をトリガーとして指定している部品制御及び自動更新部品の値は変更されません。)

手順

「部品制御」画面から「選択肢制御」タブをクリックし、「編集」ボタンを押下します。

続けて「選択肢制御を追加」ボタンを押下します。

選択肢を制御する対象部品を選択します。

※指定した対象部品は、文書登録時または指定のトリガー部品の値変更の際、指定の条件を満たした場合に、選択肢が更新されます。

条件に使用するフィルタを選択します。

※条件となるフィルタは「フィルタ定義」にて定義します。詳細は【フィルタ定義】を参照してください。

※トリガーとしてサポートされている部品を含んでいないフィルタは使用できません。

トリガーとなる部品を選択します。

※実際にトリガーとして選択できる部品は、以下の2つの条件を満たした部品に絞られます。

  • トリガーとしてサポートされる
  • 条件に選択したフィルタで使用される

選択肢を設定します。

フォーム部品の重複チェック

機能概要

文書の新規登録・編集時に部品に入力した値が、別の文書で使用されていないかチェックする機能です。

対象となる部品、比較対象文書の条件となるフィルタ、トリガー部品、エラー時の表示(ヒントおよびエラーメッセージの指定、重複文書のリンク表示の指定)を選択し、設定を行います。

ヒント表示:

画面ロード時、対象となる部品に「ヒント」で設定したメッセージが表示されます。

リンク表示:

「重複文書をリンク表示する」にチェックをつけると、文書登録処理時に重複した文書へのリンクが表示されます。

※サポートされている対象となる部品、トリガーとなる部品の詳細は【サポート部品】を参照してください。

※論理削除された文書は、重複チェックの対象外です。

手順

「部品制御」画面から「重複チェック」タブをクリックし、「編集」ボタンを押下します。

※「重複チェック」の設定が一件も存在しない場合は「編集」ボタンは表示されず、「重複チェックを追加」ボタンのみが表示されます。

続けて「重複チェックを追加」ボタンを押下します。

重複チェックの対象部品を選択します。

重複チェックの対象となる文書の条件に使用するフィルタを選択します。

※条件となるフィルタは「フィルタ定義」にて定義します。詳細は【フィルタ定義】を参照してください。

重複チェックの対象文書の評価実行のトリガーとなる部品を選択します。(ヒント表示のトリガーとなります)

※実際にトリガーとして選択できる部品は、以下の2つの条件を満たした部品のみに絞られます。

  • トリガーとしてサポートされている
  • 対象文書で選択したフィルタで使用されている

ヒント/エラーメッセージの設定、および重複文書をリンク表示するかどうかを設定します。

サポート部品

部品制御の各機能でサポートされている対象部品は以下となります。

表 部品制御の対象部品対応表

部品タイプ/
文書基本情報
レイアウトブロック
表示制御
フォーム部品の
必須入力制御
フォーム部品の
入力値チェック
フォーム部品の
選択肢制御
フォーム部品の
重複チェック
ラベル × × × × ×
デザインイメージ × × × × ×
デザインリンク × × × × ×
文字列入力ボックス ×
数値入力ボックス ×
文章入力エリア × × × ×
リッチテキスト × × ×
複数選択
単一選択(項目)
単一選択(メニュー)
入力可能な単一選択(メニュー) × ×
日付選択 ×
ファイルフォルダ × × ×
画像 × × ×
アカウント選択(ポップアップ) ×
アカウント選択(メニュー)
リンク × ×
文書リンク × × ×
バインダリンク × × ×
自動採番 × × × × ×
バインダ参照ボタン × × × ×
自動更新部品 × × × × ×
カテゴリ × ×
アクション部品 × × × × ×
実施履歴 × × × × ×
リスト型部品 × × × × ×
文書登録者 × × × ×

また、部品制御で動的な表示切替えの起点(トリガー)としてサポートされる部品は以下となります。

・文字列入力ボックス
・数値入力ボックス
・リッチテキスト
・複数選択(項目)
・単一選択(項目)
・単一選択(メニュー)
・日付選択
・ファイルフォルダ
・画像
・アカウント選択(ポップアップ)
・アカウント選択(メニュー)
・リンク
・文書リンク
・バインダリンク
・自動更新部品
・カテゴリ

部品制御の処理順序

部品制御では、部品の値変更を受けて、下記順序で処理が行われます。

①自動更新部品(評価式)の再計算

②レイアウトブロック表示制御

③フォーム部品の選択肢制御※

④フォーム部品の必須入力制御

⑤フォーム部品の入力値チェック

⑤フォーム部品の重複チェック

※③の選択肢制御により、レイアウトブロックの表示・非表示が影響を受けた場合、再度、②のレイアウトブロック表示制御から処理を実行します。