バインダ概要

バインダ概要は、バインダのサイドメニューにある「バインダ概要」より設定します。 バインダの名前、名前(かな)、説明などの基本情報と、バインダ管理者、バインダ設計者、文書管理者の指定、公開レベルの設定ができます。 また、登録・閲覧・編集などの各種文書アクセス権限などを設定します。

※データベース機能の基本機能について知りたい方は【基本機能 DB編】をご覧ください。

バインダ概要の項目

No. 項目 説明
1 名前 バインダ名を入力します。全角/半角文字で80文字まで登録できます。
2 名前(かな) バインダ名のよみがなを入力します。全角/半角文字で80文字まで登録できます。
バインダ一覧ではかなでソートされ、表示されます。
3 バインダキー バインダを一意に識別するためのキーを設定できます。
4 説明 バインダの説明を入力できます。2000バイトまで登録可能です。
5 親キャビネット バインダを配置するキャビネットを指定します。デフォルトは、バインダ作成時のキャビネットです。
6 主管部署 バインダの属するグループを指定します。バインダの管理・責任部門を明確にするための項目で、権限を指定するものではありません。デフォルトは、登録ユーザの所属グループです。
7 文書一覧URL 文書一覧画面へのURLリンクが表示されます。
8 文書登録URL 文書登録画面へのURLリンクが表示されます。
9 バインダ管理者 バインダの管理権限をもつユーザ・グループを指定します。
バインダ管理者はバインダの定義と文書の操作に最大の権限をもちます。
10 バインダ設計者 バインダの設計権限をもつユーザ・グループを指定できます。
11 文書管理者 バインダの文書管理権限をもつユーザ・グループを指定できます。
12 ワークスタイル バインダの閲覧権限をもつワークスタイル種別を指定できます。デフォルトは、すべてチェックされた状態となります。
13 公開レベル バインダの公開レベルを指定できます。公開先を指定した場合でも、バインダ全体管理者・当該バインダを管理配下にもつキャビネット管理者・当該バインダ管理者には公開されます。
※バインダをコピーする際、公開先を指定している場合の追加条件は、コピー対象外となります。
14 コラボレーター コラボレーターオプションを利用することで、社員以外(協力会社や契約社員など)のユーザが、一時的にSmartDBを利用することができます。
15 文書アクセス権限 文書の操作権限を指定できます。
詳細は後述します。
16 登録権限(追加) 文書アクセス権限とは別に、特定のユーザ・グループに文書の登録権限を追加付与できます。
17 閲覧権限(追加) 文書アクセス権限とは別に、特定のユーザ・グループに文書の閲覧権限を追加付与できます。
18 文書削除条件 文書の削除ボタンを表示する条件としてフィルタ定義を指定します。デフォルトは「使用しない」です。
※バインダをコピーする際、この項目はコピー対象外となります。コピー先バインダでは、デフォルトの「使用しない」になります。
19 文書更新情報 文書更新情報(最終更新日時/最終更新ユーザ)の公開/非公開を指定できます。
文書更新情報を「非公開」にした場合でも、バインダ管理者の文書一覧画面、文書情報画面には更新情報が表示されます。
20 有効期間 バインダの有効期間を指定できます。有効期間外のバインダは公開レベルの設定に関わらず閲覧不可となりますが、バインダ全体管理者・当該バインダを管理配下にもつキャビネット管理者・当該バインダ管理者は閲覧できます。
21 編集ロック 編集ロックボタンをクリックすると、他ユーザからのバインダの基本情報・バインダ定義の編集、文書の登録/編集/削除を制御できます。
※設定手順については【編集ロック】を参照ください。
22 定義ロック 定義ロックボタンをクリックすると、他ユーザからのバインダ定義の編集を制御できます。
※設定手順については【定義ロック】を参照ください。
23 設計情報 バインダの統計情報(レイアウトブロック数/部品数/ビュー数/フィルタ数)が表示されます。

文書アクセス権限

文書アクセス権限で設定可能な権限の説明です。
バインダ管理者は設定に関係なくすべての権限を持ちます。

項目 説明
登録 チェックされたロールは文書を新規登録することが可能です。
文書登録者、およびアカウント部品を利用した文書個別の権限設定はできません。
閲覧 チェックされたロールはバインダ内の文書を閲覧することが可能です。
編集 チェックされたロールはバインダ内の文書を編集することが可能です。
削除 チェックされたロールはバインダ内の文書を削除することが可能です。
一括操作 チェックされたロールは下記の操作を実施可能です。
バインダ全文書・全項目のCSV出力、CSV入力、一括再計算、ビューで定義する一括処理内の「検索条件ですべて〜〜」

文書登録者、およびアカウント部品を利用した文書個別の権限設定はできません。

バインダ概要の編集

権限

バインダの情報を編集します。 バインダの項目(「親キャビネット」「主管部署」「バインダ管理者」を除く)の編集を行えるのは、バインダ管理者です。 対象のバインダが含まれる キャビネット管理者バインダ全体管理者 は「親キャビネット」「主管部署」「バインダ管理者」を編集することができます。

手順

バインダ一覧画面を開きます。 編集を行うバインダの「操作」項目に配置されている「詳細」ボタンをクリックします。

バインダ概要画面が開きます。「編集」ボタンをクリックします。

目的の項目を編集して「更新」ボタンをクリックすると編集内容が保存されます。

定義ロックと編集ロックの適用範囲

バインダは、編集ロックと定義ロックが可能です。各ロックの適用範囲は下表のとおりです。

編集ロック : バインダの各種定義に加え、文書の登録・編集・削除をロックします。

定義ロック : バインダの各種定義をロックします。

各ロックの詳細は、次項で説明します。

表 編集ロック・定義ロックの適用範囲

機能 編集ロック 定義ロック
基本項目・システム項目 -
文書登録・更新・削除 -
一括削除 -
CSV出力 - -
CSV入力 -
文書管理 -
フォーム定義
ビュー定義
フィルタ定義
通知定義
バインダ定義出力 - -
バインダ定義入力

編集ロック

バインダの基本情報・バインダ定義を他のユーザに編集させたくない場合は、バインダに対して「編集ロック」できます。 バインダの各種定義に加え、文書の登録・編集・削除をロックします。 バインダを編集ロックできるのは、ロックするバインダのバインダ管理者とバインダ設計者と文書管理者です。 ただし、公開レベルが指定されている場合、バインダ設計者と文書管理者が編集ロックするには、閲覧権限を保持している必要があります。 ロックを解除できるのは、ロックをしたユーザまたはキャビネット管理者、バインダ管理者、バインダ全体管理者です。

手順

バインダ概要画面にて、「編集ロック」項目に配置されている「編集ロック」ボタンをクリックします。

確認のメッセージが表示されますので「OK」ボタンをクリックします。

定義ロック

バインダ定義を他のユーザに編集させたくない場合は、バインダの各種定義に対して定義ロックをできます。 バインダを定義ロックできるのは、ロックするバインダのバインダ管理者とバインダ設計者と文書管理者です。 ただし、公開レベルが指定されている場合、バインダ設計者と文書管理者が編集ロックするには、閲覧権限を保持している必要があります。 ロックを解除できるのは、ロックをしたユーザまたはキャビネット管理者、バインダ管理者、バインダ全体管理者です。

手順

バインダ概要画面にて、「定義ロック」項目に配置されている「定義ロック」ボタンをクリックします。

確認のメッセージが表示されますので「OK」ボタンをクリックします。