バインダ情報

バインダ・キャビネットの情報をCSVを利用して一括でメンテナンスすることが可能です。

情報出力

SmartDBに登録されているバインダ・キャビネットの情報をCSV形式で出力する機能です。出力されるCSVのフォーマットについては後述の内容をご確認ください。
また、出力対象は下記の条件で指定が可能です。複数の条件を指定した場合はAND条件となります。

条件 説明
親キャビネット 出力対象のバインダ・キャビネットの親キャビネットを指定して対象を絞り込みます。
・未指定の場合は全体が対象となります。
・指定した場合は該当キャビネットの直下に存在するデータのみが対象となります。さらに下位の階層にあるデータは出力されません。
タイプ バインダ/キャビネットのいずれを出力するか選択します。
バインダ/キャビネット名 キーワードを指定して、バインダ・キャビネットの名前、名前(かな)と部分一致で対象を絞り込みます。
半角スペース区切りでOR条件で複数のキーワードが指定可能です。
文字コード CSV出力ボタンの右側プルダウンから選択可能です。ShiftJIS,UTF-8のいずれかです。

一括更新

CSVを利用して、バインダ・キャビネットの一部情報を更新します。

  • バインダ・キャビネットを同時に更新することが可能です。
  • 一括更新中、全てのバインダ・キャビネットはロックされ、画面からは更新できません。
項目 説明
添付ファイルを選択 一括更新を利用する添付ファイルを選択します。
文字コード ファイルの文字コードを指定します。ShiftJIS,UTF-8のいずれかです。

CSVフォーマット

CSVファイルのフォーマットは下記の通りです。

項目名 必須 更新項目 説明
ID バインダ・キャビネットのID。この情報により更新対象を特定します。
※更新時はキーでの指定も可能です。
NAME バインダ・キャビネットの名前。情報出力時の確認用の項目です。
PHONETIC_NAME バインダ・キャビネットの名前(かな)。情報出力時の確認用の項目です。
KEY バインダキー・キャビネットキー。情報出力時の確認用の項目です。
PARENT 親キャビネットのキャビネットID。
※更新時はキーでの指定も可能です。
※「トップ」キャビネット配下に配置する場合は"0"を指定してください。
OWNER 主管部署の内部ID(GID)。
(主管部署) 主管部署の名前。情報出力時の確認用の項目です。
ADMINLIST バインダ管理者・キャビネット管理者の内部ID(MID,GID)。複数指定する場合はカンマ(,)区切りにし、ダブルクォート(")で囲んでエスケープしてください。
(管理者) バインダ管理者・キャビネット管理者の名前。情報出力時の確認用の項目です。

一括更新時のエラーのパターン

下記のようなパターンでエラーが発生します。

アップロードしたファイルのフォーマットが正しくない

アップロードしたファイルのフォーマットが正しくない場合などは、一括更新を開始したタイミングで画面上にエラーメッセージが表示されます。

下記はエラーが発生する例です。

  • 必須となるヘッダ行が定義されていない。
  • ExcelファイルなどCSVではないファイルがアップロードされている。

各項目に指定された内容が正しくない

アップロードしたファイルの値が正しくない場合、処理を開始した後にメールおよび一括処理画面でエラーが通知されます。

下記はエラーが発生する例です。

  • IDに指定したバインダが存在しない。
  • 管理者に指定したユーザが存在しない。

こちらのパターンの場合、下記のフィールドに分けてエラー内容が出力されます。

フィールド 説明
property 対象となるCSVの項目。
message エラー内容を示すメッセージ。
target エラーが発生したデータの順番。1つ目に処理したデータを"0"としてカウントするため、CSVファイルの行数とは異なります。