ブリッジバインダ(β版)
本ページではブリッジバインダについて紹介します。
ブリッジバインダの特徴
ブリッジバインダはマスタデータをSmartDBに連携して保持し、他バインダから参照するためのバインダです。
通常のバインダとは異なり下記のような特徴を持ちます。
- 他バインダからのバインダ参照でのみ利用可能です。
- CSV入力でのみ文書操作(登録、更新、削除)が可能で画面からの文書操作はできません。
- フォーム定義はCSV入力により半自動で作成され、作成後は変更できません。
- 文書を特定するための文書キー設定が必要になります。
- モバイル利用、全文検索などマスタバインダとして利用しない機能は対象外となります。
ブリッジバインダの作成方法
バインダ作成からブリッジバインダ(β)の「CSVを取り込んで作成する」を選択します。
バインダ作成時に取り込むCSVファイルを選択します。
CSVファイルに定義された項目ブリッジバインダの項目を作成します。入力可能なCSVについては次項でも説明します。
バインダに定義する項目と文書キーを選択します。
設定後、確認画面でも確認を実施します。
表 項目と入力タイプのマッピング
設定項目 | 説明 |
---|---|
文書キー | 文書を特定するためのキー。複数指定した場合は複合キーとなり最大で3つまで指定可能。 文書キーが一致する文書は同一文書とみなして更新を行う。 文字列入力ボックス、数値入力ボックス、日付選択部品のみ選択可能。 |
部品キー | 登録する部品の部品キー。デフォルトでCSVファイルのヘッダ値を利用する。 |
項目名 | 登録する部品の項目名。デフォルトでCSVファイルのヘッダ値を利用する。 |
入力タイプ | 登録する部品の部品タイプ。デフォルトはCSVファイルの内容から推測される。 利用可能な入力タイプは文字列入力ボックス、数値入力ボックス、日付選択部品のみ。 |
サンプルデータ | CSVからのサンプルデータを表示。 |
基本情報を入力して完了です。
*は必須項目です。
ブリッジバインダのデータ更新
ブリッジバインダの文書更新はCSV入力でのみ可能です。
表 入力タイプごとの入力規則
入力タイプ | 入力規則 |
---|---|
文字列入力 | 1行の文字列。200文字まで入力可能。 |
文章入力エリア | 複数行の文字列。65,535文字まで入力可能。 |
数値入力 | 数値のみ。小数を含めて38桁まで入力可能。 |
日付選択 | 日時形式。"yyyy-MM-dd hh:mm"の形式で指定する。 末尾に+09:00のようにタイムゾーンの指定も可能。未指定の場合は操作ユーザのタイムゾーンに従う。 |
ブリッジバインダからのデータ出力(開発中)
ブリッジバインダからデータをCSV出力して他システムへ連携する機能も開発中です。
補足情報
仕様
- 入力項目は作成時のみ指定可能です。
- 文書の追加、更新、削除はCSV入力でのみ入力可能です。
制限事項
- バインダ作成後の項目追加や変更はできません。(名称のみ変更可能)
- 表示時のレイアウトは固定です。
- 他バインダからテキストのバインダを参照を行う場合、文書キーが「1つのみ指定」かつ「テキスト(1行)」である必要があります。
- 他バインダからバインダ参照をする場合、自動再計算条件は指定できません。親文書が更新された場合、かならず自動再計算のトリガーとなります。
- 文書タイトルは定義できません。