カテゴリ管理

概要

カテゴリは、システム全体に対してひとつのみ存在します。バインダ単位ではありません。
「フォーム定義」にて「カテゴリ部品」を使用した際に利用するカテゴリの管理を行います。
カテゴリ管理画面は、サイドメニューから起動する場合と、文書登録画面から起動する場合があります。

カテゴリ管理機能をご使用になる前に
利用開始時から登録されているカテゴリはトップカテゴリのみです。
トップカテゴリの直下にカテゴリを作成できるのはバインダ全体管理者のみです。
各業務やバインダに適したカテゴリは、トップカテゴリから枝分かれさせて作成し、各カテゴリで管理・運用を行います。利用開始時には、バインダ全体管理者がトップカテゴリの直下にカテゴリを作成し、各カテゴリに「カテゴリ管理者」を設定します。
カテゴリ管理者によって、各カテゴリの管理・運用を行います。

カテゴリ管理者

各カテゴリにはカテゴリ管理者を設定できます。

カテゴリ管理者は、管理対象のカテゴリに対して次の操作が可能です。

  • 直下の階層にカテゴリを追加
  • 直下の階層にあるカテゴリの編集
  • 直下の階層にあるカテゴリの削除

カテゴリ管理者は自分が管理者として指定されているカテゴリの直下にのみカテゴリを登録できます。

起動

サイドメニューからのカテゴリ管理画面の起動

バインダ・プロセス管理画面のサイドメニューから、「カテゴリ管理」メニューをクリックします。

※ サイドメニューからのカテゴリ管理画面にはトップ以下全てのカテゴリが表示されます。

※ サイドメニューにカテゴリ管理が表示されるのはバインダ全体管理者のみです。

文書登録画面からのカテゴリ管理画面の起動

カテゴリ部品が定義されている文書登録画面で、カテゴリの「編集」ボタンを押下します。カテゴリ編集画面で「カテゴリ管理」ボタンを押下します。

※ 文書登録画面から管理できるのはフォーム定義で指定されたカテゴリの範囲のみです。

カテゴリの追加

「カテゴリ管理」画面でカテゴリ名の右に配置されているカテゴリ追加アイコン( )をクリックし、カテゴリを追加します。

「カテゴリ作成」画面が開きます。各項目を入力し「登録」ボタンを押下するとカテゴリが登録されます。

表 カテゴリ作成画面の項目

項目名 説明 選択方法・指定可能範囲 など
カテゴリ名 カテゴリの名前です。 任意の文字列を入力します。入力可能文字数は160文字以内です。
※スペースのみを入力した場合は登録できません。
※スペース以外の文字列で囲まれていないスペースは削除されます。
例:入力文字列が「 CD コンポ 」のような場合、「CD」の前と「コンポ」の後ろ部分は、スペース以外の文字列で囲まれていないため、削除され「CD コンポ」で登録されます。
ソート順 同一階層の中のカテゴリの表示順位です。 任意の数値を入力します。数値の入力可能桁数は9桁です。
親カテゴリ カテゴリ部品にてルートとするカテゴリを指定します。 編集」ボタンを押下し、カテゴリ選択ウィンドウを起動し、カテゴリを指定します。
一つのノードの配下に指定可能な子ノードの最大数:3844
カテゴリ管理者 カテゴリの管理者です。 「選択」ボタンを押下して、ユーザ・グループ選択画面を起動し、任意のユーザ・グループを指定します。デフォルトでは、親カテゴリの管理者が設定されています。

カテゴリの編集

登録されているカテゴリの項目を編集します。

「カテゴリ管理」画面にて、編集するカテゴリのカテゴリ名をクリックします

「カテゴリ更新」画面が開きます。目的の項目を編集し「更新」ボタンを押下します。

カテゴリの削除

カテゴリツリーに登録されているカテゴリを削除します。

カテゴリを削除すると、そのカテゴリの配下に登録されているカテゴリもすべて削除されます。

「カテゴリ管理」画面にて、削除するカテゴリの右に表示されている削除アイコン( )をクリックします。

「カテゴリ削除」画面が表示されます。「削除」ボタンを押下します。

確認メッセージが表示されます。もう一度、「削除」ボタンを押下します。

カテゴリのインポート

多数のカテゴリを追加・編集・削除する場合は、カテゴリのインポートを利用してください。

「カテゴリ管理」画面にて、「インポート」ボタンを押下します。

インポートするCSVファイルを指定する画面が表示されます。「ファイルの選択」ボタンを押下して、CSVファイルを設定します。

※カテゴリのインポートは、既存カテゴリを削除の上、新規に登録されます。

表 CSVファイルのフォーマット

カラム名 説明
[ID] カテゴリIDを指定します。新規に登録するカテゴリは未指定。既存データの場合は必須項目。
[KEY] カテゴリのキーを指定します。必須項目。
インポート時にカテゴリ階層を定義するために利用します。
[NAME] カテゴリ名を指定します。必須項目。
[PARENT_KEY] 親カテゴリのキーを指定します。親カテゴリがトップの場合は不要です。
[OWNER_ID] カテゴリ管理者のMIDを指定します。トップ配下のカテゴリでは必須項目。

CSVファイルを設定後、ファイルの文字コードを選択し、「データ登録確認」ボタンを押下します。

データ登録確認画面にて、インポートするカテゴリを確認します。 問題がなければ、「データ登録」ボタンを押下します。

インポートが完了したメッセージが表示されます。

カテゴリのエクスポート

登録されているカテゴリをエクスポートします。

「カテゴリ管理」画面にて、「エクスポート」ボタンを押下します。

エクスポートするCSVファイルの文字コードを選択することも可能です。

CSVファイルがダウンロードされます。