LuxorのAbout画面

Luxor Ver.2.0以降では、Luxor自身の管理画面であるAboutも更新しています。About画面にて確認可能な情報を説明します。

About画面のアクセスURL

http://<LuxorサーバのIP>:10080/solr/About

正常にアクセスする場合、下記の画面が表示されます。

図 About画面

About画面

バージョン情報

System欄より、Luxorバージョン、モジュールのビルド日付及びSolrバージョンの情報を確認することが出来ます。

About画面のバージョン情報

LuxorのSystem欄

Luxor設定ファイルの主な設定値

Setting欄より、Luxor設定ファイルsetup.confの一部設定が確認可能です。

図 About画面の設定値

LuxorのSetting欄

図 Zookeeperステータス&Queueサイズ&稼働サーバ確認

Zookeeperステータス&Queueサイズ&稼働サーバ確認

ZooKeeperステータスが"lost connection"になる場合、次の二点をご確認ください。

  • luxor.logとsolr.logには、ZooKeeperと関連するエラーログが出力されているかを確認してください。
  • LuxorサーバのTomcatサービスが落ちているかを確認してください。落ちている場合、再起動してください。

インデックス更新処理のロック実施

インデックス更新処理の停止・再開を操作することが可能です。

  • ON:更新処理を行う
  • OFF:更新処理を行わない

デフォルトはONとなります。Indexing SwitchをONに設定している場合にのみ表示されるIndexing Intervalにて、インデックス更新処理間隔を手動で指定できます。

図 インデックス更新処理のロックなし

Indexing Switch=ONの画面

図 インデックス更新処理のロック実施

Indexing Switch=OFFの画面

インデックス最適化処理のステータス確認

Core欄の"Optimize Status"列より、機能ごとのインデックス最適化処理スタータスを確認することができます。最適化処理を実行していない場合、"Waiting"で表示され、最適化処理を実行中の場合、"Running"で表示されます。

図 Optimize Status欄の表示

最適化処理ステータス確認

コアごとのインデックス登録数

Core欄より、コア毎にインデックスの登録数(size)、検索や登録の実行数(Cnt.)、平均処理時間(Avg.)及び最適化処理のステータスが確認可能です。

図 コアごとのインデックス登録数確認

コアごとのインデックス登録数

About画面の詳細情報

セクション 取得可能な情報 説明
System Luxor Revision Luxor PackageのRevision番号
Build Date Luxor Packageの最終更新日時
Solr Revision Solr のバージョン番号
Setting addAllowIps Solrへのアクセスを無条件で許可するIP
INSUITE® AP/管理サーバ、Sm@rtDB APサーバ/Luxorサーバ(複数台構成の場合)のIPアドレスを指定
addBasicIps SolrへのアクセスをBASIC認証で許可するIP
Luxor管理端末のIPアドレスを指定
iseUrl 閲覧権限をチェックするリクエストの送信先を指定するINSUITE®用パラメータ
sdbUrl 閲覧権限をチェックするリクエストの送信先を指定するSm@rtDB用パラメータ
maxHostConnections INSUITE® APサーバ1台当りの最大同時接続数
maxTotalConnections INSUITE® APサーバ全台への最大同時接続数
schemaISEVer INSUITE®のスキーマのバージョン設定
schemaSDBVer Sm@rtDBのスキーマのバージョン設定
Zookeeper サーバIP ZooKeeperのステータスを表わす。Activeは、ZooKeeperが動作していることを表わし、Lost connectionは、該当サーバのZooKeeperが落ちていることを表わす。
Queue Queue Size データ登録キューの残件数を表わす
Luxor Index Update Thread Status Luxorサーバのステータスを表す。MasterとSlaveとのどちらかで表示され、インデックス作成処理を行うサーバを明記
(インデックス作成処理のステータスのみを表し、検索処理のステータスではない。)
Master:該当サーバがインデックス作成処理を行う。
Slave:該当サーバがインデックス作成処理を行わない。Slaveサーバは検索処理が行える。
Indexing Indexing Switch インデックス更新処理の停止・再開を制御するパラメータ
ON:更新処理を行う
OFF:更新処理を行わない
デフォルトはON。ONに設定している場合、Indexing Intervalが表示され、インデックス更新処理の間隔が指定できる。
Indexing Interval インデックス更新処理間隔を手動で指定できるパラメータ。Indexing SwitchをONに設定する場合にのみ表示される項目。0~1000の整数値設定が推奨。単位:ms(ミリ秒)
Core(※1) Size Core毎のインデックス登録数を指す。
データに添付ファイルが包括される場合、1件のデータの中に添付ファイルが1 個あれば、2件のインデックスが作成される。2個あれば、3件のインデックスが作成されることをご注意ください。
リクエスト数と混同しないでください。
Query Query(検索)のCnt(実行数)及びAvg(平均処理時間) (※2)
Add Add(登録)のCnt(実行数)及びAvg(平均処理時間) (※2)
Delete Delete(削除)のCnt(実行数)及びAvg(平均処理時間) (※2)
Optimize Status インデックス最適化処理が実行中であるかのステータスを表す。
最適化処理を実行していない場合、"Waiting"で表示され、最適化処理を実行中の場合、"Running"で表示される。

※1 Coreとは、Luxorの仕組みであり、INSUITE®およびSm@rtDBの機能単位のことはコアで管理します。検索実行時にコア対象に絞って検索することができ、応答速度の改善に役立ちます。

※2 検索や登録の実行数及び平均処理時間は、Luxorサーバ起動後からの累計になります。Luxorサーバを再起動すると初期化されます。