INSUITE®︎ Ver.4.0.2 リリースノート Edition3

公開日:2017年12月13日
更新日:2018年06月20日

変更点・改修点

  • INSUITE® Ver.4.0.2では、16件の不具合修正を行っています。
  • 詳細につきましては、リリースノートをご覧ください。
  • 不具合修正の中から、修正4件をご紹介します

INSUITE アカウント連携API の同時実行により所属情報が混在する場合がある問題

前提条件

  • Ver.3.3.0 以降の環境の場合
  • /home/DreamArts/data/custom/api.dat enable_cert_api=on の場合

概要
INSUITE アカウント連携API のupdateUser, createUser メソッドは別々の対象ユーザに対して、これらを同時に実行するとユーザの所属情報が混在する不具合があり修正しました。 updateUserでは所属情報の変更を行わない場合でも事象が発生します。 メソッドを順次呼び出す場合はこの事象は発生しません。

Apache 2.4で一部の設定が反映されない不具合の修正

前提条件

Apache 2.4環境

概要

Apache 2.4環境にてpreforkの設定が反映されない事象があり修正しました。 反映されないパラメータは以下となります。設定値に関わらず以下の値として動作します。

  • StartServers = 5
  • MinSpareServers = 5
  • MaxSpareServers = 10
  • ServerLimit = 256
  • MaxRequestWorkers(2.4) = 256
  • MaxClients(2.2) = 256
  • MaxConnectionsPerChild(2.4) = 0

この事象は Ver.4.0.2 にリビジョンアップし HTTPD を再起動することで修正されます。

Oracle 12cの場合に Drop table が論理削除になってしまう問題対応

前提条件

Oracle 12cをご利用の場合

概要

データベースがOracle 12cの場合に、データ保存期間を超過したDB Tableが論理削除となり、完全に削除されない事象があり修正しました。 この事象によりINSUITE利用において直接的な影響はありませんが不要なデータが残りデータ容量を消費してしまうため、論理削除となっている DB Tableを削除する必要があります。

統合メーラ(ニュースタイル) メール移動・削除時の対象件数の表示を改善

概要

統合メーラ(ニュースタイル)にてメールを移動・削除する場合に選択中のメール件数が分からないため意図していないメールを操作してしまうことがあります。この問題を回避するために、 メール一覧画面、メール詳細検索画面からメールを選択する場合に現在選択しているメール数を表示するように改善しました。