業務プロセス定義

業務プロセス定義の画面構成

業務プロセス定義の画面は、以下のように構成されています。

※ 図の画面構成は業務プロセス編集画面です。

■ プロセスフロー画面
プロセスのフローを表示する画面です。フロー内のアクティビティおよび遷移矢印の配置がこの画面に表示されます。業務プロセスはプロセスフローに基づいて実行されます。

■ プロパティ画面
業務プロセス定義の基本情報もしくはプロセスのフロー画面にあるアクティビティ・遷移矢印のプロパティが表示されます。業務プロセス定義の詳細設定を行うにはこの画面で操作を行います。

■ ボタン操作画面
ユーザが権限を持っている操作をボタンにより実行することができます。

ドラフト版と正式版

業務プロセス定義にはドラフト版と正式版があり、どちらか1つを必ず保持する必要があります。また、1つの業務プロセス定義にドラフト版と正式版はそれぞれ1つのみ作成することができます。

■ ドラフト版
ドラフト版の業務プロセス定義は編集が可能であり、定義が不完全な状態でも保存できます。ドラフト版の状態では利用者はプロセスを開始することができず、利用するためには定義の整合性を完全な状態にして「正式版として公開」する必要があります。新規作成、再利用またはインポートされた業務プロセス定義は、「ドラフト版」として登録されます。
※ ドラフト版の編集ができるユーザは業務プロセスの定義更新権を持っているユーザのみです。

■ 正式版
正式版の業務プロセス定義は、業務プロセス定義の整合性が完全な状態で「正式版として公開」されたものとなります。正式版となったプロセス自体を編集することは出来ず、編集するためにはドラフト版を編集する必要があります。また、その際ドラフト版の業務プロセス定義を更新しても、再び公開するまでプロセス自体の権限以外の定義部分については更新されず、既に開始済のプロセスには影響を与えません。
正式版の業務プロセス定義は、公開と非公開の2つに分類されます。

■ 公開

公開された業務プロセスは実際に利用者が利用する事が可能になり、開始権を持つ利用者の「開始可能業務」に追加され、業務プロセスを開始することが可能になります。公開中は、削除できません。

■ 非公開

非公開の業務プロセス定義は利用者が業務プロセスを開始することができません。また、非公開の業務プロセス定義は削除できます。

ドラフト版と正式版の作成タイミングについては、下記の図のようになります。

表 ドラフト版と正式版の操作

操作 ドラフト版 正式版公開 正式版非公開
作成
閲覧
編集
削除
コピー
正式版として公開
公開
非公開
プロセス開始
インポート
エクスポート

※ 各操作はそれぞれの権限を持つユーザのみに限られます。権限については【業務プロセス定義の権限定義表】を参照してください。

■ 正式版とドラフト版の権限の関係について
- 正式版から作成されたドラフト版の業務プロセス定義は、編集時には正式版の権限の影響を受けます。
例)正式版に更新権限があって、ドラフト版に更新権限がなくても、ドラフト版の編集が可能です。

  • 新規作成されたドラフト版の業務プロセス定義は、編集時にはドラフト版の権限の影響を受けます。

業務プロセス閲覧画面

業務プロセス閲覧画面は、業務プロセス定義についての詳細設定を閲覧することができます。また、ボタン操作画面に表示されるボタンで各操作をそれぞれ行う事ができます。

業務プロセス閲覧画面への遷移手順

業務プロセス定義の一覧画面から対象の業務プロセス定義の「業務名」または「詳細」ボタンを押下します。
対象の業務プロセス定義がドラフト版であり、かつログインユーザが定義更新権を持っている場合、業務プロセス編集画面に遷移します。
業務プロセス閲覧画面に遷移する方法は、【業務プロセス編集画面】の閲覧画面に遷移する方法を参照してください。

※ 業務プロセス閲覧画面は、業務プロセス定義の定義閲覧権を持つログインユーザのみ閲覧可能です。

業務プロセス閲覧画面が表示されます。

■ 業務プロセス定義の詳細設定の閲覧

業務プロセス閲覧画面では、以下の項目の詳細設定を閲覧する事ができます。
- 業務プロセス定義の基本情報
- 各アクティビティの詳細設定
- 遷移矢印の設定

各詳細設定画面への遷移手順

業務プロセス閲覧画面のプロセスフロー画面とプロパティ画面で操作を行います。

① 業務プロセス定義の基本情報
プロセスフロー図の基本情報を押下すると、プロパティ画面に業務プロセス定義の基本情報が表示されます。
業務プロセス定義の基本情報についての詳細は、【業務プロセス定義の基本情報】を参照して下さい。

② アクティビティの詳細設定
プロセスフロー図に配置されている各アクティビティ名を押下すると、プロパティ画面にアクティビティの詳細設定が表示されます。
アクティビティについての詳細は、【アクティビティ】を参照して下さい。

③ 遷移矢印の設定
プロセスフロー図の遷移矢印の遷移元アクティビティにある遷移矢印名を押下すると、プロパティ画面に遷移矢印の設定が表示されます。
遷移矢印についての詳細は、【遷移矢印】を参照して下さい。

■ 業務プロセス閲覧画面の操作ボタン

業務プロセス閲覧画面のボタン操作画面に表示されます

表示されるボタンは以下となります。各ボタンを押下することで、それぞれの操作を行う事ができます。また、ユーザの持つ権限や、業務プロセス定義の種類によって表示されるボタンは異なります。ユーザの持つ操作権限についての詳細は【業務プロセス定義の権限定義表】を参照して下さい。

表 プロセス定義画面のボタン

ボタン名 説明 業務プロセス定義の
ステータス
閉じる 業務プロセス閲覧画面を閉じます。 共通
ドラフト編集 業務プロセス定義を編集できる業務プロセス編集画面に遷移します。 正式版のみ
ドラフト作成 正式版業務プロセス定義のドラフト版を作成し、業務プロセス編集画面に遷移します。 ドラフト版を持たない正式版のみ
ドラフト破棄 編集中の業務プロセス定義を破棄します。 ドラフト版のみ
削除 業務プロセス定義を削除します。 正式版非公開のみ
非公開 業務プロセス定義を非公開に設定します。 正式版公開のみ
公開 業務プロセス定義を公開します。 正式版非公開のみ
再利用 業務プロセス定義をコピーします。 共通
定義更新権の取得 業務プロセス定義の定義更新権に自分のユーザアカウントを追加します。 共通
エクスポート 業務プロセス定義をXML形式ファイルでエクスポートします。 共通
印刷アイコン 業務プロセス定義を印刷します。 共通

業務プロセス編集画面

「業務プロセス編集」画面は、業務プロセス定義についての設定を編集する画面です。
編集操作を行うことができるのはドラフト版の業務プロセス定義のみとなり、定義更新権を持つログインユーザが操作することができます。また、ボタン操作画面に表示されるボタンで各操作をそれぞれ行う事ができます。

業務プロセス編集画面への遷移手順

業務プロセス定義のドラフト版と正式版で画面遷移の手順が異なります。

④ ドラフト版業務プロセス定義の場合

業務プロセス定義の一覧画面から対象の業務プロセス定義の「業務名」または「詳細」ボタンを押下します。

業務プロセス編集画面が表示されます。

⑤ 正式版業務プロセス定義の場合

業務プロセス定義の一覧画面から対象の業務プロセス定義の「業務名」または「詳細」ボタンを押下します。

正式版の業務プロセス定義に上記の操作を行うと、業務プロセス閲覧画面に遷移します。正式版の業務プロセス閲覧画面から、「ドラフト編集」もしくは「ドラフト作成」ボタンを押下して、正式版の業務プロセスのドラフト版の業務プロセス編集画面が表示されます。

※ 正式版の業務プロセス定義で、ドラフト版が存在する場合は「ドラフト編集」ボタン、存在しない場合は「ドラフト作成」ボタンが表示されます。詳細は、【ドラフト版と正式版】を参照してください。

■ 業務プロセス定義の詳細設定の編集

業務プロセス編集画面では、以下の項目の詳細設定を変更する事ができます。

  • 業務プロセス定義の基本情報
  • 各アクティビティの詳細設定
  • 遷移矢印の設定

各詳細画面への遷移手順

業務プロセス閲覧画面のプロセスフロー画面とプロパティ画面で操作を行います。

⑥ 業務プロセス定義の基本情報

プロセスフロー図の基本情報を押下すると、プロパティ画面に業務プロセス定義の基本情報が表示され、編集できます。
業務プロセス定義の基本情報についての詳細は、【業務プロセス定義の基本情報】を参照して下さい。

⑦ 各アクティビティの詳細設定

プロセスフロー図に配置されている各アクティビティ名を押下すると、プロパティ画面にアクティビティの詳細設定が表示され、編集できます。
アクティビティについての詳細は、【アクティビティを参照して下さい。

⑧ 遷移矢印の設定

プロセスフロー図の遷移矢印の遷移元アクティビティにある遷移矢印名を押下すると、プロパティ画面に遷移矢印の設定が表示され、編集できます。
遷移矢印についての詳細は、【遷移矢印】を参照して下さい。

■ 業務プロセス編集画面の操作ボタン

業務プロセス編集画面のボタン操作画面に表示されます

表示されるボタンは以下となります。各ボタンを押下することで、それぞれの操作を行う事ができます。

表 業務プロセス編集画面のボタン

ボタン名 説明
閉じる 業務プロセス編集画面を閉じます。
ドラフト保存 編集中のドラフト版業務プロセス定義を保存します。
ドラフト破棄 編集中のドラフト版業務プロセス定義を破棄します。
ドラフト閲覧 保存されているドラフト版の業務プロセス閲覧画面に切り替えます。未保存の編集内容は破棄されます。
正式版として公開 業務プロセス定義を正式版として公開します。
正式版として公開することで、業務プロセスの利用が可能になります。
正式版確認 正式版が存在する場合、正式版の業務プロセス閲覧画面に切り替えます。未保存の編集内容は破棄されます。
インポート 外部のXML形式ファイルから業務プロセス定義をインポートします。
エクスポート 業務プロセス定義をXML形式ファイルでエクスポートします。
印刷アイコン 業務プロセス定義の閲覧画面を印刷します。

業務プロセス定義の作成

業務プロセス定義の作成方法を記載します。業務プロセス定義の作成を行う事ができるのは、全体プロセス管理者と業務プロセス追加可能者のみです。権限ユーザについての詳細は【業務プロセス定義の権限定義表】を参照してください。

手順

業務プロセス定義一覧から、「新規登録」ボタンを押下します。

基本情報を入力後、「作成」ボタンを押下します。
※ 基本情報は作成後にも業務プロセス編集画面で変更できます。

表 業務プロセス作成時の入力項目表

番号 項目名 説明
業務名 業務プロセス定義の名前を入力します。
業務名(かな) 業務プロセス定義のかな名を入力します。かな名は一覧画面で業務名によるソート時に使用されます。
業務プロセスキー 業務プロセスにキーを設定できます。
バインダおよびプロセスの依存関係を保持するには、業務プロセスキーの設定が必要です。
説明 業務プロセス定義についての説明を入力します。
※2000byteを超える文字列を入力すると、業務プロセス定義を正式版として公開時にエラーとなります。
業務カテゴリ 「編集」ボタンから業務カテゴリを選択します。選択した業務カテゴリからテンプレートに登録されている権限を継承する事ができます。
定義閲覧権 業務プロセス定義の閲覧が可能なユーザ・グループを選択します。
定義更新権 業務プロセス定義の更新が可能なユーザ・グループを選択します。
進行管理権 プロセスの進行を管理できるユーザ・グループを選択します。
開始権 業務プロセス定義を公開した際にプロセスを開始することのできるユーザ・グループを選択します。
履歴追加公開先 業務プロセスの実施後に履歴を閲覧できるユーザ・グループを追加する際に選択します。

※④についての詳細は【業務カテゴリ管理】をご参照下さい。

業務プロセス定義を作成すると、以下の画面が表示されます。

業務プロセス定義の再利用

既存の業務プロセス定義を再利用し、それを元に新しい業務プロセス定義を作成することができます。再利用したプロセスは全てドラフト版となり、操作を行ったログインユーザのアカウントが再利用した業務プロセス定義の定義更新権に追加されます。再利用が可能なのは全体プロセス管理者および業務プロセス追加可能者となり、再利用対象は、ログインユーザが閲覧可能な全ての業務プロセスとなります。ユーザの持つ操作権限については【業務プロセス定義の権限定義表】を参照して下さい。

手順

再利用の対象となる業務プロセス定義の業務プロセス閲覧画面を開き、「再利用」ボタンを押下します。

対象の業務プロセス定義がドラフト版で再利用されます。再利用された業務プロセス定義は元の業務名および業務名(かな)の先頭に【コピー】が付加され、定義更新権にログインユーザのアカウントが追加されます。

業務プロセス定義の削除

業務プロセス定義の削除について記載します。削除ができるのは業務プロセス定義の定義更新権を持つユーザのみです。ユーザの持つ操作権限についての詳細は【業務プロセス定義の権限定義表】を参照して下さい。

手順

■ 業務プロセス定義(ドラフト版)の削除

業務プロセス定義のドラフト版のみを削除します。
削除対象となる業務プロセス定義の業務プロセス編集画面で「ドラフト破棄」ボタンを押下します。

表示されるダイアログで「OK」ボタンを押下します。

業務プロセス定義が削除されると以下のメッセージが表示されます。

■ 業務プロセス定義(正式版)の削除

業務プロセス定義の正式版を削除します。正式版の削除を実行すると、存在するドラフト版も同時に削除されます。

公開中の業務プロセス定義は削除することができないため、非公開に設定します。削除対象の業務プロセス定義の詳細画面から、「非公開」ボタンを押下します。

非公開後、「削除」ボタンを押下します。

表示されるダイアログで「OK」ボタンを押下します。

業務プロセス定義が削除されると、以下のメッセージが表示されます。

業務プロセス定義の公開・非公開

業務プロセス定義は正式版として公開することではじめて、開始権を持つユーザが利用可能となります。ドラフト版では利用できません。正式版で公開した業務プロセスを利用させない場合には、非公開の状態にします。以下では業務プロセス定義の公開と非公開の切り替えの手順を説明します。

手順

■ ドラフト版の業務プロセス定義を正式版として公開

ドラフト版の業務プロセス定義を正式版として公開し、利用可能にします。
ドラフト版の業務プロセス編集画面で、アクティビティ定義と遷移矢印が正しく設定されていることを確認します。「正式版として公開」ボタンを押下します。

表示されるダイアログで「OK」ボタンを押下します。

業務プロセス定義が正式版として公開されると、以下のメッセージが表示されます。

■ 非公開の業務プロセス定義を正式版として公開

非公開の業務プロセス定義を正式版として公開し、利用可能にします。
正式版として公開するには、業務プロセス閲覧画面で「公開」ボタンを押下します。

「公開」ボタンを押下すると、以下のメッセージが表示されます。

■ 公開版業務プロセス定義の非公開

正式版で公開した業務プロセスを利用させない場合には、業務プロセスを非公開にします。
非公開にするには、業務プロセス閲覧画面で「非公開」ボタンを押下します。

「非公開」ボタンを押下すると、以下のメッセージが表示されます。

業務プロセス定義の編集

業務プロセス定義を編集する方法について記載します。
業務プロセス定義は、主に以下の3項目について編集を行います。

  1. 業務プロセス定義の基本情報
  2. アクティビティ
  3. 遷移矢印

編集対象となる業務プロセス定義の業務プロセス編集画面で操作を行います。

※ 編集は業務プロセス定義の定義更新権を持つログインユーザのみ可能です。ユーザの持つ操作権限についての詳細は【業務プロセス定義の権限定義表】を参照して下さい。

■ プロセスフロー画面による編集
プロセスフロー画面では、主に画面操作で業務プロセスのフロー図の編集を行います。以下の編集操作が可能となります。操作の詳細は各項目を参照してください。

■ プロパティ画面による編集

プロパティ画面では、主に入力による詳細設定を行います。以下の編集操作が可能となります。

手順

プロセスフロー図から、設定変更する項目をクリックします。

プロパティ画面に、クリックした項目の詳細設定画面が表示されます。

詳細設定を編集し、適用ボタンを押下して変更内容を更新します。

■ 業務プロセス定義の保存

業務プロセス定義を編集し、内容を保存する場合は「ドラフト保存」ボタンを押下します。

業務プロセス定義の定義更新権の取得

ログインユーザが業務プロセス閲覧画面から業務プロセス定義の定義更新権を取得することができます。操作が可能なログインユーザは、プロセス全体管理者のみとなります。

手順

業務プロセス閲覧画面の「定義更新権の取得」ボタンを押下します。

業務プロセス定義の基本情報の定義更新権にログインユーザのアカウントが追加されます。

業務プロセス定義の印刷

業務プロセス定義を印刷する方法について記載します。印刷対象となる項目は以下となります。

  • 業務プロセス定義のプロセスフロー図
  • 業務プロセス定義の基本情報
  • 各アクティビティの詳細
  • 開始バインダ定義の定義情報

手順

業務プロセス閲覧画面および業務プロセス定義の編集画面で、 「印刷」アイコンをクリックします。

以下のように印刷プレビュー画面が表示されます。ブラウザのメニュー、または、 「印刷」アイコンから、印刷を実行する事ができます。

業務プロセス定義のインポート

業務プロセス定義のインポートについて記載します。インポートする手順は新規インポートと更新インポートの2通りがあります。新規インポートは、全体プロセス管理者および業務プロセス追加可能者が実行できます。更新インポートは業務プロセス定義がドラフト版で、定義更新権を持ったユーザが実行できます。ユーザの持つ操作権限についての詳細は【業務プロセス定義の権限定義表】を参照して下さい。

手順

■ 業務プロセス定義の新規インポート

業務プロセス定義一覧画面の下部にある「インポート」ボタンを押下し、プロセス定義のインポート画面に遷移します。

参照ボタンを押下して、インポートするプロセス定義ファイルを選択します。

インポートする定義ファイルを選択後、「インポート」ボタンを押下します。

プロセス定義がインポートされ、業務プロセス定義編集画面に遷移します。インポートされた業務プロセス定義は元の定義に関わらず、ドラフト版になります。

■ 既存の業務プロセス定義へのインポート

既存のドラフト版の業務プロセス定義にプロセス定義ファイルをインポートする方法を記載します。
以下のインポート操作を行いますと、元の業務プロセス定義の内容は全て上書きされます。

業務プロセス定義一覧からインポートで上書きしたい業務プロセス定義の業務プロセス編集画面を開き、「インポート」ボタンを押下します。

※インポート時、定義ファイル内の権限設定をインポートするか、ログインユーザで設定し直すか選択が可能です。ログインユーザで設定し直した場合は、「定義閲覧権限」と「履歴追加公開先」をクリアし、「定義更新権」、「進行管理権」と「開始権」にログインユーザを設定します。

業務プロセス定義のエクスポート

Sm@rtDBから業務プロセス定義のエクスポートについて記載します。

定義閲覧権を持つユーザは、業務プロセス定義をエクスポートすることができます。ユーザの持つ操作権限についての詳細は【業務プロセス定義の権限定義表】を参照して下さい。 エクスポートされた業務プロセス定義はXML形式のファイルとなります。また、ドラフト版と正式版では以下のようにファイル名が異なります。

ドラフト版:"process_DRAFT_" + プロセスID + ".xml"
正式版:"process_LATEST_" + プロセスID + ".xml"

手順

エクスポートする業務プロセス定義の業務プロセス閲覧画面および業務プロセス編集画面の、「エクスポート」ボタンを押下します。

ファイルのダウンロードダイアログが表示されます。表示に従ってファイルのダウンロードを行います。

業務プロセス定義のリビジョン

業務プロセス定義のリビジョンについて記載します。定義閲覧権、定義更新権、進行管理権、全体プロセス管理者のいずれかの権限を保持するユーザは、業務プロセス定義のリビジョンリストを表示することができます。
リビジョンを確認したい業務プロセス定義を開くと、下記画面のように「リビジョン」ボタンが表示されます。

「リビジョン」ボタンを押下することで、リビジョンリストが表示されます。

業務プロセス定義の依存関係と一括エクスポート/インポート

業務プロセス定義の依存関係について記載します。定義閲覧権を持つユーザは、業務プロセス定義の依存関係を表示することができます。

依存関係を確認したい業務プロセス定義を開くと、下記画面のように「依存関係」ボタンが表示されます。

「依存関係」ボタンを押下することで、依存関係が表示されます。 「依存関係ツリー」表示を選択すると、依存関係のある業務プロセス、バインダがツリー表示されます。 階層やズームを指定することができます。

「インポート順」表示を選択すると、依存関係のある業務プロセス、バインダがリスト表示されます。 業務プロセス、バインダにチェックを付けて「エクスポート」ボタンを押下すると、選択された各定義が一括でエクスポートされます。 一括エクスポートした際の定義ファイルの拡張子は「.sdp」となります。 エクスポート列のアイコンをクリックすると、各定義が個別にエクスポートされます。

一括エクスポートした定義ファイルは、業務プロセスの新規インポートと同様に、インポートすることができます。 業務プロセス定義一覧画面の下部にある「インポート」ボタンを押下し、インポートする定義ファイル(.sdp)を指定します。

定義ファイルを選択後、「インポート」ボタンを押下すると、確認画面が表示されます。

親キャビネット、業務カテゴリを設定の上、「インポート」ボタンを押下します。

既存のキーと重複している定義が存在している場合は、新規インポートするか、上書きするか確認します。 新規インストールを選択した場合は、キーが空で登録されます。

※定義のインポート時、定義ファイル内の権限設定をインポートするか、ログインユーザで設定し直すか選択が可能です。ログインユーザで設定し直した場合は、「定義閲覧権限」と「履歴追加公開先」をクリアし、「定義更新権」、「進行管理権」と「開始権」にログインユーザを設定します。