Sm@rtDB_Luxorインデックス見積りシート

本シートについて

<概要>

Sm@rtDBの全文検索エンジンにLuxorを使用する場合に必要となる容量を見積もる資料です。

<前提>

本シートは、Sm@rtDB Ver.3.2.0を対象に検証したものとなります。

<インデックス見積シート利用方法>

  • 1) 見積に必要な「定数」を入力します。「定数」シートに必要な数値を入力します。利用年数のみ入力可能ですが、基本的には変更する必要はありません。
  • 2) 既存システムが存在している場合はシート「既存のDBとNFSのサイズから見積」を利用します。
    新規でシステムを構築する場合はシート「想定値から見積」を利用します。

各シートのオレンジ色のセルにパラメータを指定しインデックスサイズを求めます。データベースサーバ、NFSサーバの必要な容量が算出されます。インデックスサイズは合計欄に表示された数値となります。入力イメージは各【入力例】をご覧ください。

Sm@rtDB_Luxorインデックス見積りシート.xlsの原本へのアクセス

Sm@rtDBのLuxorインデックス作成時間・容量を見積もる場合、下記のEXCEL原本をダウンロードして、ご利用ください。下記ではEXCEL内の自動計算のイメージを載せています。

Sm@rtDB Luxorインデックス容量見積シート Edition2

<各シートについて>

  • 1) シート「定数
    全体にかかわるパラメータを指定します。基本的に変更する必要はありません。
  • 2) シート「既存のDBとNFSのサイズから見積
    (単位はMegaByte です)このシートでは既存のDB、NFSのサイズからLuxorのインデックスに必要な容量の計算を行います。
  • 3) シート「想定値から見積
    このシートでは1か月あたりに登録される文書数やバインダ数のパラメータからLuxorのインデックスに必要な容量の計算を行います。

<注意事項>

  • a) 本計算シートの値はSm@rtDB Ver.3.2.0をもとに計測しています。
  • b) 本資料では経年により、データベースのインデックスサイズが肥大化することに関して考慮しておりません。適宜、INDEXの再構成(リビルド)などを実施することを推奨します。
  • c) 本資料による見積もり結果は、実測値をもとにした結果ですが、あくまでも目安であり、厳密なサーバ容量を保障するものではありません。本資料による見積もり結果と、実際の運用でのディスク使用量に差異が生じた場合でも責任は負いかねますので、ご了承ください。

共通設定値等の定数

共通設定値等の定数
バインダあたりの定数 2.1
アプリあたりの定数 3.6
プロセスあたりの定数 2.4
文書あたりの定数 2.8
添付ファイルあたりの定数 2.8
バインダあたりのデータ量 4115.0 Byte
アプリあたりのデータ量 147456.0 Byte
プロセス実施あたりのデータ量 208.0 Byte
文書あたりのデータ量 9108.0 Byte
アクティビティ実施あたりのデータ量 198.0 Byte

既存のDBとNFSのサイズから見積もり

ご利用環境での既存のDBとNFSのサイズから、Luxorインデックスサイズを見積ることができます。

インデックス容量見積

既存のDBとNFS

上記はシートのイメージとなります。Sm@rtDB Luxorインデックス作成時間・容量を見積もる場合、EXCEL原本をダウンロードして、ご利用ください。

Sm@rtDB_Luxorインデックス見積りシート.xls

ご利用方法

1) ご利用のDBサーバで下記のSQLを実行し、各データのサイズを取得してください。
   取得したデータを①~④のインデックス対象のデータ量(MB)の欄に入力してください。

$ sqlplus hibiki_admin/hibiki_admin@【DBサーバのアドレス】/hibikidb

①バインダのデータサイズを取得するSQL

select sum(bytes) / 1024 / 1024
from user_extents
where segment_name = 'TBL_BRD_BINDER'
or segment_name = 'TBL_BRD_BINDER_ADMIN'
or segment_name = 'TBL_BRD_BINDER_ROLE'
or segment_name = 'TBL_BRD_BINDER_PROPERTIES'
or segment_name = 'TBL_CAB_CABINET'
or segment_name = 'TBL_CAB_COMMENTS'
or segment_name = 'TBL_CAB_ADMINISTRATORS';

②アプリのデータサイズを取得するSQL

select sum(bytes) / 1024 / 1024
from user_extents
where segment_name = 'TBL_IMP_APP'
or segment_name = 'TBL_IMP_COMMENTS'
or segment_name = 'TBL_IMP_LINKS';

③プロセスのデータサイズを取得するSQL

select sum(bytes) / 1024 / 1024
from user_extents
where segment_name = 'TBL_WF_ICOMMENT'
or segment_name = 'TBL_WF_IPRC'
or segment_name = 'TBL_WF_IEXEC';

④文書のデータサイズを取得するSQL

select sum(bytes) / 1024 / 1024
from user_extents
where segment_name like 'TBL_BRD_DATA_%';

2) ご利用のNFSサーバで下記のコマンドを実行し、バインダ毎の添付ファイルのサイズを取得してください。
    取得したデータを⑤のインデックス対象のデータ量(MB)の欄に入力してください。

⑤添付ファイルのサイズを取得する(バインダ毎に実施)

#du -sm /var/hibiki/data/brd/0/0/0/0/10000/{binder_id}

※注意:
このコマンドではインデックス作成しない対象である画像ファイルも含まれる。従って、容量見積りは少し多めになると想定しています。

【入力例】Sm@rtDB Luxorインデックス見積

既存のDBとNFS例

想定値から見積もり

ご利用になるバインダ数や文書数の想定数から、Luxorインデックスのサイズを見積ることができます。

インデックス容量見積

想定

上記はシートのイメージとなります。Sm@rtDB_Luxorインデックス見積りシートの原本を利用する場合、ここをクリックして、EXCEL版のシートをダウンロードしてください。

Sm@rtDB_Luxorインデックス見積りシート.xls

ご利用方法

Sm@rtDBを利用する際に想定されるパラメーター値を想定値欄に入力してください。

①1か月に作成されるバインダ数の想定値を入力してください。       
②一文書に紐付く添付ファイルの平均件数     
③1か月に登録される全文書数の想定値を入力してください。        
④添付ファイル1つあたりのサイズの平均値をKbyteで入力してください。        
⑤1か月に登録されるIMPアプリの数の平均値を入力してください。        
⑥1か月に開始されるプロセスの実施数の平均値を入力してください。        
⑦1か月に実施されるアクティビティ数の平均値を入力してください。

【入力例】Sm@rtDB Luxorインデックス見積

想定例